SMAP CONCERT’00 

 "S map Tour"  


 
    10/26〜10/29 大阪ドームレポ&私的日記   
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その3:私的日記
  


あるんですね、こんなことが。
「Aブロックの○○番?」
アリーナの席番を聞いたところでさっぱり場所はつかめなかった。けれども、最近ボンジョビのコンサートでドームに行ったときにほぼ同じ席番だったという彼女は、この番号が信じられないくらい「かも」と私に語る。

大阪ドーム。何度足を運んでもジャニーズ色のコンサート会場へ近づくに連れて違和感である。
が、「ほんまに今日の席は前の方なんだろうか」とこの日ばかりはドッキドキ!。 アリーナと聞くとうれしいけれども、同じアリーナでも変な場所だったらスタンドの方がよっぽど見えると思うのだ。であるので、ブロック構成や1ブロックの席の数等、HPでいろいろと調査してみること数日。結局「ま、行ってみてのお楽しみ」。

年に一度の交流となるSMAP仲間と会い、ドームに入る頃にはすでに予定開演時間の10分前をきっていたかもしれない。
その日、手元にチケットを余らせてしまった私は、もったいないことをした、と深い後悔の念と変な冷や汗をかきながら入口に向かった。同行した知人は、開演ぎりぎりになっても近所に住んでいる友達に声をかけてくれたりして、浮いていたチケットの譲り先を探してくれた。本当にありがとう・・・。
「絶対、こんなんあかんわ」と余ったチケットを握った私を憂いでくれた友人。ありがとう・・・。たしかにね、金銭的にも痛いけれどそれよりももったいなくて。このチケットを事前にきちんと誰かにお譲りしていれば、それだけSMAPを楽しめる人が増えたというのに。ああ、私はファンとして失格だわ。
「ショックやなぁ」と、私の気持ちを察して気を使ってくれる仲間。だけれども、たしかに寂しさはあったけれども、それほど落ち込んではいなかった。
それよりも、これから入る席がどんな場所なのか期待であふれていたマイハートだったのだ。


ゲートをくぐり、久しぶりのドームの内部へ。開演間近であることで人の流れは速い。でも、まだまだ会場の外に沢山の人があふれている。アリーナ席は、ゲートを通ってすぐに下り階段があることはKinKi Kidsで体験済みだったので、ちょっとえらそうに(笑)「こっちだよん」と進む。
アリーナに降りトイレ組みといつのまにやらはぐれて(アリーナ席のトイレ、混んでなくていいんだ)、友人と二人で席を探しにかかった。
「どこやろ」
席の背中のアルファベットを追いながら「もちょっと前やな」「もちょっと左ちゃうかな」。チケットを見る、イスの背中を見る、を繰り返して歩くことしばらく。ステージの上では、いつもの「ご注意お兄さん」が語っている。ああ、コンサートはじまるんやなぁ、とうきうき気分、しかし、席になかなかたどりつかない。
で、やっと「このへんだ!」と足をとめて目を上げる。び、びびった・・・・
97年、98年以来の「生目」距離!
「うぉぉぉ〜」と、喜ぶ私たち!。すっかり冷静さを失っていたかもしれない(笑)。
はずかしいおばさんやね〜。
センターステージに向かう花道から三ブロック目、前から二列目。ステージまでにはおおきな「溝」があってSMAPとの距離が。この「溝」に、カメラマンさんがいったりきたりしていました。
で、トイレ組も無事に席に到着。
「すごいやん」
「でしょ、でしょ」
「もう、これで今年の運、すべて使い切ったかんじやわ」
「もういいやん、今年ももうすぐおわりやし」
「ちがうよ、ここからの一年の幸運をすべて今日に使ってるんや」・・・うん、そうかもしれない
でも、いいの!。これから一年、不幸の連続でも、こんな場所でSMAPと会えるのだから、そりゃぁ、いいでしょ、不幸でも・・・と、思った。その時は(笑)。


「ご注意お兄さん」が去り、いつ始まってもおかしくない状況。ペンライトや双眼鏡等の必需品をヒザの上にセットしたあと、突然「ミスド、食べる?」と差し出される紙袋。
食う、食う(笑)。なんかしらんけど、急に食べたくなった(笑)。
ぱくぱく、と、四人そろってドーナツを食べながら「しかし、前やねぇ」と大きな三色幕をながめておりますと、ライトが落ちました。
「うわ、これ、どうする、どうする(と、皆が一瞬、ドーナツをかかげる)」
「入れる?入れる?(紙袋を広げる一人)」
「でも、(どれが誰のか)わからんようになるよ(と、袋の入口にドーナツを持ってきていた皆の動きが一瞬とまる)」
「もぉ、ええやん、ええやん」
「うん、うん、ええよね」
と、ぽいぽいと袋に投げ入れられた食べかけのドーナツ達。


