詩のページ(2)




2005年から2013年の間に
投稿して戴いた詩のコーナーです。
ご投稿ありがとうございました。
現在は詩の募集はしておりません。



288

無題(13.6.1)


  昨日からずっと 雨。

  今日は 晴れる様に 祈った。

  てるてる坊主も作った。

  でも、一応傘は 用意しとかないと…

  でも 今朝は 祈りもむなしくやっぱり雨。

  傘をさして 出かけた。

  凄い雷雨に あった。

  べちょべちょに 濡れて

  傘も 潰れた。

  心も 潰れた。

  新しい 傘を 探しに行きます。

  傘を どうぞ。と、 差し出してくれて、心も 空も 晴れになるような

   名職人の傘屋さんを 探しに行きます。

 


287

投稿(08.1.28)

  いつか行こう
  何もかもが赦されそうな
  あの夕焼けの中へ
  持てるだけの思い出と
  持てるだけの傷跡を
   一握りポケットにしまいこんで
  
  きっと ない あの場所には
  自分を傷つけるものは何一つないはずだ

  戻れない過去への虚しさも 
  胸をかきむしりたくなるような 郷愁も
  誰かを想う余りに   
  心に幾重にも幾重にも重なる 
  のどに涙が詰まるような 切なさも 
  溢れんばかりの赦しと優しさで
  窒息しそうなほどに 満たされているだろう

                        izumida               




286

投稿(07.12.18)

 

 

  仮死状態で生まれ、脳に障害が残り、
  重度の脳性麻痺になりました。

  そんな私が書いた詩の1編です。

  君のように つらぬきたい
  夢 あきらめず
  今は 前を見て 生きてみよう
  君のように 輝きたい
  世界 羽ばたき
  今も 負けずに 生きてみよう
  君のように 強くなりたい
  道 遠回りしても
  今を 確実に踏みしめ 生きてみよう
  そしたら いつの日か
  きれいな花が 咲き誇るだろう
  幸せに 恵まれた 花
   さあ いざ 進め!

                  里美


  私のブログ。
  《里美と由紀恵の交換日記「ゆいまーる」》



285

投稿(07.12.1)

  やめてよ その愛想笑い

  優しさでしているつもり?
  毎度傷つけられてる
 
  やめてよ その世辞
  私をどうしたいの?
  白々しくて聞いてられない
 
 
  《寂しい 信じることができなくて》
 
 
  どうして信じることができないの?
  どうすれば信じることができるの?
 
  信じたいよ
  その笑み その言葉
 
  
                  MY



284

投稿(07.11.27)
 
          『体重』
     「おまえが100キロになっても
     俺はずっとお前が好きだから
     過食しても大好きだよ
     でも300キロになったら糖尿心配せないかんけどな(笑)」

                           スラムより


私が過食でむちゃくちゃ太った時、 彼氏が言ってくれた言葉です。
笑っていっていたけど 彼の本心だったようです。 最高にうれしかった。




283

投稿(07.11.13)


     「はじまりの第一歩」

   何かをやめようと思うとき・・・
   それははじまりの第一歩。
   なにかを諦めた時・・
   それもはじまりの第一歩。
   なにかをうしなった時・・・
   それもはじまりの第一歩。
   終わりナンかないと思う。
   なにかが終わりをつげたとき
   それは始まりの合図。







    「やさしくしてください」

   ものを食べないこと
    自分を傷つけること
   だれともしゃべらないこと
   布団からずっとでてこないこと・・・・
   そんな人を見つけたら
   どうかやさしくしてあげてください。
   みんな苦しんでいる
   ひとりぼっちで悩んでる。・・・
   どうか責めないでください。
   罵声をあびせないでください。
   怒らないでください。
   バカにしないでください。
   指をささないでください。
   たった一度のやさしさが
   そのひとのこれからを
   変えることもあるんです。
 
                 スラムより



282

投稿(07.11.5)
 
          何故に

       さびしい・・・淋しい・・・寂びしい 
       何故に
       いくつ書き並べたらこの気持ちが解けてくれるのか
           過去を振り返れば悔いのみ思い出され
           現在はただ時の流れに流され          
           未来は僅かなのに夢ももてず
      何故に
        人は生きている事に意義あると
        人は支えあつて生きていると
        自分が幸せでなければ周りの人を幸に出来ないと
              誰かの言葉
      何故に
        五体満足だったのに、、、、今は日々衰えて行く心身
        気づかってくれる肉親がいるのに
        感謝すべきなのに
      何故に
        集団の仲間入り出来ないカラス一羽何かを求めてか
        鳴きながら飛んで行く
      淋しさが増幅する    何故・・・・

                                   
m.o 



281

投稿(07.10.23)

    南のぽっかり島のお昼寝噺

   ひろーいひろーい
  ぽっかり噺
  ひろーいひろーい
  きらきらのおひさんとウオーター

  ぽんぽこお船で
  ぽんぽこぽんぽこ
  ぽっかり島へ

  ぽっかり島の白い砂浜を
  のんびりのんびり
  牛車で一周

  ぽっかりぽっかりお昼寝中
  そのうち牛さんも
  ぽっかりぽっかり

  そのうちおひさんも
  ぽっかりぽっかり

  ひろーいひろーい
  ぽっかりぽっかりお昼寝噺
  ひろーいひろーい
  ぽっかり噺

  南の噺

                   テツ

 どっかにありそうですがオリジナルです。僕の作品。



280

投稿(07.9.27)

  
 どうしようもない、苦しみに、出口が、無くなった時、
   私は、よくカレンダーの裏に、苦しみ、苦しみ、苦しみ、と書き続けます。
   30分ぐらいで、心が少し軽くなります。
   1時間ぐらいたった時、
   心の中に、ポット穴があいて楽に、なります。
   台風の目のように静かで、心地いいです。
   でも、数ヶ月たつと、苦しみが押し寄せます。又カレンダーの裏に、
   ビッシリ、くるしみ、くるしみ、くるしみ、と書き続けます。
   今回は、ハッと気が付きました。
   イヤダ、苦しみたくない、苦しみを拒絶したまま、
   ギブアップしている自分を認めました。
   まさに、自己破産です。
   心の底から、今までに、味わったことのない、不思議な安らぎと、エネルギー
    これはいったい何なのでしょうか?
   何ひとつ片付いていないのに
   又、苦しみが、押し寄せて来た時 カレンダーの裏に、
   いっぱい、くるしみ、くるしみ、と書き続け
   静けさと、安らぎの中へ帰ろうと思っています。


                               
    by matiss



279

投稿(07.9.25)

      うつろの中に残るものは

  「おはよう」と目覚めるまでのまどろみの中
  私は仮面を被る
  あなたが心配せずにいられるよう
  あなたが今日も元気で過ごせるよう

  「おはよう」と言葉交わす会社への途上   
  私は仮面を被る
  みなの期待を裏切らぬよう
  みなが充実した日を過ごせるよう

  「久しぶり」と友と言葉を交わす再会
  私は仮面を被る
  友の思い出を壊さぬよう
  友が明日を見失わぬよう

  「ただいま」と家のドアを開くその前に
  私は仮面を被る
  あなたが心配せずにいられるよう
  あなたの疲れが少しでも安らぐよう

  いくつもの仮面に埋もれ
  私は仮面になる
  何がしたい?
  何に喜ぶ?
  何に怒る?
  何が悲しむ?

  いくつもの仮面に削られ
  いくつもの仮面に抉られ
  いくつもの仮面に奪われ         

  もう何も
  

                 Nasty Beaver



278

投稿(07.9.9)

      パニック障害・・・。

  これほど、苦しく、辛く、孤独で、
  人に理解されない病気があるでしょうか?
  全ての幸福へのチャンスが不幸に変わり、
  全ての喜びへの門出に、悲しみのゴールが与えられる。
  素晴らしい体験へのチャンスは、ことごとく、
  闇に閉ざされる。
  自分のものであるはずの希望は、
  自分を侮辱するだけの失望に変わる。
  理想の相手から向けられた微笑みは、
  自分を苦しめる呪縛に変わる。
  もはや、耐え忍ぶ目的は、
  新たな悲しみのため、新たな苦しみのためにある。
  逆境に耐えて、人一倍、頑張って生きてきた人が、
  残りの時を、平穏に生きられるよう願っているというのに、
  その真剣な祈りは、侮辱される。
  高熱でダウンしたら、人は、
  休めと言います。
  けれど、パニック障害でダウンした人には、
  人は、休むなと言います。
  高熱でダウンした人は、
  エベレストに登るようなことは要求されません。
  しかし、パニック障害でダウンした人には、
  毎日、毎時間、毎分、エベレストに登るのに等しい、
  精神修養が課されます。
  ある人は、これを『禅の病』と呼びます。
  実際、これは、悟りを開くのにも等しい、
  かなりの苦行であることを理解しているのは、
  ほんの一握りの人達だけです。
  それは、当の本人。
  その経験者、克服者だけです。
  禅の高僧、白隠禅師も、釈迦もそうだった。
  クリシュナムルティーは、まさに、
  この恐怖を克服して、覚者と言われた
  この苦しみに耐えて、日々、前向きに生きようとしている人は
  本来、尊敬に値する。
  普通の人なら、とっくに自殺していてもおかしくないほどの苦
  業だから。
  それなのに、誰にも理解されない。
  けれど、理解しない人が正しい訳ではありません。
  理解できないことが、偉い訳はない。
  理解できない人が、苦しんでいる人を侮辱する権利は無い。
  そのような人に言いたいのです。
  もし、あなたが、いつか、パニック障害で苦しむ人と同じか、
  それ以上の、ひどい苦しみを人生で味わった時、
  自分の苦しみだけは、誰かに理解してもらいたいと思った時、
  あなたに言おう。
  あなたが、正当で、私が、不当な訳ではなかった。
  あなたが、強くて、私が弱い訳ではなかった。
  私が苦しんでいる時、あなたは、苦しんでいなかったという、
  タイミングの問題だけだった。
  あなたが、正常で、私が、異常な訳ではなかった。
  私が悲しんでいる時、あなたは、悲しんでいなかったという、
  タイミングだけだった。
  私は、神様に与えられた、この棘によって、
  7度、倒れたが、7度、起こされた。
   それを理解しなかった、あなたは、
  たった1度、倒れても、起き上がる術を知らない。
  あなたは、私が苦しんでいた時、
  情けをかけず、さげすんで、私の弱さを侮辱した。
  しかし、今、あなたは、自分が私より強かった訳ではないと、
  ようやく知った。
  むしろ、私は、強かったので、7度の棘が与えられたが、
  あなたは、たった1度の棘で、倒れたままだ。
  再び、あなたに、今度は、私から言おう。
  「 あなたに、私を侮る資格が、あっただろうか?
  私の苦しみは、あなたには、想像すら出来なかった。
  幼稚園の子供が、戦地で戦う大人の苦しみを理解できなかった
  のと同じだった。
  それなのに、あなたは、私を、弱い者扱いしていた。
  あなたの愚かさゆえに、あなたの目に、そう映っただけのことだ。
  あなたは、目の前のハエを追うだけで、
  人の苦しみに情けをかける余裕も無ければ、
  物事や、人間心理の本質を知ろうともしなかった。
  常に、あったのは、自分の、ちっぽけで、
  ミジンコ並みの利益のことぐらいだった。
  あなたは、天から降りてきたキューピットが、
  転んで、ヒザをすりむいていたって、
  赤チンを塗るだけの人助けすら、無理だった。
  我が事でないのなら、あなたには、何もかも無理だった。
  あなたには、私の苦しみを理解するだけの、
  人生経験もなければ、精神修養なども、最初から無かった。
  それなのに、あなたは、他者を非難して、
  自分の愚かさ加減を、正当化しようとしていたのだ。
  それが、あなたの隠れた本心に過ぎなかったというのに、
  あなたは、私に、自分と同じように生きる権利が無いと言いた
  げだった。
  そうだ、確かに、私は、弱い。
  あなたが、耐えられそうも無い苦しみを、私が耐えたからだ。
  しかし、あなたは、その弱さについて、私に、怒る資格など、
  あっただろうか? 」
                              by noel

