元町には震災の時に仕事関係で何回か来ているが、六甲山に登るのはほんとに久しぶりだ。ハイキングもいいが、今回は納山宴会がもう一つのメインで期待がもてそうだった。参加者は７名、何処かのオフで会っているが、簡単に自己紹介して予定通りに元町駅前を出発し、最初は街中の道を歩き、最初のポイント諏訪山公園まではすぐだった。

　碇山からの展望は素晴らしく眼下に神戸の港が綺麗に眺められた。その横には碇のマークのもとが仕掛けてあった。この辺りは瀬戸内海気候なのだろうか。私のところよりもかなり暖かく感じた。上は２枚着ただけで充分だった。ここから先に進むとやっとハイキング道らしき道の様相になってきた。

　次のポイントは毎年１１月に行われる六甲全山縦走大会のコースのポイントでもある大龍寺。今日歩くコースで唯一交わるポイントだと教えてもらった。飲物の自動販売機がある広場があり、縦走大会の参加者はここで喉を潤すのだという。

　ここから再度山をまいて次のポイント修法ヶ原池までは間もなくだった。池の周りではたくさんのグループが憩っていた。お昼の時間となっていたが、楽しみは次のポイントまで行ってからという事になった。少し道がわかりにくいところがあり、車道を歩いてなんとか再度東谷の沢沿い道に入ることができた。

　そしてやっと目的の河原の広場に到着。ここで納山宴会がスタート。メインはモツ鍋。モツが上等なのか、臭みが全くなくものすごく美味しかった。それから以前蛇谷ヶ峰の時にもご馳走になった、マスターさんが、鯖のつみれとイカのつみれ、ブルーチーズにチリワインを準備されてたくさん美味しくいただいた。この場を借りてお礼を申しあげたい。

　宴会は延々と続き２時間以上が過ぎてゆく。今回のメンバーはみんなお酒の好きなお方のよう。自分も持参した新酒地酒をたくさんいただいた。これだけ山歩きの途上でお酒を飲むのは久しぶりだ。次のポイントの布引の滝までは千鳥足状態だった。幸いにも平坦な道で良かったと思う。

　布引の滝も初めてだが、けっこう綺麗な見事な滝だった。恒例バンダナショットを撮ってしばし休憩。このあたりでやっと酔いも和らいできた。ここからは計画では新神戸駅まで歩いて解散との事だったが、三ノ宮駅までそう遠くないので、歩くこととなりそこで解散となった。ほんとに楽しい納山ハイキングと宴会だった。企画いただいた萌さん、ヒデさんに感謝したい。

　囲炉裏の 萌さんが納山登山と宴会を六甲山系方面で計画されているということをきいて、遠路参加させていただいた。山科駅と三ノ宮駅で乗り換えて集合地のＪＲ元町駅までは思ったよりも近く感じた。六甲山は３０年くらいまえに一度登ったきりで全く訪れていない地域だ。

　次のポイントはビーナスブリッジ。ループ状にかかった歩道橋を歩いて高台にでると、何故か鍵がたくさんかかっていた。どうやらアベックさんのデートコースのようだ。一端ここから下って碇のマークがえがかれている碇山の展望台へとむかう。