芭蕉の雨

basyo


             芭蕉の雨     ばしょうのあめ
            
             これほど大きな葉はあまり見かけません。
             みなさんもご存知のバナナなどもこの芭蕉の仲間です。
             梅雨の頃、大きく伸びた「玉巻く芭蕉」も玉を解いて
             大きく葉を広げます。
             子供たちならすっぽりと隠れてしまうほどです。
             葉脈に沿って裂けやすいので傘などにはなりませんが・・・・。
             「玉巻く芭蕉」とは夏の季語で大きな葉がまだ新芽の時、
             堅く巻いて棒状になっている状態をいうのだそうです。
            
             この地には稀な大きな葉になんとなくエキゾチックな香りを
             感じるのは私だけでしょうか?
             この芭蕉、北限はどのあたりなのでしょう?
             ご存知の方はお便りください。