  
       *******************
  つい最近、閉所恐怖症の女性が、飛行機に乗り、恐怖のあまり、滑走路の10分の移動後、タラップを降りるため、引き返すといったニュースがありました。心臓発作や、機内でのアルコール摂取など、あらゆる理由で、乗客に具合の悪くなった人が出た場合、可能ならば、引き返すということは、よくあることです。
  私は、離陸後、数時間フライトした旅客機が、そのような乗客のために、数時間かけて、引き返した飛行機に乗った、経験があります。しかし、日本では、この女性が閉所恐怖症だったために、そのことを非難する(?!)という恥ずべき、言い分が、ネット上なで見受けられたことを、私は、それこそ、恥知らずの言い分であると、はっきりと、言いたかったので、投稿することにしました。閉所恐怖症の人は、100人に3〜4人とも言われ、心理療法士等なら知っていることですが、100人以上乗れる旅客機には、この件に限らず、常時、3,4人は、乗っている計算になるのです。どこかしら具合の悪い人間など、くさるほどいます。人によって、その場所が異なるというだけです。それなのに、なぜ、恐怖症だったら、それが、わがままなのでしょうか?今だに、そんな旧石器時代のような主張を、恥ずかしげもなくする人がいることに、むしろ、驚かされます。今の時代は、この地上に、聖人も、英雄も、居ません。愚か者が、大手を振って歩いている時代、そのことによって、私達は、真の自由などではなく、石ころのように、ゴロゴロところがっている、誤解や、侮辱や、浅はかな考えや、妬みや、嫉妬や、人をはめたり、コケにしようとしたりするような、そんな人の邪心に、がんじがらめになっています。
  けれど、よく喋るのは、愚か者だけ、ではなく、少しでも、物事を経験した人こそが、建前でなく、うわべでなく、肩書きでない、真実を話すべきなのです。こちらに投稿されている詩の多くは、自分を元気づけるため、あえて、明るく、希望に満ちた表現を使う場合もあったでしょう。しかし、私は、本当の苦しみというものを、知っている人にも、知らない人にも、知ってもらいたいと思い、あえて、このように赤裸々に書きました。
  多少、長くなりましたが、このコメントも含め、是非、今回は、前文を掲載して頂ければ、幸いです。
                                noel

                      



277

投稿(07.8.1)

    「全てが独りよがりの幻想だった」
  そう思った瞬間蘇ってくる
  不安 悲しみ 絶望 寂しさ 虚しさ 愛憎 恐怖 怒り 嫉妬    
  都合の良い幻想の中で安堵していた自分が嫌になる
  「偶像だった」
  「私はやっぱりひとりだった」
  そう感じている自分が確実に今ここにいるはずなのに
  忘れようとする
  「ホンモノよ」
  想像の中ででも失いたくない
  「ひとりにしないで」


                          M・やすだ



276

投稿(07.4.9)

  透きとおる青い空
  どこまでも果てなく上空へ突き抜けていきそう    
   ―吸い込まれる―

  ぼやけた白い雲
  空の青色と混じってすうっと消えていきそう
   ―吸い込まれる―

  感じる生温い雨
  降り落ちた深い土中に染み入っていきそう
   ―吸い込まれる―

  怯えた弱い自分
  暗い世界に心地よさを感じてしまいそう
   ―吸い込まれる―

  全てが吸い込まれていく
  いったい何に?

  それが問題、そして答え

                  Y.M.


275

投稿(07.3.29)

  『寂しい感じがする。…すごく 寂しい感じがする。…すこし』
  ふとした時こう思う。
  私って本当に一人なんだって思う。
  自分で一人を選んでるくせに、
  どうして私って一人なんだろうって思う。
  寂しいなって。
  虚しいなって。
  そんな時、
  誰かいないかなって求める。
  ところで、
  思い浮かんだ人は私を選んでくれる?
  やっぱり、
  望みも少なくて…。
  だから、
  『寂しい感じがする。…すごく 寂しい感じがする。…すこし』
  また振出しに戻った…。
  いつもこの繰り返し。

                       〜y.m〜



274

投稿(07.3.27)

  人の幸せを願うって難しい
  自分の幸せを願うのも難しい
  みんな幸せになる方法があるなら
  こんなに苦しむこともなかったのかな?

  だけど「幸せ」って何だろう?
  お金持ちになること?
  社会的に認められる事?
  結婚すること?
  友達が多い事?
  きれいであること?

  本当はもっとシンプルで
  もっと身近で
  もっと当たり前のこと

  生きている事が苦しいこともある
  でも、ここまで生きてこれたことって
  実はとっても幸せな事
  だって誰かが支えてくれたから
  今があるんでしょ?

  だから今を受け止める事
  幸せか不幸せかは自分で決める
  できればすべてに感謝できるように

                     まゆき




273

投稿(07.3.14)

  生きていなければ駄目ですか
  信じていた人に裏切られて
  最後だと思っていた人に裏切られて
  それでも笑っていなければだめですか
  心が壊れてしまって
  ぼんやり景色をながめながら
  飛び降りる自分を想像する
  泣けなくて
  強がりばかりで
  でも抱きしめて欲しくって
  それでも生きる事が大切ですか
  今、笑いながら心が壊れた私がいます

                  myu





272

投稿(07.3.8)

        夫婦

  性格も感じ方も本当に違うのに・・・ねぇ
  長く側にいて気づかなかったこと、気づこうとしなかったこと
  たくさんあって
  あなたの何を私はみてきたのだろう
  あなたの何を知っていたのだろう
  自己嫌悪
  それでも
  「あれ、それ」で、分かり合える
  夫婦って不思議ね
  私は「ぼちぼちマラソンウーマン」になった
  あなたは「ぼちぼちマラソンマン」になってくれるかしら?

    ---------------------------------------------------------
 
       命

  「お前が望むなら」とあなたが言い
  『あなたに望んで欲しい』と私は思う。
  あなたには「千の風」にはなって欲しくないから。
  病は「敵」 それをいつの日にか「友」として
  付き合うことが出来る?
  そしていつかそんな「友」のいることも忘れて
  笑い合えるかしら。
  きっといつか・・・ね。

                         雪月花

      ----------------------------------------------------
 夫が脳卒中で倒れ、一年になろうとしています。夫の苦しみ、悲しみ、戸惑いを側でみながら、生活習慣病、側にいた「妻」としては、自己嫌悪にひたることも度々です。自分を責めても何も変らない。今の自分に出来ることを考えよう。出来ないことは、嘆くより「何とか工夫できないかを探してみよう」そういった気持ちの切り替えをするのに、私の「病気」との付き合いから経験したことは、本当に助けとなりました。また、こちらのホームページで学んだこと、こちらの参加者の皆さんから教えていただいたこともです。これからも夫に支えてもらいながら生きていこうと思います。(笑) 素晴らしい「オアシス」を作ってくださった管理人さんには、感謝の気持ちと、ご活躍を心からお祈り申しあげます。



271

投稿(06.12.28)

         

  こどもの頃から つらくなると空をみる
  すると いつも変わらない何かが
  空の向こうからみつめてくれる
  空は そんな温かいところ
  曇り空でも 雨空でも 台風の空でも
  空は 優しかった母のように 
  いつも そこに 居てくれる



                 コオロギの館

 



270

投稿(06.12.16)

      朝陽にとけてなくなりそう
      まぶしい
      まぶしい
      まぶしい
      まぶしい

      


                      さなぎ



269

投稿(06.12.12)
 
         、、、、しぶ柿、、、、
                                      
    澄み切った秋空にオレンジ色に艶やかにわたし達は輝いていた
   採り頃だと云うのに主がいなくなった今は放置
   癒してくれた青葉は色褪せ枯葉となって舞い散った

   採り残されたわたしは膨よかに熟れ出し
   大空の画布に一幅の絵を描き暮色の中へ消えてゆく

   去年の今頃は柿すだれとなり木枯らしに吹かれ
   晩秋の風物詩だったのに
   
   今わたしは萎えたが初冬の寒さに耐え
   凛として古木に花を添えている

   やがて小鳥達えの贈り物になるのか
   朽ち落ちて土に還るのか
   自然の摂理に従って
   わたしもあなたも同じ定め

                             m.o  




268

投稿(06.9.25)
     
       「心の中の自分専用の電車」

  今日は・・・どの電車に乗ろうかな??
  どんな色でどんな速さのどんな形の電車に乗ろうかな??
  最近、私は心の中の自分専用の電車に目が覚めたらそう思う。
  今日は・・・しんどいから電車に乗らなくてもホームまで
         ゆっくり歩こう!!
  今日は・・・少し調子がいいから少し速めの急行に乗ろうかな??
  今日は・・・何色のどんな形の電車に乗ろうかな??
  今日は・・・各駅停車。各駅にとまるからしんどくなったり苦しくなったら     
         すぐに降りてホームのベンチでゆっくりしよう。
  「今日は・・・??」
  実在しない電車でいい。
  「心の中の自分専用の電車」
  だから自分が選べる。
  自分が運転手でもあり乗客者でもある。
  無理に電車に乗らなくても自由。
  なんでもありの「電車」。
  始発駅や終着駅なんて考えなくていい。
  自分の心の中で想像して自分が好きなように...楽なように
  考えられる「電車」
  あなたも「心の中の自分専用の電車」を想像してみませんか??

