高島トレイル オニュウ峠からナベクボ峠へ

【日 時】 2007年11月3日(土)
【行き先】 中央分水嶺高島トレイル
      オニュウ峠〜ナベクボ峠
【天 気】 曇り
【メンバー】 朽木いきものふれあいの里友の会員43名

【コース・タイム】
 オニュウ峠スタート    10:30
 オクスゲノ池(昼食)    12:30  13:10
 ピーク803         13:20
 ナベクボ峠          14:25
 若走路谷下山口(終了)  14:50

今回歩いたトラックログ
ふれあいの里で開会セレモニー
オニュウ峠到着
 10月28日、正式に認定を受けた中央分水嶺高島トレイル。友の会では年度当初の計画で最も紅葉の綺麗な時期にこのコースを歩く計画をたてていた。相変わらずの大人気で今回も43名の大部隊となった。車2台を下山口の若走路谷口にデポしておき、8台の車は紅葉の林道をオニュウ峠まで入った。
若狭湾(日本海)側を眺めて
登行開始
 天気予報では快晴のはずだったが、予想に反して曇っていた。しかし、オニュウ峠からは反対側に若狭湾(日本海)を綺麗に望む事ができた。
紅葉の道を登る
紅葉の山々を眺めて下る
 今回のコースは、おそらくトレイルコースとして認定されるまではほとんど歩く者はなかったと思われる。でも認定コースとなったことできっと歩く方が増えるだろう。そんな素晴らしいコースだと思う。わずか5.2kの尾根道歩きだが、アップダウンがけっこう多く歩きがいもある。
ナメコ
最高の樹林帯
 秋の山歩きの楽しみであるたくさんのキノコにも出会えた。まずはナメコ。たくさんついていたが、まだ小さかった。来週くらいが食べ頃ということだった。昨年ももう少し北のトレイルコースの途中で立派なナメコをいただいたことを思い出した。
キッコウハグマ
ツキヨタケ
 さすがにこの時期草花はほとんど見られなかったが、それでもキッコウハグマの終わりかけに出会えた。2番目のキノコはツキヨタケ。こちらは食べられそうにないキノコだ。
馬の背道
ブナの紅葉道を行く
 コースは当然尾根道歩きであるが、けっこう尾根の幅が狭いところがあった。狭い尾根道にもブナが生えているのは素晴らしい。その他にも、ウリハダカエデ、ヤマボウシ、アズキナシ、ナナカマド、カナクギノキ等々広葉樹のオンパレードの紅葉に出会えた。
オオイワカガミの道
ナラタケ
 さらに進んで行くとものすごい数のオオイワカガミの葉っぱが見られた。きっと5月のGWの頃には綺麗な花を咲かせるのだろうと想像した。また、りっぱなナラタケらしきキノコにも出会った。
オクスゲノ池へ
ブナ林に陽がさす
 コースのちょうど真ん中あたりに地図上で「オクスゲノ池」というのが載っていたが、実際には池というより大きな水溜まりのようだった。でもこの周辺は細身のブナが林立していてとても素晴らしい空間だったので、みんなここでお昼をとった。食事中、太陽が照ってきて、陽が当たるとブナ林が黄葉に輝いた。
ブナをバックに43名の集合写真
名もないピークで
 素晴らしいブナ林をバックに43名の集合写真を撮った。ほとんど顔はわからないが、みんな笑っていて満足な顔だった。こんなに素晴らしい空間をわれわれだけで占領できたのだから。
ミヤマママコナ
高島トレイルの標識
 食後も3度のアップダウンを繰り返して歩いて行くと、途中で紫の可愛いミヤマママコナに出会うことができた。そしてやっとトレイルコース上の終点、ナベクボ峠に到着。ここには「高島トレイル」の標識がしっかり立ててあった。
ナベクボ峠到着
若走路谷大トチの紅葉
 運転手はオニュウ峠にデポしてある車の回収に向かうため、先に若走路谷を下る。途中には紅葉した立派なトチの樹もあった。そしてゆっくり下山してきた参加者と針畑ルネッサンスセンターに集結してここで解散となった。本日も紅葉の一番素晴らしい時期にトレイルトレッキングがたくさんの参加者で無事終了できたことを喜びたい。