†Author's Note†
まだこのサイトの影も形もなかった1999年の秋口、しばらくずっとバッドエンド創作「Last Chance」にかかりきりだった反動で、「かっさらって逃げる」話を書きたくてしようがなくなりました。ネタを童話と決めたのは何がきっかけだったでしょうか…。その頃「本当は怖ろしい○○童話」的な本が流行りでしたが、自分としては「そんなん、はなから怖いに決まってるやん」という感じでした。たしかにグリム童話など初版からくらべるとかなり書き改められていますが、それでも充分えげつないです。それが子ども向けの本にちゃんと載っているのですから。 |
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