                 ハナミズキ



267

投稿(06.9.20)

     わたしは うそつき
   ずっと昔から うそつき
   うそをつかないと 生きていけない
   うそをつかないと 大事にしてもらえない
   うそをつかないと 抱きしめてもらえない
   うそをつかないと 家にかえれない                    

   あなたを よく想い出す
   お風呂屋さんに行くわたしに
   仕事に行くのかと心配してくれた あなた
   みんなは笑ってたけど
   朝ごはんは わたしの顔を見たいと言って下さった あなた
   ニベアを塗ってるわたしに まぶしいと からかう あなた
   お風呂の日に 無邪気にはしゃいだ かわいい あなた
   帰るわたしに 玄関に彼がいるから 送らないと
   からかう あなた
   わたしも もうすぐ 帰るのと話した あなた
   モーニングコーヒーの約束も 私の住所も メモも
   覚えていないだろうけど
   お元気ですか
   お元気でいてほしいです

   虫歯になったのは 内緒です
   わたしが 病院に通うのも 内緒です
   あなたのしんどさが 少しわかった気がするのも
   内緒です
   わたしが 泣き虫なのは 内緒です
   あなたが トナカイさんのハナだと 笑えるので
   わたしは 弱くて くすりがないと 
   生きていけないのは 内緒です
   わたしは 牛乳が嫌いなのは 内緒です
   あなたにカルシウムが いっぱいで 
   おいしいと言ってるから

                       そら

                          



266

投稿(06.9.18)
 
           まあまあ〜生きて

    お元気ですか?
        まあまあね
     駆使して来た身体故障があって当たり前
     あなたとお喋り出来て十分よ

    お上手になって?
        まあまあね
     競わずマイペース続ければ腕は其のうち上がると
     楽しみながらで十分よ
    
    お寂しいでしょう?
        まあまあね
     人は何時かは独りで逝くの自分を愛し        
      他人には無償の愛で十分よ
    
    お幸せそうね?
        まあまあね
     病があっても今日一日送れたら良しとし
     肩肘はらずまあまあ〜感謝それで十分よ

                       m,o   
 



265

投稿(06.9.9)

   
       *三本線*

   澱んでいく思考と
   潤んでいく記憶と
   もうどこにも往けなくても
   生きているだけでいいと
   赤く赤い横筋さえも
   すべて停めて愛してくれる
   そう出逢うまでのすべてが
   すべてがそのためにあったなら
   なにひとつ
   なにひとつ
   悔やむことなどないのです
   明けない空に狂気して
   幾度 淵を掴んだことも
   きみのそらに触れるたび
   わたしは今日も愛を知る

                N.E




264

投稿(06.8.19)

          もしも、、、、、蝶になったら

     モンシロチョウ になったら
     かわいいあの子のリボンになりましょう
     跳びはねる子と一緒に揺れましょう
     
     キチョウ  になったら
     愛しい人のイヤリングになりましょう
     想いのセレナーデを伝えましょう

     ギフチョウ になったら
     愛してくれた仲間と彼岸へ飛びましょう
     あなたを囲み乱舞しましょう

     アゲハチョウ になったら
     残してくれたミカンの花の蜜を貰いましょう
     お礼に卵を産んでずっと木を見守りましょう
                             
                           m.o 
        

--------------------------------------------------------
 亡夫が収集していた蝶の標本が残されていましたが、私では管理し切れず処分しました。 亡夫や蝶に申し分けない気持ちで作詞「?」しました。 お陰様で気分が軽くなりました。 この様なスペースがあり救われています。 ありがとうございました。
 





263

投稿(06.8.11)

        航路 

  夜明け前 暗礁の中を漕ぎ出でる
  困難な海路と知りながら 進むことしか択べなくて
  凍てつく空気 容赦ない向かい風に                     
  心が砕けそうになっても
  この旅の終わりが来るまで 止まることは許されない
  波にのまれ木っ端微塵になっても                     
  全てが海へ還るように
  陸にはたくさんの荷を積み残してきた
  憎しみというもの 悲しみというもの 怒りというもの
  思い出というもの
  ただひとつ
  「寂しさ」というものだけは捨てきれず
  航海の共にした
  朝日に霞む 大地よ さようなら
  もう二度と踏みしめることのない
  土の温かさよ さようなら
  そこに住む たくさんの やさしい人たちよ
  さようなら
  別れを告げ終えれば もう振り返ることはしない
  私は自分の路を信じて進む
  私は私の生きるみちを択ぶ

                  水樹




262

投稿(06.7.24)
 
  千の風になって  (作詞:不詳、秋川訳)
 私のお墓の前で 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
  千の風になって
  あの大きな空を
  吹きわたっています

  秋には光になって 畑にふりそそぐ
  冬はダイヤのように きらめく雪になる
  朝は鳥になって あなたを目覚めさせる         
  夜は星になって あなたを見守る

  私のお墓の前で 泣かないでください
  そこに私はいません
  死んでなんかいません
  千の風に
  千の風になって
  あの大きな空を吹きわたっています         

  千の風に
  千の風になって
  あの大きな空を
  吹きわたっています

  あの大きな空を
  吹きわたっています

              恩師
---------------------------------------------------------
 亡き妻のためにテレビの歌謡コンサートを聴いていたら、突然この詩の歌声が聞こえた。新井満訳詩のこの本が出たのは、03年11月。この英詩に出会ったのは「あとの残された人々へ”1000の風」(1995年南風椎訳三五館発行)。しかし彼が採用したのはイギリスの兵士が書き遺していた詩という。詩に託した思いは何であろうか。いろいろあるが「命は永遠に生き続く」ことだろう。それが死者からのメッセージという形をとっているだけに残された人の悲しみを癒す力も大きい。




261

投稿(06.7.13)

            〜川柳〜

    ミサイルに水かけられる平和ボケ
    安心も買う時代なりセキュリティー
    条件が良すぎて迷うアルバイト

    便利屋で今日も終わった主婦の位置
    縦のもの横にもしない人と住む
    土石流らしい昨日の妻の乱
    
    遅かったサイン気ずかず聞く告知
    あの日から試練はじまる千羽鶴
    点滴が命を救うしずく落ち

    肩の力抜くと視界が丸くなる
    くそ真面目実は臆病だけのこと
    どうしょう野良猫ずっと居すわって

    大変でも喜び二倍双子ちゃん
    天才かも無心に描く三歳児
    モナリザのモデル前世の貴女かも
                   
                     m.o
   
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 皆様スマートな詩を投稿されていられるので
  恥ずかしい限りですが「ボケ」予防の頭の体操と
  先生に御覧いただけると喜びで投稿しています
  拙い川柳ですが投稿いたします




260

投稿(06.7.9)

 これ以上
 前に進めないと思っていた
 もう 諦めようと思っていた

 人生とは 果てしない積み木みたいなもので
 震える手で 積み上げてきた
 正しいブロックたちを
 何度も 何度も 壊したくなった

 いつのまにか はるかにあたしの身長を超え
 まっすぐに天を仰いでいるそれは
 とても自分が積み上げたとは思えないほど
 ちゃんとしていて
 そのことが 更にあたしの首をしめた

 残りの人生すべてをかけて
 その積み木のてっぺんから
 ひとつずつ 丁寧にはずしていって
 最後はもとにもどっていく
 そんな生き方もあるんだって
 そう思えるようになったのは
 いつの頃からだったんだろう

 七転八倒してたどりついた答えは
 あたし自身を守るためのもので
 そのことを 誰に どんなに 非難されても
 ここで 笑顔で生活できれば
 それでいいんだ
 何も 問題なんてない


                      M.U.




