もしかするとお読みになった一部の方はお怒りになってらっしゃるかもしれません。はじめに謝罪させていただきます。この「出会い」の場面の状況設定、台詞などは「ギース・ハワード外伝シリーズ 闇のギース」（天獅子悦也・作 新声社）からそっくり拝借しています。ただ、あえて言い訳するならば、漫画でのあの場面は秦王龍による偽りの幻だったわけで、ならば実際はどうだったのだろうかと、自分なりに考えたつもりです。後半のギースタワーでの会話は自分流なので、どうかご容赦くださいませ。 ギースの台詞は、何故か考えるのがすごく楽でした。勝手にどんどん浮かんでくる感じで。他の話ではなかなか彼を前面に押し出して描くことができなかったので、ここぞとばかりに楽しませていただきました。