塩津城山城

伊香郡西浅井町塩津浜


■創築年

-
■創築者  熊谷兵庫直高
■形式 平山城
■遺構 堀切、削平地(郭)
■別称 -
■面積  -

 塩津浜は古くより塩津港として、海津港、大浦港とともに湖北三湊と称せられ、陸上交通では、塩津港と敦賀港を結ぶ塩津街道が走る陸海交通の要所であった。

 塩津城は熊谷兵庫直高の居城であったと言われ、塩津浜の集落と北隣の集落祝山(ほおりやま)との間にあり、東から西へ突き出した山の尾根を堀切し、独立した山地に城を築き上げたものと思われます。

 

 城跡は一面杉と竹薮に覆われ、内部は3〜5段の階段状に郭が放射状に配され、まさに環郭式

格郭の段差は1m〜4mあり非常に切り立っているので、木の枝に捕まりながら攀じ登ることとなります。