259

投稿(06.6.30)

  あの瞬間を切り取りたい
  憶えていない頃のあの瞬間を
  私がもってなかった瞬間を
  偽りでもいいから
  切り取りたい
  もっともっと大切に出来るように
  これからもっと大切に出来るように
  そこにいるものを大切にできるように
  恥ずかしいなんてもう言わないように
  自信がもてるように
  宝物にできるように
  私が守っていけるように
  私の大好きな人と同じように
  笑っていられるように
  誰も戻りたいとは言わない瞬間の空気と時代を
  おもいっきり吸い込んで
  おもいっきり泣いて
  おもいっきりしがみついて
  おもいっきりのわがままも言ってみて        
  おもいっきり嫌がられる瞬間を
  みんなに見てもらって
  そんな瞬間を経験して
  宝物にできるように
  私の大好きな人をこまらせないように
  生きていけるように
  下を向かないように
  私の目にそらが映るように
  丁寧に 丁寧に切り取りたい        

                         そら




258

投稿(06.6.24

  明けないと思えた暗闇も
  夜も
  心の闇も
  いつかは明ける。
  気づけば私の闇も
  一進一退でも
  少しずつ前に進んでいる。
  明けては闇。
  その繰り返しでも、
  明けない夜がないように
  明けることがあるならば
  人生そう捨てたもんじゃない。
  きっといつか明けると信じる。
  信じ続けることが自分の力になるのだろう。      
  きっと今の自分の経験もいつか
  人の役に立てることができるだろう。
  生きてるだけで
  人は意味があるのだから。
  傷ついた分
  人の心の痛みがわかるようになったように        
  誰かに対して優しくなれるだろう。
  闇の中でも決して意味のないことはない。      
  そして
  いつかは明けると信じ続けよう。

                     く ま





257

投稿(06.6.22)

  涙=雨?
  今日もたくさんの人が泣いてる
  空から落ちてくる雨それは
  どこかで人が泣いているからなのかな?
  雨が降ると、とても哀しい
  この世界で誰かが泣いているから・・・
  高校生のときにこんなことがあった
  自分の好きな人が泣いている時必ず雨が降っていた    
  そんな時、よく思った・・・
  この雨は、大切な人や知らない人が
  たくさん泣いた・・・
  たくさん泣いてる・・・
  と思うようになっただから雨が降ると
  誰かが泣いているのかな・・・
  たくさん泣いた人がいる・・・
  笑顔が皆から消えてしまう時期なのかな?
  この世界から涙がなくなればいいなと心から思う     
  悲しみがなくなってしまえば誰もが
  笑顔でいられるから・・・

                          ○○




256

投稿(06.6.18)

    アルバム写真

   古いアルバムを開くと
    記憶に無いが私がいるセピア色した写真
    すまし顔 泣き顔 笑った かわいい顔
    愛情を注いでくれた親はもういない
        写真はわたしを切なくする

   古いアルバムを開くと
     笑い声が聞こえるモノクロの写真
     敗戦で価値観が変わり戸惑ったけど
     自由を謳歌し何も怖くなかった頃
         写真はわたしを懐かしくする

   古いアルバムを開くと
     はしゃぐ子等を追った色褪せたカラー写真
     家族が絆でしっかり結ばれた幸せな日々
     もう子等は手の届かない存在
         写真はわたしを侘しくさせる

   遺されたアルバムを開くと
     わたしの知らないあなたの写真
     綺麗なひとのポートレート
     今さら嫉妬する気はないが
        写真はわたしにシヨックを与える
 
   過去を振り返らすアルバムは閉じよう
     手元にあるスナップ写真
     見るに耐えられないけれど
     生きていた証10年後の再会を願って 乾杯   

                          m.o     



255

投稿(06.6.15)

  あの頃
  誰かに、助けてほしくて
  わかってほしくて
  でも誰にも言えなかったな。
  弱い自分を認めたくなかった。

  壊れていくときはあっという間だった。
  何もかもの歯車が狂った。
  毎日、世界なんか終わっちゃえって思ってた。
  毎日、誰かに殺してくれって心の中で叫んでたよ。
  そうすれば、私が望んで死んだって思われないからね。
  つまらないプライドだった。
  壊れた自分さえやっぱり認めたくなかった。
  こんなはずじゃない、こんなはずじゃなかったって、
  一体誰のせいでこうなったんだ?って
  何度も心の中で叫んでいたよ。

  でもね、自分を守るためのプライドは、
  決して自分を守ってはくれないんだ。
  大切なのは、自分を認める事。
  弱くたっていいじゃない。
  情けなくたっていいじゃない。
  かっこ悪くたっていいじゃない。
  人間ってさ、完璧になんかなれっこないんだからさ。

  何年かぶりに見上げた空は
  昔と何も変わってなかったよ。
  いつの間にか、変わったのは、自分だったんだなあ。     

  それから
  なにもかもが新鮮になったんだ。
  自転車にのって駆け抜ける風も
  雨上がりの道路も
  バスから見える見慣れた風景もアジサイの花も
  今まで気がつかなかったたくさんの事が
  一つ一つ自分に新しい風を運んでくるよ。

  今はね、ただ正直に生きて行きたいと思う。
  たとえどんなに傷ついても
  やっぱり人を信じたいし、人を愛したいし、愛されたい。

  どんなにくだらないって言われても
  自分と真剣に向き合うこと、
  人と真剣に向き合うことやめたくはないんだ。

  今、もし自分が世の中でたった一人だと
  思っている人がいたとしたら、
  絶対にひとりじゃないよ。
  あなたは決して一人じゃないよ。
  空を見上げてみて。
  青い空も、星空も、曇った空でさえも
  あなたに勇気と元気をくれるでしょう。
  世界中の空がつながって、同じように
  空を見つめている人がいるよ。
  同じように不安を抱え、迷いながら、悩みながら、
  それでも前を向いて歩いていこうとしている人たちが      
  たくさんいるよ。

  今はどんなに辛くても
  必ず希望が見えてくるよ。
  前を向いて歩いていこうよ。

                     ウルトラマン




254

投稿(06.6.2)

    釦
  いつも後悔するのに また同じ間違い繰り返すんだ     
  足を踏み出す前に 
  ちょっと右を向けば 鏡があるのに
  なんで同じボタンばかり掛け忘れるんだろ
  いつの間にか ブラブラになってて
  また ひとつ 無くなっていた
  決まっていつも 第二ボタン
  触らないから 糸が切れても気付かないんだ     
  落としたら 後悔するのに
  それなのにまた 鍵閉めて出てきちゃった
  また繰り返しだ
  どこに落としたんだろ
  私の釦

                        水樹





253

投稿(06.5.27)

  
      庭の雑草を一生懸命とっていたら
      汗が地面にポタポタ落ちた。
      この汗も雑草になって
      いつか花を咲かせる。
      自分が逞しくなっていく気がした。

      
      自分は大自然なんだ。

                        B♭

    




252

投稿(06.5.26)
          
          「心奪われるもの」

       心奪われるもの
       例えば それは
       香り漂う花
       心打つ書物
       心地好い労働
       ふっと蘇る遠い日の良き思い出
       どこまでも広がる空の青さ
       そっと身を包む雨の優しさ
       その存在を誇示するかのような星達の瞬き
       今は只 
       心奪われるものに身を委ねよう
       それが明日への道標となるのであれば
       それが生きる糧となるのであれば 
       今は只
       心奪われるものに身を委ねよう

                       レニー



251

投稿(06.5.26)

  雲は自分で自分を守ることができない
  誰か雲を囲って!
  その存在が薄れないように消えないように
  冷たく強い風から守って
  雲は自分で自分を守ることができない
  守られることのない本当に弱い雲は
  消えてしまう
  でも
  かすかな力を持つ雲は
  冷たく強い風に当たりながらも
  果てしない空の中を一人漂い続ける
  たとえ途中
  消えかけそうになっても
  必死で自分の存在を掻き集めながら…
  風の強くなってきた今
  あの雲はこれからどうなっていくだろう


                        M.Y.




250

投稿(06.5.25)
 
  最近、夜空を見ることがなくなってしまった・・・
  昔は、夜景の見えるところで夜空をみていた・・・
  夜空を見ると透き通った空気の中にキラキラと光る
  沢山の星と月が眩しい位に光っていた・・・
  あんなふうに光っていたかったのかな〜
  私の心の中には深い闇がある・・・
  忘れられない過去・・・消し去りたい過去・・・
  深い闇の中にドシャ降りの雨が降っている・・・     
  そんな心の中とは対照的な夜空・・・
  確かに夜空には深い闇はあるでも・・・
  私には無い光を持っている星や月
  そして、透き通った空気に守られている
  私にも、いつかそんな光が心の中を
  照らしてくれるのかな?・・・あの時の・・・
  夜空のように・・・


                          岡○




249

投稿(06.5.23)

  寂しいだけです。虚しいだけです。  
  私のことを知らないのに、見捨てるのですか?
  私は一番大事なことをまだ伝えていないのに、
  見捨てるのですか?
  見捨てるには、まだ早過ぎます。
  私はまだ何も、何も伝えてはいないのですよ。
  見捨てるには、まだ早過ぎます。
  私が黙って何も言わないのは、
  伝えることに罪悪感を覚えるからです。
  伝えたことによって見捨てられるのではないかと
  不安になるからです。
  分かっているのでしょうか?
  それさえ知らずに私を見捨てるのは、           
  あまりにも残酷です。
  私の空ではまだ、薄黒い雲が冷たい風に
  ゆっくり流されています。
                           
                 〜y.m〜




248

投稿(06.5.22)

      届かない手紙

  お久し振りです 覚えていますか
  私達の出会いは青春時代の一通過点でした
  今人生の黄昏を迎えたわたしは
  あなたの顔は思い出せないのに
  その通過点は波紋を広げ楽しかったシーンが
  絵ハガキとなって一枚一枚浮かんでは消え
  静寂な水面へと戻り心を和ましてくれます
  美しい絵ハガキよ.........................ありがとう

  お久し振りです   覚えていますか
  「人間は所詮一人だ」と言われた言葉を
  無我夢中で尽くしていた私の胸に刺さりました
  やがて
  冷たさ憎さ悲しさを味わい其々の道を歩みました
  その過程があったお蔭で人の温かさを知り
  幸せをつかみました
  今独りになってあの時の言葉を冷静に想い出しています
  出会い別れが糧となって成長しました..........ありがとう
  今感謝しながら届かない手紙を書いています

                             m.o

  




247

投稿(06.5.10)

     (無題)
  パチンと音がして
  「自分」の中で
  色んな「自分」が出てきた
  感情的な「自分」
  理性的な「自分」
  楽観的な「自分」
  悲観的な「自分」
  色んな「自分」が
  頭の中で口論して
  私の体は
  苦しく悶えた
  けれど
  みんな「自分」
  うるさくって
  イライラするけど
  それも全部「自分」
  「大事にしないとね」
  そう思ったら
  皆が一つになって
  今度は
  ほわんと音がした

             リオン


  -------------------------------------------
2回目の投稿です。自分の書いた詩が掲載されるだけでも、自己表現の手段の一つとして、少し心が楽になりました。ありがとうございます。



246

投稿(06.5.4)

  料理が失敗した
  違うものを作ろう
  あれも混ぜよう
  これも混ぜよう
  なんとなく形になった
  疲れてこのままにした
  もうこのままでいい気がした
  わたしは
  わたしは
  なんとか形にならないだろうか
  だれか調味料を加えてはもらえないだろうか?
  あなたが言った調味料でそれなりのものになるのだろうか?
  わたしが思う正しいものになるのだろうか?
  たどり着くのにどれ位かかるのだろうか?
  いくつ調味料を加えるのだろうか?
  わたしのうちにあるもので出来るだろうか?
  わたしは、続けていけるだろうか?
  わたしはとんでもない物を作ってしまわないだろうか?
  わたしは消えてしまわないだろうか?
  消えてもきれいに消えれるだろうか?
  後片付けを手伝ってくれるだろうか?
  わたしはひとりにならないだろうか?
  わたしが困ったとき調味料を一緒に選んでくれるだろうか?
  
