龍ヶ鼻城

長浜市東上坂町


■創築年

-
■創築者  -
■形式 山城砦
■遺構 土塁
■標高 187m
■面積  80m×50m

 横山連峰の最北端に位置し、眼下には「姉川の合戦場」が広がる。  

 元亀元年(1570)6月19日に織田軍が刈安尾城と長比城の国防備線を突破してから、同28日に姉川の合戦に勝つまでの間、ここ竜ヶ鼻付近に陣を張った。

 城域は古墳を削平して築かれた郭が7〜8箇所尾根上に並んでおり、ピークより姉川方向に一段下がった郭以外は全て不明りょうで、にわか造りの城である事が伺える。

 北国脇往還道や小谷城方面の眺望は抜群である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍ヶ鼻陣所跡

龍ヶ鼻城の先端から約300mの地点に信長の陣所(龍ヶ鼻陣所)がある。信長はこの地形的防禦を持たない平場の陣所で約1km先の姉川を挟んで、浅井朝倉軍との合戦に挑んだ。