上の方から外国人の女の子の歌い声が。
今年のコンサート、オープニングはどのような登場なのか全く予備知識が無かったもので、その映像が終わったらどこに視線をおいたらよいのか、「どこ、どこ見ておいたらええの」とおろおろ。
イントロが流れだしバーンと花火。びっくりした〜と思っていたら一気に落ちた垂れ幕。その向こうには五人がいるよぉ〜。
「きゃぁ〜!!」

・・・って、この時の悲鳴って、いったいどういう意味があるのだろう。なのに出る。出ている悲鳴。
しかし、その後に目に入ったのはメンバーよりも、落ちた幕を必死になって丸めているスタッフのお兄さん
だって、めちゃめちゃ目の前で、幕をぐるぐるぐるぐるぐる・・・って、腕の中に丸め込んでいるのだもの。
で、そのあとにメンバーに視線をうつせば、彼らとの間に大きな障害物が出現していたのだ。それは、すぐ斜め前に立っている警備のお兄ちゃん。じー・・・っと観客席を向いて立っているのだ。
あのぉ、じゃまなんですけど・・・

もしかして、この人は、今日のステージ、ずーっとここにこうして立っているの?
ということは、私の視界には常にこの人のシルエットがはいりこんだままSMAPを見るの?
「ちょぉ、邪魔。しゃがんで、中腰になってください」
とは言えず、でも「ちょぉ〜」と心の中でつぶやきながら、「君は邪魔なのよ」とアピールするがごとくクビを左右に大げさにフリながらステージを見る(笑)。
そのあとやっとメンバーに視線がたどり着きました。そこで声に出たのはたぶん、
「つよぽん、かっこいい〜!!!!!!」

だったと思う(笑)。そうです。私は生のツヨポンにはやられるんです。しかもオープニング曲、彼の立ち位置が一番左端だったのでツヨポンが最もメンバーの中ではそばにいたのです。
思い起こせば三年前。初めてSMAPを生目距離で見たときに「かっこいい」と感じてからというモノ、彼に対する視線が変わりました。
「キャ〜、ツヨポン!きゃぁ〜吾郎、遠い!

次に目に入ったのは慎吾。そしてなによりも驚いたのは彼らのめちゃめちゃGOODな笑顔でした。
「どうして、どうしてみんな、あんなに笑顔なん!!???」
隣の友人に叫びましたよ。あんな笑顔でそっちが演られちゃ、こっちもHappyになるしかないじゃないですか!。
「あああっ、SMAPだよぉ〜」

彼らの笑顔で最高な気持ちになりました。これなのよ。やっているほうも楽しそう、だからこっちも楽しくなる。彼らの笑顔は五万人を包んでしまう。
「うわ、すっげぇ」とでも言っているのか、ツヨポンと慎吾が互いに顔を見合わせてにこにこ。5万人が集う風景にいやがおうでもパワーが沸いてきたぜぃ、って感じかなぁ。
そして吾郎君の歌。
「きゃぁ〜、ゴロー!」

そして木村くん。
「きゃぁ〜、タクヤ!」

ええ、私、節操がないんです(笑)。節操もなく五人がスクリーンに映るたびにきゃぁ、きゃぁと気持ちが跳ねる。
この初日、5人の歌を聴いて「なかなかいけるじゃん」と思いました。冒頭からラストまで、なかなか音程がしっかりしていたのよ。でもね、2日目はちょっとね、いきなり不安定だったのきっと昨日は飲んだな、と(笑)

