EPISODE 8 「射手」

 湯島天神というテロップを見てピクリと反応してしまう私は元アウシターナ(笑)
 顔をぴったり寄せて覗き込む五代君と椿先生。「そそるなあ」の台詞。いやあ、あぶないなあ(笑)。そのあとシリアスな会話が続くんだけどね。
 未確認さんたちの、数を数えるボードって…あれって…。子どもの頃雑誌の付録なんかについていた、先の少し尖ったもので絵や字を書いて、シートをめくると消えてしまうお絵かきボードなんじゃないだろうか…。
 田舎町をさすらう女の子。またしても「大丈夫」とぶちかましてから駆け回る五代君。いったい何の当てがあって…?と思うが、後からちゃんと訳が出てきます。
 今回のメインは女の子の「人が一人死ぬなんてどうでもいいことかなあ」という台詞に尽きますね。未確認たちのゲゲルで人の死が積み重なっていって…。見ている自分の気持ちが麻痺しつつあったけれど、多くの死は一つ一つの死の積み重ねで、その一つ一つに悲しみが伴うものだということを思い出させてくれる。
 一条さんの短く優しい言葉に泣き出す女の子。…ハンカチ貸すのもいいけど、肩くらい抱いてやれや、一条さん。

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