古えより甦りし謎の種族、グロンギ。
彼らは独自の倫理観、価値観を抱いていた…その事自体の善し悪しを論じることは無意味だろう。
ただ、それらが現代に生きる我々には受け入れられないものであったことは確かであり、抵抗し排除するしかなかった。
彼らは…現代に存在すべきではなかった。それだけのことだ。
工場の排煙を嫌い、車の騒音に興奮する。…ある意味彼らは我々よりよほど自然に近い存在かもしれない。彼らを倒すのに、地球を汚す毒を用いなければならない…というのはなんとも皮肉に満ちているように思うのは私だけでしょうか。
彼らはそれぞれ、タトゥで表される生物の力を身につけているわけ、ですよね。 それぞれの家や部族で、固有の生き物を守り神として崇め、祭りなどの時にその力を「降ろす」のは、世界のあちこちに見られる、根元的でプリミティブな信仰の形態の一つではないでしょうか。トーテムポールなどもその流れですよね、確か。グロンギ達はその「能力」が強すぎる人々なのではないかな、と思う。
ある一定の法則に従って変換されているという話のグロンギ語。言葉そのものは現代の標準語と違わない…とすると。単語そのものがまったく違ってしまう方言などにくらべればわかりやすいのではないかと思う今日この頃。
テレビ朝日の公式HPにグロンギ語の対訳が載っているので、それをもとにして自分なりに規則をさがしてみました。
たぶん、グロンギ語の解読なんて、もうとっくの昔にどこでもやっているとは思うけど、自分で考えるのが楽しいわけで。…でも、思った以上に大変。だって、何言っているんだか聞き取れないんですもの〜。濁音ばかり使用されているので、ひとつの音に3つくらいの語が当てられているし。
もうすぐ発売される(もうされてる?)ムックにシナリオ全部載る、ということなので、それに全部訳がついているかもしれませんが。
とにかく、HPに載っていない分で、意味が通じるものだけ書き出してみたいと思います。「自信なし」と書いているところは、まったく解釈間違っている可能性あり(^^;
(これまた順次増えていく予定)
1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19
EPISODE 1 より
(クモ種怪人が警察で)
「これは、クウガのベルト!」
「終わりだ」
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EPISODE 2 より
(コウモリ種怪人)
「次はあいつか」
「きさまがクウガになる!?」
(クモ種怪人が封印の力を身に受けて)
「殺す」
(ついに人間体の出なかったクモ怪人さんは、聞き取りにくくて大変でした)
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EPISODE 3 より
(ゴオマと薔薇のタトゥの女の廃屋での会話)
「クウガと戦ったそうだな」(自信なし)
「リントどもが多く住むとこだ」
「もっと多く殺せるんだな」
「違う!われらグロンギの手掛かりがあるのだ」(自信なし)
「今は相手をするな」
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EPISODE 4 より
(豹種怪人が警官達に)
「やるのか!?」
(薔薇のタトゥの女&怪人達)
「待て」
「ゲームを始める」
(豹種怪人)
「お礼に両目をやってやる」
「来るなら来い」
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EPISODE 5 より
(水族館(?)にて)
「準備は整ったか」
「そろそろ始めるぞ、バズー」
「記念すべきファーストプレイヤーか」
「二日で9×9人(81人)だ」
「9×9人だぞ」
「楽勝だ」
「次は俺だな」
(路上で)
「9×2 8(26)」
「9×3人(27人)目だ」
(バッタ種怪人vsクウガ)
「久しぶりだな、クウガ」
「俺には勝てない」
「死ぬがいい」
「そうだ、その青がいい」
「その調子だ」
「来い」
<余談 グロンギの数の数え方>
グロンギの数え方は「9」が基本になっているらしい。
もしかすると、「10」より上がないのかもしれない(^^;
「30」を表すには「9×3および3」という表現になる。
ちなみになにゆえか、数字は英語で言ってます。
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EPISODE 6 より
(バズーvsクウガ)
「あそこから叩き込んでやる」(自信なし)
(水族館(?)にて)
「たっぷり殺してきた」
「9×4と4人(40人)だ」
「だがあと1日でできるのか」
「当然だ」
「おい、酒だ、酒だ」
(ショウリョウバッタのバズー君、発音が聞き取りやすくって助かりましたです)
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EPISODE 7 より
(アジトにてラジオを聴きながら)
「何のことだ」
「俺達のことだ」
「なぜだ、なぜお前達が」
「これが現実だ」(自信なし)
「これからだ」
「まずは俺がいく」