席はメインステージの目の前というわけではなく、メインステージに向かって右側の花道へ向かってちょっと歩き始めたあたり。ということで、メンバーが花道に出る時には必ず通ってくれるわけですので、それはそれは皆を堪能できたわけでございますの。
それに中居君がわりとメインステージの上段に残っていてくれたので、他のメンバーが全員花道に出てしまって、私たちの視界からはずれてもずっと楽しめたんです。
でもって、その中居君。今年、中居君をとっても「かわいい」って思ってしまった。
5人が歌っている姿を見ていると、今更なのですが中居君がちっちゃい〜。ステージ始まってから、いつもの通りの全開ダンス。だけど、うまく手も抜いているのか(?)、昨年ほどバテバテまではいかない。そのおもいっきり手をのばす、身体をひねる、跳ねる、回る、の身体の動きが、ちっちゃくって、かわいらしくって、たまらんのです。
コンサートに行き始めて数年。中居君をこんなにかわいいと感じたのは初めてです。28歳にもなって、なんでそんなにかわいらしくなってしまったのだ、中居くんっ!。「かわいい」としか言いようが無い。形容詞をしらない「あほな子」まるだしでもかまわない、ええ、かまわないさっ。だって、本当に「かわいい」んだもん!。
小さな身体が中央にあり、左右に二人ずつが立つ姿を見ていて浮かんだのが「フィンガー5」の中の妙子ちゃん。まさに彼は妙子ちゃんでした。



メンバーがセンターステージに向かうと、私たちはぐるりと180度後ろに向く格好になるわけですが、スクリーンも見たいし、メンバーも見たいしでくるくると回って大変。それにクビを多少なりとも上げっぱなしの角度で固定するので、クビが痛くなってきてしまったんだ。私のクビ、腫れてるのかも、っていうくらいに筋が違ったように痛くなった(笑)。
センターステージに行ってしまうと、さすがにスクリーンを見ることも増えるのですが、今年のスクリーン、すっごいっすよね〜。映像がおもしろくて。
欲を言うと、アリーナ席の前の方って、全ステージ構成は見ることはできないので、ある意味、損ね。
翌日、ほぼステージを正面にとらえる場所から見た全体はすばらしかったもの。スクリーンが全部で五枚、そのうちのメインのスクリーンは三分割。メンバーをそれぞれに写しながら、メインではパフォーマンス映像が映ると圧巻。でも、アリーナ、およびスタンド席の左端では、ステージの「上」にある二枚はほとんど見えない。従って、ある意味ではもったいないんですね。
これは、今回、大変恵まれた座席であった為に冷静に判断できたことなのですが、下から、前から、端から、と見ていて、それぞれの場所でおもしろさがあると思いました。
真正面なんて、きっとステージすべてが自分の為にあるのね、ってくらいオーナー気分になれるかも。

よくね、「ステージから遠い」「ありんこみたい」ということで、「大きなテレビを見に行く様なものだ」って言ったりしますよね。たしかに、そうです。大きなテレビです。よっぽどの席ではない限りは。でもね、あれだけテレビだけしか見えない距離でもすごさを感じさせるのは、五万人っていう人数に「責任をもっている」からなのよね。あの映像の数々。すっごいよ。おもしろいよ。
それに、家の小さなテレビでも充分きゃぁ、きゃぁ言っているんですから、大きなテレビならなおさらうれしいわ(笑)。
と、その反面、アイドルってやっぱり「見えてなんぼ」っていう気もしますのよ。
矛盾してるけどね。


木村君、キレイだったなぁ

「綺麗な拓哉は好きですか?」って聞かれたら、もう、好き好きよん。
私にとってのベスト木村は97年のロンゲの頃。フェロモン炸裂系だったころです。それ以降は、だんだんとかわいらしい印象にかわってゆく彼を寂しい気持ちで見ていました(?)。
木村君崇拝があるわけでもないですが、そんな寂しい気持ちから今年はがらり、と一転。「フェロモン全開」の頃、それは「若さ」のフェロモンだったんですけれど、今の木村君の色気は、ぐっと秘めたところに落ち着いていて、内側に「フェロモン隠しやがったな〜」って感じでした。大人の色気なんだね。
静かに歌うすがた、観客を盛り上げるしぐさ(木村君、観客をあおるような動きが多くて、盛り上げてくれる。自分がそういうことができる人だっていうことを知っていて実行できるって素敵だ)、もちろん、セクシー系の動きしかり、やっぱりこの人、イケテル人種だわ、ってしみじみ。
「うわっ」って思ったシーンは、「Living in America」の時。長いジャケットで隠れた腰の周りを見せるように、手でジャケットを後ろにぱっ、と払い、腰に手をあてて、膝をちょっとだけ曲げて、腰をなやましく突き出しちゃったりするわけですよ。細身のパンツで、足の細さと腰のラインが見え見え。必ずですね、木村君はサビでそういうダンスをするわけですよ。「うわ、やらしっ」って絶対思うよ、あれは〜。



