花の宝庫 伊吹北尾根縦走

【日 時】 2007年8月26日(日)
【行き先】 伊吹山北尾根
【天 気】 晴れ
【メンバー】 朽木いきものふれあいの里友の会員 28名

【コース・タイム】
 
静馬ヶ原(スタート)   9:50
 燕平           12:00  12:30
 御座峰         13:20
 大禿山         14:00  14:10
 国見岳         15:00  15:15
 国見峠(終了)     16:10
今回歩いたトラックログ
ドライブウエイ取り付き口下車
静馬ヶ原へ下る
 花の宝庫と言われる「伊吹山北尾根」を縦走するという企画が以前から持ち上がっていたが、今年ふれあいの里との共催行事として、県バスを出していただくことで実現した。このコースを日帰りですべて縦走するには、今のところドライブウエイの静馬ヶ原口でバスを下ろしてもらって、岐阜県側の国見峠まで迎えにきていただかないと不可能ということである。そんなわけで値打ちのある企画に初日から申し込みが殺到し、すぐに定員(バスの乗車人員)の28名になってしまったようだ。
アップダウンの尾根路
炎天下の縦走
 ドライブウエイの取り付き口で下車した参加者は、早速静馬ヶ原へとくだる。ここは一つの鞍部となっていて固有種の「イブキレイジンソウ」をはじめたくさんのお花が咲いていた。ここから尾根路への登り返しがきつい。
御座峰
樹林帯を行く
 アップダウンのある尾根路が延々と続き、今日の天気は良すぎてしかも風がなく、真夏の山歩きの様相となった。途中の一つ目の頂、燕平の近くで昼食をとったが、行程がきついので、十分な時間もとれなかった。花は秋口のがたくさん見られ、珍しい花もあった。さすがに花の宝庫と銘打っただけのコースだ。
尾根路は続く
大禿山
 それにしても、カンカン照りという表現がぴったりの日、途中コースの中間の御座峰を過ぎてもまだまだ前方にアップダウンの尾根路が望める。今回も我が会28名が狭いコースを独占して歩くこととなったが、他の登山者にはほとんど出会わなかった。伊吹山への登山者は多いだろうが、こちらの尾根まで回る方は少ないようだ。
樹林帯で大休止
最後の頂へ
 このコースは、炎天にさらされるところと、樹林につつまれるところが交互にあり、今日のような天気では、樹林帯に入るとほっとする。どれだけ水分をとっただろうか。汗が目の中に入ってくる。それでも全員元気で最後手前の頂、大禿山を越えていく。
樹林帯で小休止
国見岳からの眺望
 そして、気持ちのいい樹林帯で小休止をした後、最後の頂、国見岳へ到着。ここまで来るとあと少し。コースを少しはずれたところから向かい側の霊仙山の頂がしっかりと見えている。
最後の激下り
国見峠へ到着
 国見岳から後は下りのみだが、ここからの下りはかなりの激下りだ。ロープも張っているところもある。1時間弱の下り道でやっと今回の終点国見峠へ到着することができた。取り付き口まで運んでくれたバスが待っていてくれた。
国見峠より伊吹山
集合写真
 国見峠から本山の伊吹山が綺麗に眺められた。結構長い尾根道を歩いてきたものだ。伊吹山をバックに全員で記念写真をとる。目的の花もたくさん見られたが、炎天下の中を歩き通せた満足感がみなぎっているようにみえる。念願だった伊吹北尾根を会の行事として無事に終了できたこと感謝したい。
イブキレイジンソウ ミツバフウロ シデシャジン
モミジガサ ツルガシワ マネキグサ
ギンバイソウ ヒメフウロ フシグロセンノウ
ヒナノウスツボ オオカモメズル オオキツネノカミソリ
マルバノホロシ ジャコウソウ ミヤマママコナ
伊吹北尾根で出会った花


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