(蜂種怪人とゴオマ)
「お前らとは違う」
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EPISODE 8 より
(バチスvsクウガ)
「調子が悪そうだな」
「さすがは緑の力だ」
(アジトにて)
「成果はどうだ」
「腕輪はどうした」
「残念だがやり直しだ」
「この数はリント、この数はクウガ、これでどうだ」
「いいだろう」
(バチス、空中にて)
「一気に9×3だ」
「あと少しだ。待ってろ」(自信なし)
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EPISODE 9 より
(アジトにて)
「遅いぞ」
「これは何だ」
「俺がやった。権利はもらった」
「何人に」
(イカ種怪人水より(^^;登場)
「殺したくなる顔だな」
(アジトにて)
「今さら何をしに来た」
「俺にやらせろ」
「いいから、やらせろ」
(イカ怪人vsクウガ)
「きさまたちも俺の墨の餌食にしてやる」
「きさま…」
(イカさんの台詞は長い早いでさっぱりでした(;_;))
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EPISODE 10 より
(イカvsクウガ)
「きさまの攻撃はこの程度か」
(警察、アジト強襲)
「なぜだ、どうしてわかった」
「お前の臭いがリントどもを誘ったのだ」
「リントどもを殺す!」
「なんだこれは!」
「やはり来たか」
「かぎつけたか」
(新アジトで)
「ボードがなくなった」
「なんだと」
「ザインがへまをやった」
「俺には関係ない」
(イカvsクウガ)
「死ね」
「なぜ」
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EPISODE 11 より
(ザイン暴走)
「お前が記念すべき一人目だ」
(トンネル内にて)
「ザインが勝手に動いている」
「ザインが…?ほっておけばいいだろう」(自信なし)
「準備が整ってない」
(ザインvsクウガ)
「お前が9×3と8人(35人)目だ」
「だったら俺もだ。お前を殺して名を上げてやる、ズ・ザイン・ダ」
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EPISODE 12 より
(ザインvsクウガ)
「次がとどめだ」
「そんな蹴り俺には通用しない」
(ザインvsビラン)
「俺はゲームをしているだけだ」
「お前にその資格はない」(自信なし)
「この俺が決める」
「させるか」
「邪魔しやがって、ビラン」
(小路で謎の男から荷を受け取る)
「できたか」
「最初は俺に使わせてくれ」
「懲りない男だ」
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EPISODE 13 より
(バラ園にて)
「新しいボードは」
「ゲーム再開だな」
「9×9×2、9×2(180)人だな」
「俺は、俺はいつ」
(荒川にて)
「これで9×8(72)人目だ」
「またこれか」
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EPISODE 14 より
(河川敷(?)にて)
「見苦しいな、息巻いていたくせに」
「さっさと始めろ」(自信なし)
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EPISODE 15 より
(トラックに乗るヤドカリ種怪人)
「調子はどうだ」
「順調だ」
「こんなもの使うなんて本気か」
「面白そうだな」
(女性達を追いつめるギャリド)
「逃げろ、せいぜい逃げろ」(自信なし)
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EPISODE 16 より
(ギャリドvsクウガ)
「潰してやる、クウガ」
「どこに逃げた、クウガ」
(マンホールから顔出す(^^;ギャリド)
「あれでまたやってやる」
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EPISODE 17 より
(トラ種怪人登場)
「待っていた」
「6時間で9×8(72)人殺す」
(ガドラvsクウガ)
「俺は傷の数だけ強くなるメ・ガドラだ」
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EPISODE 18 より
(キノコ種怪人)
「9×2(18)人」
「お前で9×2と2(20)人目だ」
(ギノガをなじる怪人達)
「貸せ、俺がやる」
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EPISODE 19 より
(ギノガvsクウガ)
「生きてたの、クウガ」
「こんなもの」
「まだ、きかないよ」
「許さない、クウガ」
(さすがオカマキノコ、グロンギ語も見事にオネエ入ってました)
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