花道にメンバーが出るときには必ず通る目の前。それはそれは貴重な一瞬でありまして(立ち止まることは少なかったけれど)、生で見ておかなければ、またこんな距離は数年後にあるか無いかだわ!と、双眼鏡をできるだけ使用しないで「しっか!」と拝見させていただきました。
それにね、うふ、メンバー全員と絶対に目があったわ♪>またこんなこと言ってる!。
半径数メートルの人はみんな思ってると思う(笑)。とくにツヨポンは、すこし姿勢を低くして向こうからのぞき込んでくるような視線で手を振ってくれるので、「見てるわ」と錯覚をおこしやすい(笑)。隣の友人にいたっては、中居君がこちらを見たときに「私?」と自分の顔を指さしたらしい(笑)。
でもね、前の席(最前列)の子供があまりにも音響がうるさくて耳をふさいでいたの。それを中居君が見つけて、同じように耳をふさいで「うるさいのか?」って言っていたので、ということは、その真後ろの私たちなんか、絶対見えていたよね!・・って、見えていたから何なんだって話やけどね(笑)。
また別の日、スタンド席の時も、花道にメンバーがやってくると相変わらず超興奮!。花道にやって来た吾郎君には「きゃぁ、吾郎!!」って叫びたいわ、見たいわで、双眼鏡を目につけながら手も振る、叫ぶで、もう大変!
また木村君にいたっては、中央ステージからちょっとでもどちらかに動き始めると、会場全体が大変なのよ!。怒濤が押し寄せるの。木村君が向かうであろう方向にいる人たちの「熱気」と「気合い」が渦を巻くのよ。私たちは左側にいたのですが、もちろん、木村君がこちらに向かって少しでも歩き出したら
「来る、来る、来るよぉ〜」「よっしゃぁ、木村ぁ!」と、なぜか激しい喧嘩腰(笑)
「来た、来た、来た、来た〜、きむらくぅ〜ん、きゃぁ、拓哉ぁ・・・」
てな調子でいけば、喉もかれます、はい(笑)
初日では「はだかの王様」の「ふー!」とかけ声をする場所で、おもいっきり右手を挙げながらジャンプして、そのまま横に跳ねながらメインステージから花道の端に向かって動いて行った木村君。激しいカニ歩きジャンプだった(笑)。



ステージも中盤になり、一回目のMC。私はずっと黙ったままのツヨポンばかり注目しておりました。この人、いつ話をするんだろう。もしかしたら、一言も離さずに終わるのか・・・と思ったら、一度話題を振られると、しゃべる、しゃべる(笑)。ツヨポンワールド。とまらないもん。
今年も中居君のソロのモノマネをやってくれたし、相変わらずの「木村君大好き節」も炸裂
で、MCになってイスに座った私たち。
「ドーナツ食べる?」
「食べる、食べる」
「あ、これ私のやわ」
「はい」
と、おやつタイム。
ドーナツに引き続いてはお菓子まで。なぜ? なぜにこんなにおやつしてるの、私達(笑)。こんなん初めてだわ(笑)。おばさん達は途中で栄養を補給しないとやってられないからなのかな??(笑)。
MCの時、慎吾の背中を見ていて「でかいなぁ」

帰りも「慎吾、きてるよね」と話題になりました。でも、昨年の方がむちっとしていた気がする。今年はむちっとした感じはなくて、単に「でかい!」。
だけど、悲惨なほど、いわゆる「でぶ」ではないと思うのだが・・・。
すき焼き食べに言っても豆腐しか食べなかった慎吾君。ああっ、けなげで素敵!。
慎吾ママもみられたし、慎吾、いいよね〜。慎吾が手をフリながら、ゆっくりと客席をながめるようにして歩く姿がすっごい焼き付いています。
そしてアンコールの時に、「Smap」バスタオルをお尻にしっぽのように差し込んで歩いていたら、だんだんとズボンがずってきて、しっかり黒いパンツが見えて(笑)。あわててお尻を隠す慎吾君がかわいかった。


