■ Author's Note ■

 700HITおよび800HITをGETされたSachiko様のリクエストにより、「未来警察ウラシマン」のルードビッヒの話です。一応、塩沢兼人氏追悼企画となります。(時間かかりすぎですが)
 「未来警察ウラシマン」は1983年に放送された、軽妙で洒落た展開が楽しい前半とドラマチックな展開が視聴者を翻弄する後半からなるタツノコアニメの佳作です。管理人が塩沢兼人氏の独特の表現力を初めて強く意識した作品であり、管理人の主従コンプレックスのルーツでもあります(爆)。十何年も前に一度見たきりのうろ覚えの記憶で書いているので、きっとあちこちおかしな点があると思いますが、そっとご指摘いただければ幸いです。
 この話は「ウラシマン」の大詰めのクライマックスからラストにかけての裏話を捏造したものです。放映終了まもなく、某アニメ誌の記事に、 「ラストでリュウが見たルードビッヒは幻ではないだろうか。ルードビッヒの死によって物語は見事に完結したのだから。後は蛇足に過ぎない」 というようなことが書かれていました(うろ覚えですが)。私もその通りだと思いました。ですが、今回リクエストを受けて、あえて見事に幕が引かれたはずの物語を続かせてみました。追う者と追われる者、幸せな「永遠の追いかけっこ」の輪を再びつなげるために…。
 今回はまったくもって自己満足に終始してしまいました。そもそもルードビッヒの話と言いつつ、語り手は30代半ばのいかにもその筋という感じの強面のオッサンです。声は玄田哲章さんだったような気が…。もう一人出てくる「親父さん」は完全に管理人のオリジナルキャラです、念のため。まったく、管理人のオヤヂ好きにも程がある(笑)。読んでいただいた方、訳のわからない話で申し訳ありませんでした。


■TOP■ ■BACK■