                                  そら



245

投稿(06.5.2)


     *一歩の勇気*
  
      
   保健室へ まず一歩
   ここはあなたの天国だ
   保健室からまた一歩
   教室へ向かい また一歩
   疲れてしまったら休めばいい
   迷ってしまったら探せばいい            
   あなたの心の標識を
   一歩に時間をかけてもいい
   一時間でも一日でも
   でも次ここに来た時は
   今日より一歩また進もう
   がんばって
   無理しないで
   教室に一歩踏み入れた
   あなたはとてもがんばったね            
   ここへ来るまでの一歩一歩            
   これはあなたの勇気の証
   褒めてあげよう
   自分のがんばり  
   認めてあげよう
   自分の勇気 
   そしてそれも一つの勇気


         
中二 あゆみ(13)



244

投稿(06.4.24)
     〜星の無い夜と太陽〜

  蒼さの朝を出ても
  また、星の無い夜が来るだけ
  引き戻されそうな、心に張り付いた
  昔の写真は無理して笑う
  許されるのなら
  忘れたい、昔の君の痛さと僕の悲しさ
  暖かい太陽に祈るのではなく
  すれ違い様のまぶしい太陽に涙した
  星の無い夜になれた僕は
  太陽すら知らないのだから
  太陽に思いを寄せても
  僕は太陽を知らない


                   MK


243

投稿(06.4.20)
  

         笑いましょう
  
   悲しくなったら大きい口をあけ作り笑いをしましょう
       悲しみの涙はバラ色に変わり
       わたしを慰めてくれるだろう
  悔しくなったら自分のバカさ加減に思い切り笑いましょう      
       悔しさは吹き飛び前進できるでしょう
  腹が立ったら思い切り罵倒し笑いましょう
      何もかも許せ楽になるでしょう
  苦しくなったらその苦虫を潰した顔に笑いましょう
      こころ鎮まり素直になるでしょう
  作り笑いでいい大笑いして
      明日えのエネルギーを貰いましょう

                               m.o
  


242

投稿(06.4.19)

      Pieces

  哲学科の学生だった 家庭教師が 教えてくれた
  人間は昔 肉団子のような「塊」で
  それがある時ふたつに割れ 別々の人の形になった
  片割れは誰にでも必ず存在し 
  いつかその人と出会い 愛し合うのだと
  小さな頃の私はその存在を信じ  
  出会うべきその人に 想いを馳せていた
  今の私は少し考えを 変えている
  愛する人が あまりに多いから
  人間は ふたつに割れたのではなくて
  ばらばらのかけらになったのだと
  隣のあなたも
  話したことのあるあなたも
  話したことはないあなたも
  存在を知るあなたも
  まだ存在さえ知らないあなたも
  みんな 私の大切なかけら
  あるバンドのヴォーカルが 
  自分の子供へのメッセージを唄う
  「私のかけらよ力強くはばたいてゆけ」
  私も私のかけら達に伝えよう
  「私のかけらよ力強くはばたいていて」
  互いが出会う その日の為に

                      水樹




 桃李言はざれども下自ら蹊を成す 
 沈丁花の香りに感謝を



241

投稿(06.4.16)

  眠りから覚めて
  疲れた心が欲するのは
  春の風
  窓をそっと開けて
  晴れの日は涼やかな風
  曇りの日は湿っぽい風
  雨の日はひんやりした風          
  流れ込んで
  私の心も軽くなる
  風に乗って
  つらい気持ちも
  ひらひらと

              匿名希望




240

投稿(06.4.15)

         足跡
  北へ
  涼しさを求め旅立つ者がいる          
  南へ
  暖かさを求め旅立つ者がいる
  東へ
  朝日を求め旅立つ者がいる
  西へ
  夕日を求め旅立つ者がいる
  僕も行きたかった
  僕も見たかった
  この体と心では叶いはしない
  僕は何処にも行けないまま
  終わるのだろうか

  ふと 振り返った
  足跡があった
  僕の足跡だった
  そうか
  ここまで来れたんだ
  そう思ったら
  一歩だけ歩きたくなった

            レニー



239

投稿(06.4.14)

  J子へ、最近あなたのことをよく思い出します。
  あなたが命を絶ってから
  もう何年たったでしょうか。
  あなたが亡くなったと知ってから1週間、
  私の心は重く、痛かった。
  歩けなくなるくらいの毎日でした。
  なぜ相談してくれなかったのか。
  なぜ私が気がついてあげれなかったのか。
  今も時々あなたのことを思い出すと
  つらくなるときがあります。
  私は時々自分の運命を
  呪うほどの気持ちに
  なるときがあるけれども、
  あなたはそれ以上の苦しみが
  あったのでしょうね。
  誰にもわからないくらいの。。。
  あなたをよく思い出す理由は
  Hちゃんという人のこと。
  Hちゃんは、あなたに少し似ている。
  だから暗闇で苦しんでいるちゃんを
  助けてあげたいと
  私は思っている。
  容易ではないことだろうけど、なんとかして
  Hちゃんを助け
てあげたいと思っている。      
  まだどうしたらいいかわからない。
  教えてよ。
  どうしたらいいのか、教えてほしい。

                         S

       
 


238

投稿(06.4.11)


   なにげない風景に
   なにげなく咲いている花が
   世界を一番知っている
   あなたも私も愛されている
   太陽は
   あなたも私も変わることなく
   おんなじ顔で^^愛している
   愛されている実感は
   思い出すだけでいいんだ
   手元にある花を
   思い出すだけでいいんだ
   遠くを見なくていいんだよ・・・
              
              恋する海月^^

  ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ちょっと不思議な接骨院の先生です
詩の投稿をさせて頂きます^^いつもごくろうさまです



237

投稿(06.4.8)

    種を蒔く人

  青い種を蒔く人に尋ねた
  「その種は何の種」
  「これは悲しみの種」
  「そんなもの蒔いてどうするの」
  「これは人の涙の雨で どんどん育つのさ 
  そうしたら大きな実が生る 
  その実は得も言われぬ 美味しさで 
  食べれば皆が笑顔になるのさ」
  赤い種を蒔く人に尋ねた
  「その種は何の種」
  「これは怒りの種」
  「そんなもの蒔いてどうするの」
  「これは人の怒りを根から吸い取り 
  養分にして育つのさ そしたら大きな木陰が出来る
  木陰の下には皆が集い 
  楽しい話に満ち溢れるのさ」 
  茶色い種を蒔く人に尋ねた
  「それは何の種」
  「これは人の悪意の種」
  「そんなもの蒔いてどうするの」
  「これは人の悪意の風に吹かれてゆらゆら揺れる
  そしてぽっきり根元から折れてしまうのさ
  だから私はこの種が育つのを見たことがない
  育たないから蒔いているのさ」
  帰って私は水色の種を蒔いた
  これは希望の種
  落ち込んだ人が勇気を取り戻すと 
  大きく葉を広げる
  すくりと立ったこの木が 空まで届く程育つように
  そう思うから蒔いてみたのだ

                          水樹




236

投稿(06.3.23)

        期待

   お前は 性懲りもなく期待して裏切られた
        春風と共に芽吹きやがて
        花が咲くと期待したのに朽ちてしまった
 
   期待は しゃぼん玉だ
        脹らませ輝いたのに消えてしまった
        消えた時のシヨックは大きく残酷だ
   期待は 矛盾している
        期待どおりになれば喜びは倍増
        外れれば心は苛立つ
   私は  明日は今日よりいい日である事を期待しょう
        幕引きは子に迷惑をかけない様に
        そして「ありがとう」と言える様に 期待しょう
                             
                             m,o

      

235

投稿(06.3.14)

  気がついてる? 置きっぱなしの小石
  いつか踏みつけられてもいいよ
  僕は 固いから
  丈夫に 丈夫に だけど時にめげて
  そしてまた打たれる
  小石 小石 僕は小石
  小石になぁれ

                   らんら



234

投稿(06.3.12)

  皆迷いながら生きている。
  ここがどこかなんてわからない。
  それでも生きている。
  答えなんてどこにも転がっていない。
  でも、必死に探そうともがいている。
  正解が欲しい。肯定して欲しい。
  苦しい苦しいと声をあげても助ける者はいない。
  神様はいない。
  じゃあ、なんで生きてるの?
  あなたが必要だから・・・
  大好きだよ。と心を抱きしめてあげよう・・

  他人がいなければ自分を識別できない、寂しい生き物
  あなたがいなければ、私もいない。
  世界を殺すのは簡単だ。
  でもそれをしないのはあなたの強さ、優しさ
  大丈夫、あなたはまだ心が痛いと思える。
  優しい心を持っている。

                            あい



233

投稿(06.3.10)

        蝶

  羽化したばかりの翅は 陽に透けて儚く
  湿った重い外気に震えている
  やがて翅は乾き
  人の手さえ届かない 高みにまで 飛んでゆける
  雨の日は 葉裏に身を隠し
  蜘蛛の罠から 逃れ
  与えられた時間を精いっぱいに
  わずかな命を 謳歌する
  今 飛び立とうとする蝶よ
  あなたの命は 私のそれより はるかに短い    
  しかしあなたは 生きる迷いや悔いを
  持つことはないだろう
  私も その時を 静かに待っている
  あなたのように 飛び立てる日を
 
                        水樹





232
投稿(06.3.7)

    「立って歩け!」

  生命を投げ出したくなって
  過去から逃げ出したくなって
  自分を消そうとしたときだった
  君は言ったね
  「立って歩け!
  自分を信じて
  立って歩けなくなったら終わりだよ
  大好きだよ
  小さな存在を信じてみて
  そんな風に言われて
  初めて気付いた
  ・・・生きてる。
  家族が家族じゃなくなって
  友達が離れてくのが怖くて
  守るものがなくなって
  怖くて、負けそうで、逃げたくて...

