第3農園初出荷



前日夕方から収穫を開始し、夜10時にコンテナが到着してからバナナの出荷作業を開始します。
1,386CTの箱詰めを終了しコンテナが出発するのは翌朝10時、約12時間の重労働です。


集荷から出荷まで
11月1日午後10時、
香港より冷蔵コンテナが到着。
冷気を逃さないよう、
カーテンを取り付けます。
11月1日午後4時から収穫開始。
これまでと違って、
船上輸送の積み卸しが無い分、
外傷が少なくなりました。
高圧水でバンチ全体のホコリを落とします。
パッキングハウス内で使用する水は
全て上水道水です。
丁寧かつ迅速に、
房をカットしていきます。
傷果の選別除去を行うと共に、
房の切り口を整えます。
カイガラムシやカタツムリなどの
害虫混入を防止するため、
一房毎に高圧水洗浄します。

13.5sに計量して箱詰めします。
大小不揃いの房を上手に梱包するのは
至難の業です
11月2日(水)に産地出荷したコンテナは、
11月4日(金)に香港を出航し、
11月7日(月)には神戸港に到着します。

日本到着後は植物検疫・通関の後、
約1週間のムロ入れを経て
食べ頃になります。


収穫からお届けまでは、
約20日前後かかることになります。



出荷基準外のため除去されますが、
産地では、双子バナナも時折看られます。


収穫風景
コープしが橿原商務、がんばれ! 東海コープ川崎専務、結構力持ち!
園内に張り巡らされたケーブル 谷越えもなんのその
障害物も乗り越えて一直線 中山TV局まで取材にやってきました!
宙づりバナナに犬もビックリ! パッキングハウス到着!

ケーブルは初めての本格稼働にして不具合発覚、でも、すぐに点検して補強するとのこと。
ついでに、パッキングハウスも増築して、ケーブル即水槽という距離を目指すそうです。


出荷作業を終えて
パルコープ武本さん・栽培技術者曽錦開さん・パル川井さん 京都生協渡辺副理事長と労働者たち
農業局農業機械化管理室主任の麦潤金さん 夜勤明けのパッキングハウス労働者たち


案内板へ 10周年記念視察団へ