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【日 時】 2006年10月1日(日) 【行き先】 荒島岳 【天 気】 曇り雨 【メンバー】 囲炉裏メンバー12名 【コース・タイム】 勝原スキー場駐車場 10:30 スキー場上部 11:25 シャクナゲ平 13:10 シャクナゲ平 13:50 頂上 14:55 頂上 15:20 シャクナゲ平 16:00 スキー場上部 17:10 勝原スキー場駐車場 17:40 |
今回のトラックログ |
囲炉裏のこまくささんが主催される「百名山荒島岳」日帰りオフがアップされたので、久しぶりに現地集合で参加させていただいた。登り口から頂上までの高度差1,200mということで、この夏も本格的な山歩きをしてない私には少し不安であったが。 | ||
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勝原スキー場駐車場 | 登り口の案内板 | |
皆さんは大阪を7時半頃に出発とのことで、私は時間を見計らって家を出発。敦賀ICからかなりゆっくりで、集合地の勝原スキー場の駐車場に10時過ぎに到着した。今日は空模様がかなり怪しく、こまくささんにTELしたらまだ福井ICの手前ということで、一足先に登らせていただくことにした。 | ||
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ツリフネソウ | ヤクシソウ | |
実は、今日の行程はかなり厳しく、花の写真など撮る余裕がないだろうということを考えての先発だった。スキー場から最初の登りを上がったところに早速ピンクの綺麗な「ツリフネソウ」や黄色の「ヤクシソウ」が咲いていた。そして少しコースから外れた斜面に紫の「アキチョウジ」が咲いていたのでカメラにおさめた。 | ||
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アキチョウジ | スキー場上部へ | |
今のところ雨具を着るほどではないが、いつ本降りになるかわからない天気だ。お年寄りの夫婦が、天気が悪くなってきたので頂上をあきらめ途中から引き返して来たと下っていかれた。間もなくスキー場の上部に到着。 | ||
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ブナ林の登り道 | イナカギク | |
ここからいよいよ素晴らしいしかも長いブナ林の登りが始まった。斜度も適度でそれほときつくはない。それよりも出会う方はほとんどが下る方ばかり、これから登る人はいないようだ。本隊の動向が気になるがとにかくシャクナゲ平までは行こうと考えていた。 | ||
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ブナ林の登り道 | クルマバハグマ | |
ブナ林の途中から今回花が見頃でたくさん咲いていた「クルマバハグマ」に出会った。どれも立派な花ばかりで、丁度花の見頃であった。おなじハグマの仲間で、さらに地味な「オクモミジハグマ」も少し咲いていた。 | ||
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オクモミジハグマ | カメバヒキオコシ | |
そしてシャクナゲ平の手前の鞍部になったところで紫色の「カメバヒキオコシ」の小群落に出会った。これだけかたまって咲いているととても綺麗だった。さらに「テンニンソウ」もすぐそばで咲いていた。本隊と一緒ならこんなにゆっくり写真は撮れないだろうと思った。 | ||
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テンニンソウ | シャクナゲ平 | |
シャクナゲ平に着いたらすでに午後1時をまわっていたので、ここでお昼にすることにした。そのうち本隊が追いついてくれると考えた。ところが食べ始めてすぐに雨が本降りとなってきたので、大急ぎですませ雨具を着てとにかく頂上へ急ぐことにした。 | ||
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階段の急登が続く | アキノキリンソウ | |
さすがにこの辺りからは登り道に階段が続き高度が上がっていく。黄色が鮮やかな秋の代表花「アキノキリンソウ」が見事に咲いていて、息があがり、つらくなってきた登りを和らげてくれる。残念ながらたくさん咲いていた紫の「リンドウ」は天気が悪いためどれも蕾んでいた。 | ||
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蕾んでいるリンドウ | バンダナショット | |
3時前になんとか登頂することができた。本隊はまだ追いついてくれない。こまくささんにTELしたら、後5分で頂上との返事で、ほっとする。シャクナゲ平を少し登って一人の下山者に出会ってから誰にも会わなかったので少し不安がよぎっていた。しばらくしたら本隊が登ってきてここで合流、早速バンダナショットを撮ったが、雨とガスでほとんど視界はない。 | ||
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雨でガスる頂上 | トリカブト | |
しかしこんな時刻に登頂する山登りも珍しい。本隊は標高差1,200mを丁度3時間で登ってきたとか。かなりのハイペースだ。頂上からの眺めは皆無であるため、20分くらいで下山した。天気がよければ、視界のきく山だけに白山をはじめ福井の山々が綺麗だろうと思った。頂上にはきれいな紫の「トリカブト」も咲いていた。 | ||
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再びシャクナゲ平 | ブナ林を下る | |
下りの道は雨で滑りやすく歩きにくかったが、時刻が時刻だけにハイペースだった。もうこの山にいるのはわれわれだけだろう。再びシャクナゲ平を過ぎたあたりからのブナ林。新緑の頃や紅葉の頃、天気が良ければ素晴らしいコースだろうと思う。ぜひもう一度訪れたい山だ。またさえぎるもののない頂上を考えると冬山もそれ以上に素晴らしいだろう。囲炉裏のメンバーとは下り道だけ一部の方と話ができた。新しくたくさんの魅力的な方が入会されていた。久しぶりのオフは天気に恵まれなかったが、とてもとても楽しかった一日だった。 | ||