京都北山トレイルを歩く(大原〜山幸橋)

  【日 時】 2009年11月29日(日)
  【行き先】 京都北山トレイル
  【天 気】 曇り晴れ
  【メンバー】 囲炉裏メンバー6名

  【コース・タイム】
   戸寺バス停前出発    9:45  
   (スタート)
   江文峠          10:25
   静原神社         11:00
   薬王坂          11:45
   鞍馬の公園 昼食   12:00
                 12:25
   二ノ瀬町         13:05
   夜泣峠          13:40
   向山            14:00
   山幸橋           14:45
   (ゴール)
今回歩いたトラックログ(クリックで拡大)
戸寺バス停前より出発
入山
 囲炉裏村のファイヤーマンさんがシリーズで行っている京都トレイル歩き、今回は大原から山幸橋までとのことで、高低差もあまりなく、距離も適度なので、久しぶりに参加させてもらった。京都トレイルは、東北西と京都市を取り巻いて設定してあり、このあたりは北山トレイルとなるようだ。東の途中までは歩いているが、今回のコースは初めてなので、楽しみだ。集合地の出町柳から市バスに乗って大原の戸寺で下車。そこが本日の出発地だった。
江文峠
???
 戸寺のバス停からしばらくは、民家のある舗装道を歩く。前方にはロッククライミングのゲレンデとして有名な金毘羅山が綺麗に望める。心配していた天気は何とか大丈夫そうだ。途中に1回広い道を横切り、再びその道と合流したところが、江文峠。市バスの停留所もある。
静原神社
薬王坂へ
 ここからしばらく山間の緩やかな道を進むとやがて静原の街に入って行く。静原神社で最初の休憩をとる。天気も晴れ間が見えるほど良くなってきた。ここから本日の中では厳しい登り道となり、薬王坂へと向かう。
薬王坂の峠
落ち葉の絨毯道
 薬王坂を登り切った峠のところは、要衝の地のようで、遙か北方には、天ヶ岳(788m)へと続く道があり、逆に南にはすぐ近くの竜王岳(500m)への道があった。ここから鞍馬の街へと下っていく道は落ち葉の絨毯道となっていた。鞍馬の入口のところに、公園のようなところがあり、ベンチがあったので、そこでお昼にする。時刻もちょうど正午だった。
鞍馬寺参道
鞍馬の町並みを行く
 昼食の後は鞍馬の街中を歩く。観光客も多そうだ。右手に有名な鞍馬寺の山門への石段を見ながら進んでいく。ここから二ノ瀬までは鞍馬街道という車の通行道となり、ちょっと興ざめだ。道幅もそれほど広くないので、車に注意しないと危険だ。この道に沿って叡山電車が走っている。鞍馬周辺の観光客はこの電車に乗って来られるようだ。
貴船口への分岐
二ノ瀬町でバンダナショット
 標識NO46で鞍馬街道を右に折れる。やがて叡電の線路を越えたところに神社があり、バックの紅葉を入れて恒例の囲炉裏バンダナショットを撮る。その間にちょうど叡電がやってきたので1枚カメラに納めた。2両編成の可愛い電車だ。この神社の角を右手に行くと二ノ瀬ユリから貴船山へと続くようだ。
叡電
夜泣峠
 ここから夜泣峠への登り道が今回一番厳しかっただろうか。それでも30分くらいで峠に着いた。王位継承に破れた親王が、夜泣をして困ったとき、この峠の地蔵様に願をかけたら泣き止まったのが名前の由来とか。この峠も歴史の趣が感じられた。
向山
京都市街の眺望
 この峠からしばらくで、今回の最高標高である向山へと到着。それでも428mである。ここからは京都の市街が一望できた。街中の樹木らしきかたまりの有るところが御所、その向こうに白いマッチ棒のような京都タワーらしきものまで確認できた。
最後の激下り
山幸橋バス停
 向山から本日のゴール山幸橋まではひたすら下るのみの道だった。道沿いにはコシアブラやタカノツメが黄葉していて綺麗だった。快適にくだり、45分で終点山幸橋のバス停まで到着できた。ちょうど本数のあまりない市バスの時刻にピッタリの到着で、そのままバスで出町柳まで戻り、近くのお店で反省会をして解散となった。今回の北山トレイルはなかなか素晴らしいお手軽なハイキングコースだった。