慎吾君のソロ、ほしかったな。もちろん、ツヨポンも
それぞれのソロがあるのが好きだな。
たぶんね、そういうソロを上手くつなぐことで衣装チェンジとかもスムーズに行くとおもうんだ。そのへんの関係でですね、今回、映像が多かったのもあると思うの。
意味無いなぁ、って思ったスケートボーイズがさらわれるアニメとかさ。これはホント、意味無かったと思うんだ。ツボを見いだすとすれば、犯人の声が「ヤナミジョウジ」だったことかな(漢字、わすれちゃった)。
あとはメンバーの吹き替えの芝居がかった調子が笑えたこと。木村君は必ず語尾に「ぷ」と付けるし、ツヨポンはすっごい芝居臭いし(笑)。
また映像としては、吾郎が似てないんだ、これがまた、似てないにもほどがあるだろ〜(笑)
五人のアニメ化されたキャラクターを見て、「これが中居君、木村君、こっちが慎吾、剛ってことは、残るのは」と、引き算をしてはじめてわかる吾郎君だった(笑)。アニメキャラクター化された五人を見るに、やはり慎吾が一番絵になっていたかな。
しかし、このアニメ、コンサート進行上の意味は無いと思うんだな〜。


また曲目がですね、今までのツアーと比較するとかなり一新していると思う。今までのコンサートではおなじみだった曲が無くて、曲調の「時代」を統一している気がしました。本編がそのような構成だったので、よけいにアンコールの時の「雪が降ってきた」が引き立ったきがいたします。
雪が降ってきたといえば、木村君だけ皮なんだよね〜。赤い皮
歌い出す前、照明が落ちている中で、客席に斜めに構えて立っていた彼は自分の世界をつくっていた(笑)。その切ない顔がたまらなく木村君なんだ〜。双眼鏡で必死に見てた(笑)。
そしてソロを歌うときの美しかったこと。
ホント、吾郎君の「夏の〜」「ラストシーン」、そして木村くんの「Shiosai」までの一連の流れの間、身体が凝固してしまいましたわ、私(笑)。
今年の夏のKinKi Kidsで、光一君のソロで固められるほどの衝撃を受けなかった分、こちらでしっかりと凝固してしまいましたの。
感動です。「夏の〜」「ラストシーン」の展開はですね、まさに「フューチャリング吾郎」!。

ボーカリスト吾郎、吾郎君がメイン!で、すなおに感動してしまったの。もぉ、こんなん、ええの〜って、うれしくて、うれしくて、リズムに乗るどころか胸の前で手をひし、と組み、立ちつくしておりました。
この流れ、「ス」ぽいって思いました。

このときばかりは目の前に立っている警備のお兄さんすら気にならなかった。いや、でも、やっぱじゃまだったかな(笑)。
サビのところ、ダンスがめちゃめちゃかわいいし(ラストシーン)、ツヨポンと吾郎君、なにをそんなにかわいい雰囲気作って、もぉ、恥ずかしいんだからっ(^^)、と、喜び。このツーショットは、コンサート時期のツヨポンブームな私にとっては贅沢すぎるプレゼントでした。
そして次に登場してきた木村君。キレイだった

歌っている木村君がこんなに美しく見えたのは初めて。感情の入れ具合がええかんじなんですね、きっと。お顔のコンディションも大変よくって、「男」っぽくなりましたね。なんだか、包容力を感じる「男」の空気がありますね。ここらへんがフェロモンを全面に押し出していた頃とは違う魅力なんでしょうね。双眼鏡でずー・・・・っと見てました。風が吹くすてきな演出。前髪を揺らして走り抜ける風。やっぱり彼は時代の人なんだな、って感じました。




アンコールではつり下げ「かご」にメンバーが乗るわけですが、初日、二日目とも木村君とツヨポンだった。
二日目には、頭上(遠い頭上)を通り過ぎる木村君にひっしで手を振る自分・・・なんか、間抜けかもとあとから思うが、その時は必死なのよね〜。
で、リフターには吾郎君と中居君が乗った。初日はリフターには吾郎君とツヨポンだったのだが、ここでメンバーがかわったわけで、さぁ、私は考えた。
というのは、3日目は、1日目、2日目とも吾郎君が乗ったリフター側の席。
「よっしゃ、絶対明日は吾郎だっ!」とリキをいれてみるものの、いや、まてよ。もしかしたら、中居君とチェンジってことも有り得るか・・。
吾郎君は絶対に揺れる「かご」には乗るはずはないので、リフター2台のどちらに乗るのか。2分の1の確率
「絶対、こっち来て、こっちよ!」
アンコールが始まって、皆がちらばりはじめるときの緊張感・・・完全に構えてました。このときの私は。
「よっしゃ、吾郎、こっちよ!」
ところが、吾郎君を追いかけていた私の視線は、信じられない彼の行動を目の当たりにしたのです。
何と彼は、センターステージを直進して行くではありませんか。センターステージを直進するということは、あの「かご」が待つ後ろへ向かう??
「うっそぉ!!!!」
ええ、叫んでいました(笑)。
ところが、私の周りの空気は異常な高ぶりをみせておりました。
「ちょ、ちょ、木村君、木村君が来る!」

