砦跡は中山道を見下ろす、標高200mの丘陵先端に位置し、麓からの比高は100mを測る。
尾根筋を大堀切で遮断し、最頂部(主郭)の削平地10m×10mと尾根先端の少し低くなった10m×20mの削平地からなっている。 主郭の東西両面に薄く土塁の址も見られる。
北西斜面に竪堀と土塁が設けられ、北側から斜面伝いに南側へ回り込めないように防禦されている。
この竪掘りの途中に石塁が築かれており(上の写真)、竪堀に対してダムの様な構造となっており、水はけが悪く何の目的で築かれているのか?見当が付かなかった・・・。
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