  君の言葉は僕の中で響いて
  温かくて涙が零れた
  もしも・・・もしも君が辛くなって
  泣きたくなったら
  僕のところへおいで
  精一杯抱きしめるから
  君が僕にしてくれたように
  立ち上がらせてみせるから
  でも僕の力じゃ足りなかったら         
  いっしょに泣いてあげるから
  これから ちゃんと
  立って歩くから
  そんな僕を
  見守っていてください

               水月 章



231

投稿(06.3.5)

  北陸の海の小さい駅におりた
  潮の臭いと、老人たちの丸い背中
  空にはカラスが群れていた
  海岸に腰をおろして
  遠くの水平線を見た

  海も私に気づかず 静かに時がすぎた
  いつのまにか夕暮れがせまり
  水平線が少しずつ遠くにいった気がした
  砂地の感触が冷たく 気持ちよかった

  帰ろうと腰をあげたとき
  灯台に光がともり
  海が私にやっと気づいてくれたように感じた
  海も私も、ずっと生きているから
  これからも ときどき気づいてください

                     アイサム    
              



230

投稿(06.3.4)

  愛なんていらない。
  あればもっともっと欲しくなるから。
  助けてってもがいて叫んで
  でも「どうすればいいの?」 わかんない。           
  何にもいらない。
  欲しがって拒絶される怖さを
  もう十分に知ってしまったから。
  怖くて怖くて怖くて
  こんなに寒い場所なのに
  暖かい毛布一枚欲しくない。
  欲しいのは何?
  どうしてそんなに苦しんでいるの?
  答えは何?
  ほんとはとっくに気づいているのに・・・
  自分の中にしか答えはない。

  疲れたんだね・・・
  きっと休みたいんだ、ほんとは。
  深く深く休んで眠って、決して覚めないように
  何も考えることのない、安らかな眠り。
  でも、また日は昇る。
  それはあなたの始まりの日じゃない。
  だからもうちょっと休んでいいんだよ。
  もう十分苦しんだでしょう。
  もう十分責めたでしょう。
  だから自分を休ませてあげていいんだよ。

                           あい


  *最後に一言*******************

  誰かにそう言って欲しかったことを書きました。もういいんだよって言って欲しかった。生きるって難しい。でも生きてるってだけですごいと思う。何もできなくても、何もしていなくても他人にはそれが当たり前のことだから、他人にとっては「頑張ってる」ことでもなんでもない普通のこと。私にはそれが「当たり前」ではなくなってるから、他人にとっての「普通」が「頑張ってる」につながってると誰かが言ってくれた。だから君は十分頑張ってる、すごいことなんだよって言ってくれた。涙が出た。やっと自分を大事に思えた瞬間だった。

  ************************


229

投稿(06.3.1)

       月の海
  :
  月の海は明ける空の冷たさの中
  彼方
  探している透明な航路の終わりに
  姿勢の祈りの正しさだけが
  新しい
  悲しみに暮れる人の弱さを愛した人は      
  許されることを許している君のような
  ここに碑は無く
  厳かな空だけが続いている

              橘 鷲聖



228

投稿(06.2.28)

  花畑で
  明日にふさわしい完璧な花を摘もうと 花畑の中を
  彷徨った
  何千何百の花の中から一番美しいと思った一輪を      
  摘み取った
  その花を手にした途端 すぐそばの花がもっと
  美しく見えてきた
  私は その花も摘み取った
  今度はその近くの花が最上に思えた
  その花も手折った
  今 私は 
  両腕いっぱいの花を抱えて考えている
  正解はどれだっけ?
  明日にふさわしい花を見つけに来たはずなのに
  迷うばかりで 結局何も決められなかったよ
  このたくさんの花の中に答えはあったの?
  誰か 誰か 教えてくれる人はいないかい?
  安らかな香りに包まれながら
  いつまでも 立ち尽くす 私は 
  どうすればいいんだい?
 
                     水樹



227

投稿(06.2.16)

      夕立の後の空に
      虹が架かって
      ただそれだけで
      「な〜んか幸せ」
      そう思った
      小さなハッピーは
      周囲にたくさん転がっている
      それに気付いた7月のある日

                     二野



226

投稿(06.2.14)

       月 (for My Dear,‘H‘)

   こないだ眺めた月は まんまるで 
   何の欠けもない 完全な形に見えた
   先日見かけた月は 何かが欠けて 
   不安そうに見えた
   その日見上げた空には ガラスのように薄い
   まるで滅びに向うような月しか見えなかった
   私は 空を見るのをやめた
   今日 久々に夜空に目をやると 
   あんなにか細かった月が 少し膨らみかけていた      
   数日たてば また 
   あの美しい球形を見せてくれるだろう
   一度きりで死んだとあきらめるのは 早すぎた
   月は いく度も 蘇るのだ
   まるで誰かのように? それは自分のように?
   そう信じていいのなら 私も月だと思えるのに

                            水樹




225

投稿(06.2.11)

        いのち    

     『もう、死にたい』
     そう口にする人も居るだろう
     世の中には
     生きたくても生きられない人もいる
     口にすることは簡単だけれど
     もっと命というものを
     大切にしなければいけない
     もし、自分が生きたくても
     生きられない場面に
     直面したらどうだろうか
     人生の中で苦難が多く
     耐え切れなくなる事も
     時にはあるだろう
     親であれ、好きな人であれ
     友達であれ、大切な人に
     『側に居てくれるだけでも幸せ』と
     1度でも言われたなら
     『あなたは大切だ。』と
     1度でも言われたなら
     あなたの生きてる価値は
     あるのだから・・・
     もっと私達は
     【いのち】を
     大切にしなければならない           

                     by水希


     ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
初めまして。HN 水希と申します。私も人間関係には苦労してきました。20代前半までです。今も多少はありますが克服しております。小学生の頃からいじめにあっていた訳ですが、無事、克服することができました。もし、よろしかったら他にも詩がありますので是非、お時間がある時に見ていただけますでしょうか。私自身、詩を書く目的と致しまして、沢山の人が悩みや心の病を抱えている中少しでも癒されてほしい、自分にも辛い過去があるからという想いで書き続けております。サイト宣伝の為ではございません。沢山の人に見て頂いた中で一人でも心が少しでも救われたらという願いです。よろしくお願いいたします。
  poem site gentleness a place』・・・http://web1.nazca.co.jp/mikachan2526/


224

投稿(06.2.9)

           笑顔・・・大好き
    笑顔は わたしを浄化してくれる
         スヤスヤ眠りながらの赤ちゃんの笑顔に
         邪心は消える
    笑顔は わたしの心を温める
         久し振りの再会に手を取りあっての笑顔で
         素早くタイムスリップする
    笑顔は わたしにパワーをくれる
         歯は抜けて皺の深いおばあちゃんの笑顔は
         苦労を乗り越えた勲章
    笑顔は わたしのトランキライザー
         鏡にあなたの面影を映してのわたしの笑顔に
         こころは癒される
    笑顔は わたしを幸せ気分にする
         異国の人に席を譲られお互いに交わす笑顔は        
         万国の共通の言葉
    笑顔は 平和のシンボル
         一人でも多くの人の笑顔で
         世界を繋げたい・・・祈り
     
       ”萌え出した庭とハミング早春賦”
                                    
                           m.o



223

投稿(06.2.3)

  白いシャツをぬいだら
  赤いシャツも着ていた
  赤いシャツをぬいだら
  黒いシャツがでてきた
  そうやって何枚もぬいでいったら
  なかから かわいい坊やがでてきた
  こんにちは坊や
  どうしてそんな淋しい目をしているの 坊や
  たくさんのシャツを着ていたから澄んでるの?        
  たくさんのシャツをぬいだから澄んでるの?
  坊や どっちかな おしえてくれない?
       
                       チルドレン
 


222

投稿(06.2.1)

   哀しいくらい 泣きたかった
   切ないくらい 嬉しかった
   滲んだ目の向こうから
   アナタの顔が私を見ていて…
   虚しいくらい 怒っていて
   愛しいくらい 叩いていて
   漆黒の瞳が捉えたのは
   失いたくないアナタが居て…
   私がここに居るのは きっとアナタがここにいるから
   私がここで泣いているのは きっとアナタが傷ついているから          
   私がここで喜んでいるのは きっとアナタが笑っているからで          
   私は アナタが愛しく
   セカイはくるくる廻っている
   ホシはきらきら輝いている
   狭い世間で出逢えたの
   広い世界で出逢えたの
   答えてくれる仲間がいて
   呼んでくれる人間がいて
   一緒にいてくれるあなたがいるの
   セカイの『偶然』に感謝して 

                    岡○


 


221

投稿(06.1.27)

      背負うもの

  生まれてきたから 苦しくても 生きていくしかない
  でも 苦しみながら生きていくことは 口で言うより困難だ
  明日には治る 次の月には治る 来年には治る
  信じている訳ではないけど あきらめている訳でもない
  苦しいのが当然の毎日が たゞたゞ流れていく
  それが日常
  テレビや新聞で何の見返りもないのにひたすら
  他人や 動物や 環境を守るために 自分の身を削る人を目にする
  神様
  不遜かもしれませんが 
  そんな時 少しだけ思うのです
  ああいう優しい人たちが するべき仕事をし終える為に
  彼等の背負うべき苦しみを 私たちが少しづつ いたゞいているのだと
  そう思えば 重たい荷物も少しは持ち甲斐がある
  流れていくだけの日常が 目的のあるものへと変わる
  今日もまた辛い一日が終わった
  今日は誰の荷物を持たせていたゞいたんだろう
  明日は誰の荷物を背負うのだろう

                    水樹


220

投稿(06.1.23)
 
