国境スキー場から若狭乗鞍岳へ

【日 時】 2007年9月22日(土)
【行き先】 若狭乗鞍岳
【天 気】 晴れ
【メンバー】 朽木いきものふれあいの里友の会員 39名

【コース・タイム】
 国境スキー場入口スタート  9:50
 ゲレンデ最上部        10:05
 鉄塔              12:00
 乗鞍岳頂上        12:45 13:35
 在原集落下山         15:15
  (終了)
今回歩いたトラックログ
国境スキー場から
ゲレンデを登る
 今回も朽木いきものふれあいの里友の会の企画として、若狭乗鞍岳を登ることになった。この山域へはあまり入ってないので、新鮮なのか前回の伊吹北尾根を上回る39名がこの企画に参加した。前回はバスが出て良かったのだが、今回は2台の車を先に下山地の在原集落にデポしておき、7台に分乗して出発地の国境スキー場へ移動した。
最初は急坂
視界が開ける
 最初はススキが風になびいているスキー場のゲレンデを登るのだが、天気が良すぎて前回の伊吹北尾根と変わらないくらい暑い天気だ。今日もたくさん水分をとらないと熱中症になりそうである。
竹生島も望める
再び樹林帯へ
鉄塔で小休止
頂上で集合写真
 2時間余かかってやっと鉄塔へ到着。みんなたくさん汗をかいている。この場所は風が出てきて心地よかった。さらに40分歩き頂上へ。登りには少し予定より時間がかかった。頂上で昼食後恒例の集合写真を撮った。バックの空は真っ青で天気は良すぎる感じである。
下山開始
急な下り道
 頂上からまっすぐ進むと電波塔らしき鉄塔があるが、われわれは左におれて在原の集落方向へ下る。ほとんど樹林帯の中なのだが、この道と併走してりっぱな林道も続いている。
タマゴタケ1
タマゴタケ2
 どうもこのコースには植物は少ないようだ。その代わりキノコ類はこの下り道でたくさん見られた。去年キノコは少なかったが、今年は豊作の年だろうか。白や赤のキノコがたくさん出てくるが、名前は同定するのは難しそうだ。この見事なキノコは「タマゴタケ」というそうだ。
舗装林道を下る
最後の植物同定
 途中でいったん併走していた林道にでると植生がかわるのか、やっとアキチョウジやシロヨメナ、イヌコウジュ等秋の野草が出てきた。ここでも植物の同定会が熱心に行われた。
林道を下る
終点在原集落到着
 下りはけっこういいペースで歩き、秋の風景がひろがる在原集落へは予定通り3時15分に下りてきた。ここで運転者は登山口まで車の回収に出かけ、再び戻ってこの地で閉会解散となる。もちろんマキノ駅までみんなをおくった。今日歩いたコースの途中までは、今高島市が進めている中央分水嶺高島トレイルの出発コースとダブっている。そんな意義のあるコースを1日かけて楽しく歩くことができたことに感謝したい。
「乗鞍岳に咲く花」のページへ
 ゲレンデ上部からは普通の登山道になったが、39名もの参加者では列が長く伸びきってしまう。最初の樹林帯を抜けると少し視界が開けて湖北の山々や琵琶湖には竹生島が綺麗に望めた。展望は素晴らしいコースである。秋の植物の方は今のところ少ないが、ヤマボウシの実がたくさんついていて美味しくいただくことができた。