◆Author's Note◆
やや半端ですが、"AFTER THE BOUT"はこれで終わりです。といいますか、いったん区切っただけで、ストーリーとしてはまだ続きます。
餓狼をご存じの方は「おや?」と思われたかもしれません。当方のビリーの扱いは、オフィシャルや、多くのファンの方々が描かれるのとはちょっと違います。組織からあまり重んじられていません。そして「麗しき主従関係」も確立していません。少なくとも今の時点では。ビリー自身もいろいろな意味で自覚的ではなかった。彼が混乱の中で自ら選び、探し、行動することに意味を持たせたい…と思っています。
途中でリリィからの視点に切り替わるのは、ある意味逃げで、ビリーの心理描写をあえて避けた訳です。手前味噌ながら、これはこれでよかったかもしれません。
ひとつ気になっているのは、アメリカの会社に「辞表」はあるのかということだったりします(^^;
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