    幸せになりたい
   遠くへ連れてって
   紅い花が一面に
   咲く場所がいい
   いつまでも歌を歌う
   いつまでもずっと終わることのない歌
   消えてしまいたくて
   幸せになりたくて
    私の声を聴いて
   私の歌を聴いて
   心の底にあるのは
   憎しみと哀しみだけ
   つぶれて しまいそうなくらい        
    重い苦しみ
   生まれてこなければよかった
   と思わせるほど‥
   ただ耐えることしか出来ず
   ただ泣くことしか出来ない   
   小さな小さな 私
      変わりたい
      風になろう
    颯爽と吹き抜ける風に


             ‥★☆SAKI☆★‥    



219

投稿(06.1.23)
    
      ぼちぼちマラソン・ウーマン

   私は、昔、短距離ランナーでした。
   誰よりも早く走ることを目標としていました。
   ただひたすら前を向き、
   風の音も感じない、風景も見えない世界にいました。              
   自分が息をしていることすら忘れる世界です。
   ゴールしても、ゴールしても、
   私の前には、スタートラインが引かれていました。

   そんな私が病気をもちました。

   私は、今、ぼちぼち走るマラソン・ウーマンです。
   長く走る為に、力配分を考えます。
   長く走る為に、どの時点で水を飲めばいいのか考えます。
   ぼちぼちマラソン・ウーマンになったおかげで
   風の音を感じ、周りの風景が見えるようになりました。
   私を応援してくれる人たちが見えるようになりました。
   一緒に走ってくれる人たちを感じるようになりました。
   私は、ぼちぼちマラソン・ウーマンなので
   時には、お弁当を広げ、時には、仲間とお喋りをします。
   今の私には、ゴールはまだみえません。
   ゴールそのものの意味が変わってしまったのかもしれません。
   ただ、私は、日々ぼちぼちマラソンを続けています。

                   雪月花
    


218

投稿(06.1.20)

     
過去の重荷せおった  今
    夢と不安が交錯した未来つなぐ  今
    一刻も立ち止まらない  今
    残り少ないであろう   今
    それなのに無意識に通してしまう  今       
    いとおしい  今
           
    こころ凍る  今
    あなたの温もりが欲しい  今               

    輝くことの無い  今
    無味乾燥な  今
    平平凡凡な  今
    されど健康な  今
    感謝の   今


                      
m.o



217

投稿(06.1.19)

   どんな辛いことがあっても
   いつかはきっと明るい道が開けるだろう
   今は辛くても、悲しくても
   頑張って生きていけたら
   それでも明るい道は開けるだろう
   何事にもめげずに生きていれば
   必ず褒美は与えられる
   だから今を恨むんじゃなく
   未来を信じて明るく生きよう?
   自分の人生は
   自分で切り開くもの
   頑張れば後ろから明るい未来が付いてくるから
   どうしても辛いときは
   立ち止まって空を眺めてみよう
   きっと穏やかな気持ちになれると思うよ
   風に自分をゆだねてみるのも良いかもしれないね
   一歩ずつ前へと進んでいこう 

初めまして、不二と言います。サイトを拝見しました。とても暖かい詩ばかりで私も癒されました。詩を書く才能はないですが自分も辛い過去を持っているので書いてみました。



216

投稿(06.1.19)

       運命

   私が、ここに生まれてきたのも
   こういう人生を歩むのも
   愛しい人に会ったのも
   憎い人にあったのも
   全部、運命のいたずらなのか
   その運命を、変えることができたのなら
   人は楽しいこと、嬉しいことしか選ばない
   運命は、選べないのか
   たまに、運命を選べる時がある
   それはどんな時か
   そんなものは知らない
   私が私として生まれたのも運命で
   私の父さんと母さんが結婚したのも運命で       
   こんなつらい目にあうのも運命で
   運命は、憎むべきか
   それとも、喜ぶべきか

                       すみれ



215

投稿(06.1.19)

   今いるここを逃げ出したい
   今聞こえる声を聞こえないようにしたい
   今私の耳が聞こえなくなっても幸せ
   今私の命が消えたら私は楽になれる
   今私の帰る家がない
   今私の生ける場所がない
   今優しいふりもできない
   今涙が止まらなく歩けない
   沢山の『今』を『昔』に変える事が出来るのか    
   今答えが出せない

                        そら



214

投稿(06.1.18)

   この地球(ほし)のどこに産まれようと
   そこが君の生きていく世界
   そこには 何が待っているんだろうね
   嬉しいこと?怒っちゃうこと?哀しみに絶えないこと?
   楽しくてたまらないこと?
   きっと全てのことが待っているよ
   そんな場所で 君はいろんな体験をするんだろうね
   その体験の中で 「産まれてきて良かった!」
   「どうして産まれてきたんだろ?」
   なんて思い悩み成長していくんだろうね
   何が待っているかわからないからと怖いなんて思わないで    
   何が待っているんだろう? と期待の気持ちで
   さぁ 出ておいでよ
   その殻を打ち破って!

                        詩音


213

投稿(06.1.17)

        「心のオアシス」
   オアシスの恩恵に与った者は、その感謝を忘れず。
   横で飲む者、遠くで飲む者、その全ての者が、
   等しく恩恵に預かることを妨げず。
   また、旅立つ折には、後に来る者のために、
   そのオアシスを汚さず。
   来る者を拒まず、集う時も選ばず、
   過去、現在、未来、 オアシスは、ここに存在す。

                         
                          雪月花

 心身症の掲示板でお世話になっております。掲示板を「心のオアシス」として利用させていただいております参加者の一人として、管理人さんに感謝申し上げております。感謝の気持ちと、利用者としての思い、また夢を文章に、託しました。拙い文章ではございますが、投稿させていただきます。


212

投稿(06.1.14)

   人は生まれながらに善であるのか。
   人は生まれながらに悪であるのか。
   いい人が善とは限らない。
   いやな人が悪とは限らない。
   無知であることは罪だ。
   朗らかな人、穏やかな人、一見いい人にみえるけど、
   実は罪であり、悪である。
   感受性が強いのは、辛い。
   いろんなことを感じすぎるから、
   無知な人にはわからないことがわかってしまうから。   
   かしこすぎるのは、辛い。
   いろんなことに気づきすぎてしまうから。
   無知な朗らかな人間であれば
   こんなに苦しまなくていいのに。
   先生、助けてよ。
                           a.t.



211

投稿(06.1.2)

          本当は・・・・ 
  何枚も励ましの手紙、メールが届いた。
  でも・・・
  嬉しくない・・・。
  違うんだ・・・。
  そんな言葉よりも本当に欲しい言葉があるんだ・・・。
  ただ、その一言が欲しいんだ・・・。
  ただその言葉が欲しくて欲しくて、
  真っ暗な道をひたすら逃げ回っていた・・・。
  もう後戻りは出来ない。ここまで来てしまった・・・。
  怖くて一人で震えていた・・・。

  気が付くと、目の前に人が立っていた・・・。
  誰だろうか。暗くて、顔がよく見えない・・・。
  その人は僕にこう言って消えて行ってしまった・・・。   
  「もう、頑張らなくていいよ・・・。」
  捜した。
  その言葉が信じれなくて。
  真っ暗な中、震えている体を起こし、
  ひたすらその人を捜しまわった・・・。
  だけど、見つからなかった。
  見つかる訳が無かった。
  その声は僕だった。
   夢が覚めた。
                          フッカー        
                        


210

投稿(05.12.27)

   正しいってどうゆうこと?
   生きるってどうゆうこと?
   社会って、国って、どうゆうこと?
   家族って?
   毎朝日が昇って、毎夕には日が沈む。
   たったそれだけのことなのに、なんでこんな   
   苦しいんだ。
   苦しみはいつかは消えるもの?
   一日、一日が過ぎてく、どんどん
   その先は?
   とりあえず、今日できることをやる。
   とりあえず、来年の抱負なんかも考えて。
   とりあえず、雪かきしよう。

                     匿名希望



209

投稿(05.12.20)

      さようならきのうまでのわたし

   消しゴムがあるなら
   消してしまいたい
   そして
   あたらしい
   自分を捜しに行こう
   そこには
   思い描いた自分が
   思い描いた世界に生きてる
   そう
   過去は変わらないけど
   未来はかえられる
   今この瞬間から
   わたしたちのみらいに新しい風が吹く



                        studio flicks    


208

投稿(05.12.12)

     世界
   外の世界は寒いけど
   外だからこそ
   いい事もある
   キラキラ光った太陽の光を
   いーっぱい浴びれるから
   苦しい事もあるけれど
   苦しんで苦しんで苦しみぬけば
   きっとその向こうには7色の幸せが待っているから    
   だから今日も生きてゆく
   だから今日も立ち向かってゆく
     
                      nukui



207

投稿(05.12.3)

  あたしが<あたし>でいちゃだめですか...?
  <あたし>はみんなが思ってるような子ぢゃない。
  本当はね...弱いの。
  <だれか>に頼ることが...
  怖いの...とてつもなく...
  <頑張って>っていうよね...<あたし>を知らない人は。    
  反論したくない?
  <あたし、頑張ってるよ>って...
  <これ以上何を頑張るの?>って...
  欝になった。<あたし>は普通のつもり。
  でも、みんなからしたら少しおかしいのかな。
  <あたし>はみんながおかしいっておもうんだけどな。
  リスカしたの。でも...まだ<あたし>は生きてるよ。
  なんで...? あたしは逃げたい。”この世界”から...
  <あたし>の手首を見て涙をながした<あの人>      
  <どうして...泣くの...?>
  <悲しいから。>
  <どうして悲しいの...?>
  <生きていて欲しいから>
  <あの人>は知っていたんだんね。
  <あたし>の苦しみを。
  <あたし>の想いを。
  <あたし>が気づいていなかっただけなんだよね。
  <あたし>の居場所は手の届くトコにあったんだね。
  もっと素直になって<あの人>の心に
  近づいてみようかな
...


