雪の柳生街道石仏巡って芳山まで

  【日 時】 2008年2月3日(日)
  【行き先】 芳山
  【天 気】 雪
  【メンバー】 囲炉裏メンバー13名

  【コース・タイム】
   近鉄奈良駅前出発    9:08  
   (スタート)
   柳生街道入口      9:55
   首切り地蔵       10:35
   芳山登り口       11:35
   芳山頂上        12:00
   峠の茶屋 昼食    12:45
                 13:15
   鶯の滝          14:05
   若草山          15:05
   近鉄奈良駅       16:30
   (ゴール)
今回歩いたトラックログ
近鉄奈良駅前
猿沢の池
 今回はmayumi&蓮さん主催の「はんなりオフ」に参加させてもらった。昨年もこの時期に行われた金剛山樹氷オフ以来だ。奈良の街から滝坂の道を芳山、春日原始林と石仏を巡りながら歩くという企画らしい。しかし、天気はあいにくの雪模様で寒そうだ。それでも集合地の近鉄奈良駅前には12名ものメンバーが集合した。
柳生街道入口
寝仏
 駅前で簡単な自己紹介をした後、すぐに出発。商店街を抜け、猿沢の池を右手に見て進んで行くと早速遊んでいる鹿さんに遭遇する。そしてさらに50分ほどで柳生街道入口に到着。ここで囲炉裏のメンバー濱やんさんが何処からともなく現れる。以降は13名のメンバーで行動をともにする。
雪の登り道
朝日観音
 このあたりから空の霙が雪へと変わり、石畳の登り道も白く塩をまいたようになってきた。そして、寝仏を最初に朝日観音といよいよ石仏巡りが始まる。それにしてもみんないいペースで歩いている。
首切り地蔵
林道も雪
 さらに首切り地蔵、地獄谷石窟仏と古の石仏を巡り、一端はかなり雪の積もった車道に出るがすぐに石切峠へと続く登山道に入って行く。雪はだんだんと増えていくが、念のために持ってきたアイゼンを付けるほどでもない。
地獄谷石窟仏
積雪が増えてきた
 石切峠からは再び車道を歩くこととなり、やがて有名な「峠の茶屋」に到着する。この周辺の観光ガイドには必ず載っているという。ただし昼食は芳山まで登り、引き返してからここの軒先を借りることとなる。ここをさらに進んで行くと綺麗な公衆トイレがあり、そこから芳山への登りが始まる。
峠の茶屋
芳山へ
 芳山は「ほやま」あるいは「ほうやま」と読むことをmayumiさんから教えてもらう。登り口から30分足らずで517mの頂上に到着したが頂上は狭く、眺望も何もない。頂上と気づかず行き過ごしてしまいそうだ。三角点にふれてから全員来た道を引き返す。
芳山頂上
軒先を借りて昼食
 再び峠の茶屋に戻りここの軒先を借りて昼食をとる事になった。無料では借りられないので、みんな味噌汁や草餅など何か一品を注文した。私は草餅にしたが、130円にしては素朴な味でとても美味しかった。
春日山石窟仏
鶯の滝
 先を急ぐこととなり、お昼は30分で出発。次は鶯の滝へ。途中で春日山石窟仏のところにも立ち寄る。私は、たくさん見た石仏の中でここの石仏が一番気に入った。鶯の滝は名の通りおとなしい感じの滝だった。
雪の若草山頂上から
鹿の群れ現る
 さらに進んで本日の最後のスポットは若草山。全くの雪山になっていた。ここで、みんなで恒例のバンダナショットを撮ろうとしていたら鹿の群れがやってきたので、鹿が背景に入るよう全員屈んでのショットとなった。紅葉に鹿でなくて、今日は雪に鹿である。
鹿を背景にバンダナショット
雪のなくなった帰路
 ここからは下るのみで、100mも下らないうちに多かった雪もすべて消えてしまい、その代わり観光客が多くなってきた。われわれも、ハイキングモードから奈良観光モードに切り替えているうちに出発の近鉄奈良駅に到着した。GPSの積算距離は17km弱を示していた。今日は雪の中みんなほんとによく歩いたものだ。改めて囲炉裏メンバーのタフさに驚いた。近くの居酒屋で反省会をしてから解散した。今日も心地よい疲労が残る充実した1日だった。
地獄谷石窟仏