朝顔の苗売り あさがおのなえうり
朝顔の花は奈良時代には薬として中国から
伝わってきているようです。
原種はアジア・アメリカ・アフリカと世界中にあるようです。
ヨーロッパへはかのシーボルトが母国オランダに紹介しています。
日本でも江戸時代後半期より突然変異種交配による園芸品種の
開発が流行し現在では一般的にはお目にかかることのない
糸のような花やまるでバラのような花なども盛んに作られていたようです。
人々はこぞって新しい苗を手に入れて、夏咲くまだ見ぬ花を愛でていたのです。
なんだか、せわしなく生きている現代。
江戸時代の頃のように、少しはゆったりと朝顔でも育ててみたいものです。