Author's Note

 若干の解説が必要ですね。
 シャドウとメドゥーサとは、スカイシアターアバレンジャーショー秋公演および冬公演に出てきた、空劇オリジナルの悪役キャラです。
 秋公演では宇宙テロリストというふれこみでエヴォリアンの助っ人として現れ、追ってきた宇宙捜査官(これまた空劇オリジナルキャラ)やアバレンジャーたちと戦いを繰り広げます。
 冬公演においては、シャドウは仲代壬琴と同様にデズモゾーリャの因子を持つものであることを明かし、堂々たるラスボスとして立ちはだかるのです。
 シャドウを演じておられたのはベテランスーツアクター岡本美登氏。その見事な風格は舞台の主役と呼んで過言ではありませんでした。

 この話は、秋公演のストーリー直後という設定です。実は自分は秋公演を見ていないのですが、レポを拝見したり話を聞いたりして書きました。やはりシャドウに魅せられたWHIRL-WINDの流斗様にお贈りしたものの再録です。
 しかし生で拝んだ方でエロティックな妄想をするというのは、まことに後ろめたいものがありました。

 タイトルは無法者という意味の他に、自然の摂理を外れた存在という意味を込めました。  

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