縄跳び

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             縄跳び     なわとび
            
             この近江の地でも「寒いね」の言葉を思わず漏らしてしまう季節になり、
             ついつい暖房器具のスイッチに手が伸び、炬燵に潜りこむ日が始まりました。
             人というのは、悲しいかな、一旦そういう生活に馴れてしまうと
             なかなか厳しい環境に身を晒すことはできないものですね。
            
             その点、子供たちは元気なもの。
             自分たちの影が長くなるまで縄跳びをして汗をかいています。
             その風景を見ていると、なるほど「縄跳び」が冬の歳時であることも納得です。
             寒いからといって環境を自分に合わすのではなく、自分を環境に合わすことも
             時として大切なのだなと感じます。