東出館

長浜市内保(旧東浅井郡浅井町内保)


■創築年 -
■創築者  -
■形式 平城
■遺構 土塁
■別称 成満寺
■標高  -

成満寺の本道裏には南北に58mの土塁と、その外側に平行して堀が確認できる。この土塁の最高値は約4mあるが上部がかなり削られていて、南部は平地と化している。石碑の建っている北端は寺庭の築山を兼用したらしく最高値は1m程あり、外周に堀が有った様である。誓順寺は成満寺の東に接しているが、明治期の地籍図によれば、成満寺付近に鍜状の藪地がみえ、残存する土塁の南北両端から西に伸びている。しかも、南面ののものは寺城方向にL字状に折れており、屋敷地の正面でった可能性が有る。尚、誓順寺の敷地付近には遺構らしきのもはないが、土塁で囲まれた敷地とほぼ同規模で四方に堀のある一角が見える。