隣の友人の悲鳴に「え!」と花道に目をやると、こちらに向かって歩いてくる木村君の姿。
「うっそ〜!!!木村くんだ〜。きゃぁ!!!!!!!!」

私たちは跳ねていました(笑)。
彼が来るのをじっとみつめ、そしてリフターに乗り込み・・・ええ、その後の自分の乱れようったら(笑)。
喉が痛くなるのもまたまた当たり前の盛り上がりようで。お美しいお顔が真上から見下ろしております。大胆にも安全バー(?)をはずしてみたり、身体を乗り出してみたり、何をやってもほんと、「木村」だ〜。
これは拝ませていただきましょうと、双眼鏡で必死になって彼に注目していたので、その間の吾郎君がどうしていたのか、さっぱりわかりません・・・それでもファンかっ!!。
で、その後、なんと慎吾までもがこちらにやってくるではないですか!

きゃぁ、慎吾、うっそぉ、二人、二人が乗るの!!。これは前日2日間には無かった予想外の出来事。慎吾君はリフターの上から、親子席の子供達に笑顔を振りまき、オッハーを振りまき、私たちは興奮のるつぼ・・・。
で、ふと後ろを見るとそこには信じられない光景が!!!!
まさに今、吾郎君が「かご」に乗り、数メートル上がったところだったのです

そこで曲が変わります。ところが歌声がどこからも聞こえてこない。あれ??。と思ったら、目の前にいた木村君が「吾郎!○○」(何か言った気がするのだが)。
だって、だってさ木村君、今の吾郎君の状況、見てやって!。「かご」よ、「かご」。ゆらゆら揺れるカゴに乗っている吾郎君なのよ!。歌なんか、忘れちゃうよ。マイクを口元に持ってくるなんてことも自殺行為よ。片手でつかまるだけなんて、危険なのよ。歌なんか、歌えないのよ〜・それがまた可愛いんだけど、うふ♪
でもって、吾郎君はどんどんと上がり、私は目の前の木村君に興奮し、吾郎君が両手を開いて観客席に向かって盛り上げているとっても「いいやん、吾郎君、素敵だよ」な風景を堪能しました。


コンサート、目の前に彼らがいるんだけど、リアルな風景なのか、やはりテレビを見ているのかわからない時がある。
特にオープニングで彼らが本当に目の前にいるのに、生身な身体が目の前にいるのに、どうしてもそれがリアルには思えないのだ。
そしてステージが終わって私たちの前から姿を消した瞬間、彼らは「ぴた」と止まってしまい、スタッフに抱きかかえられて収納される人形なのではないか、とか思ったりするの。
世に言う「オリキ」な人たちは彼らの仕事以外の姿を見ているのだろうからそういうイメージは沸かないかもしれないけれど、いや、普通の人もこういうイメージは出てこないのかもしれないけれど、彼らがこの世に実在している人間であろうが、そうでなかろうが、コンサートで楽しませてくれたことは事実。
ステージの後「よかったよぉ、今日も素敵だったね」って感想を言えるワケでもなく、来年の夏までまた実物の彼らには会えないワケだ。
で、その間、テレビやラジオ、雑誌等で見たりするわけだけど、そこでしか接点がない私にとってはそこで彼らが見られること以上は望めないのであって、ということは、彼らが実在しているかどうかはこの際、問題では無いような気もしてしまうのだ。
ううん、何を言っているのかわからなくなってきたので、やめよう。
今、私が見ていない風景や、知らないことは、私から言えば存在していないことと同じだとおもう。
SMAPを生で見るたびに、そんなコトを思う。
まるで、虚構の中にいたかのような気持ちになる。


さて、来年は夏かな〜、それともまた秋かな〜。
熱すぎる夏もつらいし、10月、ちょっと肌寒かったのがちょうどよかったな。

ということで、今年もSMAPに大変パワーと喜びをいただきました。
これを今度は、いろいろなところで他の人たちや周りの出来事に還元して1年を過ごしたいと思います。

ところで、こんなテンションでコンサートを楽しむ私ですが、同じ様なタイプの方がいらっしゃいましたら、一度、いっしょにどうですか??・・・いややんね〜(笑)




from なあや