生駒ぬかた園地の紫陽花プロムナードから生駒山に登り暗峠へ

 【日 時】 2008年6月28日(土)
 【行き先】 生駒山
 【天 気】 曇り雨
 【メンバー】 囲炉裏メンバー30名

 【コース・タイム】
  額田駅前出発       8:45  
  (スタート)
  生駒ぬかた園地    10:20
  (紫陽花プロムナード)
  生駒山頂上       11:35
  暗峠           12:20
  府民の森なるかわ園地 昼食 12:40
                     13:25
  鳴川峠          13:50
  千光寺     14:25   15:30
  元山上口駅       16:15
  (ゴール)
今回歩いたトラックログ
額田駅前より出発
枚岡公園から登る
 久しぶりに囲炉裏村のこまくささん企画「花旅」に参加させていただいた。今回は旬の花、紫陽花がテーマで、大阪側の額田駅をスタートし、ぬかた園地の紫陽花プロムナードから生駒山に登り、暗峠、鳴川峠を経由して奈良側の元山上口駅に下るという。この山域には入った事がなく、どんな所か見に行ってみたくなったのが参加の理由だ。
眼下に大阪の街並
小休止
 集合地は額田駅に8時30分ということで、調べたらかなり朝早くの出発とならざるえなかった。たぶん私が一番遠方からの参加になるのだろう。最近の囲炉裏村企画のオフでは珍しくない総勢30名の大部隊は額田駅前に集合し、自己紹介とウォーミングアップをして8:45に出発した。
30名の大部隊
紫式部の花
 心配していた雨は来ていないが、風がなく蒸し暑い。そして出発してすぐ枚岡公園に入るが、ここの登り道が急であるため、最初から汗が噴き出してくる。ところが、しばらく登ると何カ所か大阪平野を見下ろせる休憩所があり、眼下に大阪の町並みが望め、その景観に癒される。
紫陽花プロムナード入口
紫陽花道を下る
 間もなく今回のテーマである「紫陽花プロムナード」に到着する。白や青の紫陽花が見事に咲いている。紫色の花が少ないようだ。リーダーのこまくささんが熱心に解説される。こまくささんは少し体調をくずされていたようだが、元気になられ、今回のオフは復帰祝いのオフでもあるようだ。
解説をするリーダー
「ベニガク」
 たくさん咲いている紫陽花の中で、「ベニガク」と解説の標識が付いているガクに朱色の混じったのが今回一番気に入った。そして、青い紫陽花をバックに30名全員の恒例バンダナショットはなかなか素晴らしい写真となった。
紫陽花バックにバンダナショット
生駒山頂へ
 紫陽花を堪能した後はプロムナードの終点から生駒山頂へ直登するルートを登る。どうも頂上周辺は遊園地となっているようだ。そして驚いた事には、頂上の一等三角点はそのミニSL電車周回コースの線路で囲まれた中にあるようだ。
三角点は線路の中に
再び眺望開ける
 参加者は順番に遊園地の係員の指示でSL電車の来ない合間を見計らって三角点を踏むことになった。「線路を踏まないで行ってください」という係員の言葉には笑えた。ここが642mの生駒山頂上だとは。
暗峠
趣ある石畳の道
 遊園地の生駒山を過ぎて次ぎに暗峠へと下り約45分で峠に着いた。歴史を感じる石碑や石畳の道、町並みは趣があり素晴らしい感じだ。大阪と奈良を結ぶルートの中で一つの要衝の峠だったのだろう。この石畳の道が国道であるということを教えてもらった。昼食はここからさらに20分下ったなるかわ園地というところでとった。
鳴川峠到着
行場へ行く方を見送る
 昼食後は次の目標地「鳴川峠」に25分で到着。ここまで来ると後は奈良県側へ下るのみだ。高低差は少ないが今日は結構な距離を歩いたのではないだろうか。次の目標「千光寺」の手前に行場があるということで数名の方が寄り道することになり、行かない者は先に千光寺に行って待つこととなった。
千光寺
間もなくゴール
 千光寺は役行者が開いて修行した寺だとか。荘厳で静かな寺だった。ここで長く待っていたが、どうも行場へ向かった方が道を間違ったという連絡が入り、先に出発して風呂に入っていてという事になった。ここで1時間待ってたみんなは揃ってゴールの元山上口駅に出発する。4時15分に駅に着いた。私は所用があったので風呂とその後の反省会は断念して帰らせてもらった。今回は綺麗な紫陽花と大阪平野の眺望と歴史の街道を歩くという贅沢な企画を楽しませていただいた事を感謝したい。