新発見大カツラを見て蛇谷ヶ峰へ
【日 時】 2006年11月26日(日)
【行き先】 蛇谷ヶ峰
【天 気】 曇り
【メンバー】 囲炉裏村メンバー7名

 (こごせ、寅、ぐりーん、pikku、ぐー、どんかっちょ!、シャラ
【コース・タイム】
 朽木いきものふれあいの里  9:00  
 駐車場
 新発見大カツラ         10:15
 カツラの谷           10:55
 蛇谷ヶ峰頂上         12:10
                   12:25
 東屋(鍋会食)         13:30
                   15:00
 
今回のトラックログ
 10月の囲炉裏村の例会に久しぶりに参加したとき、何度か山を一緒に歩いた会員のPIKKUさんから、先日新聞にも掲載されていた朽木で新たに見つけられた大カツラを11月の最終週にでも案内して頂けないかと依頼された。私も地元の会でそのことは聞いていたが、詳しくは知らなかった。たまたま、案内予定日の前日に地元の会でこの新大カツラの観察会があり、ちょうど下見を兼ねて参加し、場所等を確認することができた。
カツラの谷入口 落ち葉の絨毯の登山道
 当日26日は6名の囲炉裏メンバーが大阪から来られた。当初天空の駐車場に集合し、先に蛇谷ヶ峰に登頂した後、カツラの谷経由で下る計画をしていたが、天候予報が怪しく、先に新発見大カツラを見てから蛇谷に登った方がいいだろうと判断し、集合場所も9時に朽木いきものふれあいの里駐車場にしてもらった。登り口のカツラの谷入口には通行禁止の看板があるが、これは昨年の大雪で一部崩れているところがあるためであり、自己責任で入らせてもらった。
小休止 新発見大カツラ
 登山道は落ち葉の絨毯状態でとても気持ちがいい。まず黄色い葉っぱの「ダンコウバイ」や「タカノツメ」が見られた。またしばらく登るといつもの大イヌブナの木が現れる。まだ全部の葉が落ちてはいなくて良かった。大カツラへのアプローチも昨日の下見で登ったところを逆に激下りしたが、コースを少しはずしてしまった。また、登りも昨日の下ったところを登る予定が一谷手前を登ってしまったようだ。このメンバーであれば、このくらいのバリエーションは許されるだろう。でも山での道のないルート歩きは難しいものだ。
バリエーションルート登る 元祖カツラの谷の紅葉
 その後、本道に戻り、元祖のカツラの谷のカツラのところに時間をかかって到着。やはり新カツラに比べると少し小さい感じだ。ただチドリノキの黄葉がものすごく綺麗だった。ここで小休止をして出発した。
いよいよ急登 紅葉と小滝
 ここから急な登り道となってきた。よく考えると何回もこのルートを歩いているが、晩秋の時期に歩いたことは記憶にない。広葉樹の向こうに小さな滝も見えている。この辺りまでは素晴らしいコースだと改めて感じた。
落葉した樹木 間もなく頂上
 さらに登っていくとさすがにすべての樹木が落葉している。そして頂上が近づくと下界の風景が見えてくる。登頂は昼を少しまわったが、今にも雨が降りそうであり、風もあるので、お昼に予定されている鍋は、下界へ下ってからゆっくりやることになった。
囲炉裏恒例バンダナショット 琵琶湖と高島平野
 それで頂上では恒例の囲炉裏バンダナショットを撮って間もなく下山した。頂上からの眺めも天気のためあまりよくない。それでも琵琶湖や高島平野の風景が眼下に広がった。
下りのイヌブナの紅葉 シロモジの黄葉
 下りはひたすら下り、コースタイムの2/3の1時間しかかからなかった。それでも途中にはイヌブナやシロモジが綺麗に紅葉している場面に出合い思わず立ち止まって写真を撮った。
東屋で鍋・男性諸氏 東屋で鍋・女性諸氏
 そして、女性陣が下って来るのを待って、ちょうどいい東屋を見つけて鍋タイムとなった。お腹もかなりすいてきたし暖かい鍋はとても美味しかった。たくさんの具材や鍋を準備して下さった女性諸氏に感謝である。ゆっくりと時間をかけてこの場所を独占して紅葉鍋を楽しんだ。皆さんはその後、天空へ入浴されて帰られるということで、私はここで失礼した。
 それにしても、晩秋の山歩きも楽しいものだ。天気も結局なんとかもってくれて、合羽を出すこともなかった。新発見大カツラも素晴らしかったが、独占状態での紅葉鍋もそれ以上に素晴らしく美味しかった。今日の楽しい一日を感謝したい。