EPISODE 39 「強魔」

 タイトル…コウモリ男さんのことだよね。うーん、なんかすごい。ちなみに「業魔」と書くとメガテンシリーズになります(^^;
 アンニュイなお姉さん、倒されてしまいました。それをどこか寂しく思っている自分がいる。
 弱弱っちかったという噂の3号ことコウモリ男さん、か〜な〜り強くなったもようで、クウガが歯が立ちません。ボコボコです。病み上がりならぬ怪我を抱えた一条さんも、またしても吹っ飛んでます。
 その超強化版3号が、森の中で遭遇したのは何だったのか。何が起こったのか…。
 傷つき、お互いを支え合いながら森の中に踏み入っていく二人。不謹慎ながらも、見ている方は心臓高鳴っております。いえ、無論それだけではなく、静まりかえった闇の不気味な描写にどきどきしたのですが。ほとんど悪夢かなにかのような世界でした。
 さて、思いっきり最近から見始めたばかりで内容のことに触れるのもアレなんだけど、ラストはやっぱりあれでしょうか、戦士のミイラの跡を継いで、主人公は石棺の中に入ってしまうのでしょうか。マジでありそうで怖い。
 ま、ともかく私にとってこの番組は目の保養。…いくら私が基本的にノーマル推進派だからといって、あれだけやっていて誤解するなというのは無理ですわよ。…なんて馬鹿なことは置いといて。以前はアニメでしか表現できなかったようなことが、技術の進歩によって特撮でも可能になったんだなあ…と思う。叩き込んだ「力(?)」が敵の身体を破壊していく過程、とかね。この番組、幼い子どもの目にはどう映っているんだろう。話とか難しいんじゃないか、と思うけど…。でも、それが「本物」であれば、今はわからなくても、心の中に「何か」が残るんじゃないかな。子どもの頃、両親の背中の間からこっそりと見たテレビの映画で、なにかしら断片を覚えているのは皆、いわゆる名画と呼ばれる物が多かったもの。

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