                       「京都女子高校・・」



206

投稿(05.12.1)

    
 「祈り」
   かつて失恋したとき流した涙
   またひとりになって涙を流した
   その涙はどこか覚えがある
   同じ涙ではないのだけれど
   何年も蓄積された悲しみの気がする
   なんどもくりかえし流す同じ涙
   そろそろ癒してあげたら
   笑えるように
   凍った心を暖かさで満たして
   涙はやさしさに変えることができる
   我慢は思いやりに変えることができる    
   さみしさは強さに変えることができる
   泣いた顔が笑えるように

                   「ごま」



205

投稿(05.11.8)
 
           花
     心に 私の椅子を置こう
     ゆっくり、ゆっくり 座れる椅子を
     椅子の前に 机を置こう
     伸ばした手が 届く所に
     机の上に花を飾ろう
     そうね、いつか この苦しみが花に変わる
     そうね、いつか 私の机は花で一杯になる    
 
                    rabi




204

投稿(05.11.8)

   苦しいときや悲しいとき
   君の声を聞くとほっとする
   嬉しいことや楽しいとき
   この気持ちを君に伝えたい
   どうしてなんだろう
   僕の周りにはたくさんの友達がいて
   毎日会ってる友達
   時々しか会えないけど仲良い友達
   でもどうして君なんだろう
   よく会えるわけじゃない
   電話したって出てくれないときもある
   メールをしても返事こないこともあるのに
   どうして君じゃなきゃだめなんだろう
   どうして君に話したいのだろう
   その答えはきっと
   君に僕を見ていてほしいから
   いつも僕を君に見せたいから
   ねぇ、だから今度僕が君に言葉をかけたら    
   何か返事してくださいね
   君のことが大好きだから・・・
                         JK



203

投稿(05.10.13)
        「雨」
   泣き崩れ道路に座り込んでる私
   雨はどんどん降ってきて
   私の肩をたたくかのように
   私の涙を消すかのように
   愛や ぬくもりや 暖かさがわからなくて
   君のやさしい声が嘘みたい
   声とならない泣き声が君の耳に届くならば     
   君は僕になにをしてくれる?
   僕を救ってくれるのは君だけ
   そう信じてもいいのかな?
   でもやっぱ信じられない
   そんな自分が悔しくて
   地面に溶け込む涙がみえなくて
   そんな僕に君は抱いてこういってくれたね
   僕を信じてください
   ぬくもりをやさしさを僕が教えます

                       岡○


202

投稿(05.9.14)
 
   早い 早い
   鳥達が 空を舞う
   広い 広い
   夕焼けの 空
   遠い 遠い
   あなたにも 
   この気持ちが届けばいいね
   そんなこと 思ってる

              吉○美○



201

                    投稿(05.9.21)


   昨年の私。

   今年の私。
   目には見えないけど、きっと変化している。
   時には、鬱の波のりサーフィンをしている。
   しかし、私は日々変化している。
   でも、気付くと
   綺麗な空、太陽、お星様をみて感激している自分がいる。
   こんな気持ち、何年ぶりだろう。
   自然と笑顔になってる自分がいる。
   あんなに太陽が怖かった、笑顔をどこかにおいていた。
   それなのに、今の自分を不思議に思う。
 
   一つ言えることがある。
   「この病気は、波があっても必ず治る。」
   時間はかかるけど、自分のペースで生きていれば、
   必ず満面の笑顔になれる日がくる。
   そう信じて私は、これからの「道」を歩いていきたい。
 
                            花見月
 
 


200

投稿(05.9.21)
     
               贈り物
 
   この苦しさは神様が私に与えて下さった贈り物ですね。
   箱を開けて中に入っている贈り物の意味を
   考えなくてはいけないのですね。
 
   神様は私にたくさんの贈り物をくださいます。
   私にはまだ贈り物の意味が分かってないからですね。
   いいえ、あまりにつらくて贈り物とさえ理解できず
   箱も開けてないのかもしれません。
 
   心を落ち着かせ、目を開き、耳を澄まし、
   そして箱を開き、
   贈り物の意味が分かった時、
   私は強い人間になれますね。
   何にも負けない私になれますね。きっと・・
 
               まこ

 


199

投稿(05.9.12)

        私の願い
   たとえば 私がうれしい時
   あなたにも 幸せのパワーをあげたい
   悲しくて辛い時は 言葉はいらない
   あなたの笑顔を見て 笑い声を聞いたら
   もう 十分だから
   あなたは 大事な時に 
   傍に寄り添ってくれる人は いますか?
   「俺のことより 自分のことを 心配しろ」
   あなたは いつでも 
   全力投球だから・・・
   毎晩 いつも あなたが折れてしまってないか 不安になる
   倒れそうな時は 私じゃなくてもいいから
   誰かに SOSを 発して下さいね
   時には その人に甘えて
   背中をさすってもらって下さいね
   あなたは 知らないだろうけど
   あなたの笑顔で 何百倍も元気になるヤツが
   いるんだから

                        石原○○




198

投稿(05.9.12)

     大好きだよ。
 
     ずっと思ってた、告白した、ふられた・・・・。 
     悲しいことがたくさんある、
     そんなとき私の側には
 
     友ダチがいる、永遠の友ダチが・・・・・
     でも、友ダチの前では泣けない、
     友達が優しい言葉をかけてくるから・・・・
     友ダチを大切にしなきゃね。。。。
 
                     野○



197

投稿(05.9.11)

      どんなに苦しくても
      どんなに怖くても
      あなたが一緒だから頑張れた。
 
      でもあなたにはわからなかった。
      「一緒に治そう」
      苦しみがわからないあなたが
      私に言った一言にも
      私は苦しくなる。
 
      わかろうと必死なあなたを見て
      苦しむ私・・・
      私の為に頑張るあなたに
      私も答えたい・・・
 
      だから
      乗り越えよう。
      一緒に・・・

                G.M





196

投稿(05.9.9)

    
 だいじょうぶ
     頼りないボクだけど

    
変わらずここにいるから
    いつか
     きっと
    十年後でも
     百年後だって
     君と二人
    いつかみたいに大声出して笑おう!

    技術的な面で何もできないとしても、
    怖いときや淋しいときがあったら、
    一緒に立ち向かったり
    淋しさを分かち合うことくらいはできるのかな?
    変わらないから、
    安心して病院行っておいで。
 
    大丈夫だよ。
 
 
       拒食症かも…と苦しんでいる大切な友達へ、
       そして、共感してくれる全ての人へ、
       心から
                
                      Mell


195

投稿(05.9.3)

   守りたいモノがある
 
   あたしがあたしである事より
 
   あたしはあなたのあたしでありたかった
 
   だからあたしは
 
   あたしを失くしてなんかないんだよ
 
   高いビルから見える景色は
 
   夜の濃い闇を受けて
 
   無数に燃えている
 
   この景色の
 
   一つ一つが
 
   あたしであり
 
   あなたであり
 
   知らない誰かなの
 
   闇があるから
 
   光をまとう事が出来るのに
 
   陽の下じゃ
 
   何も輝かないのに
 
   あたしの人生を
 
   勝手に悲観しないでよ
 
   可哀相だなんて思わないでよ
 
   あたしは
   闇を受けて輝いていると
   
知っているのに。

  
                         K.S.



194

投稿(05.8.15)

    駅を降りたら 右に向かって歩いてください
    3本目の電柱の角を 左に曲がり
    そこから200歩ほど 前にすすんでください
    大きなアクビをひとつしたら 蝉の鳴き声が
    夕暮れのあなたを歓迎してくれます
    そして 外灯の黄色いランプの下で
    くたびれずに 待っていてください
    いつまでも いつまでも ランプの光とともに

                      コオロギの館

  


193

投稿(05.8.15)

             苦しみの果ては青空
      
苦しみがあった。
      突然、それはきた。
      苦しみを知る前に咲いていた、道端の花。
      綺麗には見えなかった。
      綺麗に見えなかった道端の花。
      今は、綺麗に見える。
      とても綺麗に見える。
      「君も綺麗だよ」と花がいう。
      花の声が聞こえてくる。
      苦しみの果てに、青空は待っていた。
      私の青空がはじめて見えた。
      私の青空は、今ここにある。


                   作・ユリ

   //////////////////////////////////////
  私は現在ある病気がわかり、ある意味、人間としてはじめて生きていることの尊さを感じることが出来ました。私が健常者だった頃には見えなった小さなことも、なぜか見えてきて、それが楽しいのです。「それで、いいのです」と私は私を愛することを知り、人を愛することを知りました。その愛は、どんな愛にも通ずると思います。

192

投稿(05.7.20)
   
    何処からともなく降り注がれる暗赤色の雨は、
    涙によって薄められ誰の目にも入ること無く乾いて消え去る。
    そんな暗赤色の雨の虚しい雨音もまた、
    誰の心にも響く事無く、誰の耳にも届く事すら無く、
    激しい音を立てて、汚れたこの世の地に「自ら」降り落ちる。
    とても激しい音を立てて。
 
    神よ、果たして貴方にはこの痛々しい程の雨音が
    聞こえているのだろうか?
    この虚しさ・憎しみ・怒り・悲しみ・寂しさ…
    全ての感情が入り混じった【Crisis Call】の雨音が
    聞こえているのだろうか?
 
    私には聞こえる。
    その暗闇に渦巻く雨音が、一寸足りとも途切れる事無く聞こえ、
    カラダが震え上がりそうな程に。
    聞こえてくる。
 
                      ーy・mー


191

              投稿(05.7.20


        
         たくさんの草花掻き分けて
 
         思い出のあの場所へいきましょう
 
         そう、あのころ約束した場所
 
         それは寄り添うように咲きはなつ
 
         ひまわり畑・・・ 
 
         ひまわりの花言葉は
 
         「いつもそばにいるよ・あなたはすばらしい」


                            吉○ 妙



190

            投稿(05.7.15)


      あたし飛べない
     さっき気付いた
      あたし、飛べない
 
      でももう一個気付いた
      あたし走れる
      さっき感じた
      あたし、走れる
 
      大地を蹴って
      空を見上げて
      空気を吸って
      大好きな人に
      飛び込むの
 
      あたし飛べない
      それでもいいの
 
      ここに居たいよ
 
      「あたし、ここに居ます。」
 
 
                      飛べないぶた



189

                   投稿(05.7.10)


    
みんな前だけを見る。
    みんな急ぎ足で進む。
    でも、それはきっと立ち止まるのが怖いから。
    立ち止まったらみんなから、遅れてしまう気が  
 
    するから。みんな、自分を大切にしきれてない。
    でも、たまにはいいでしょう?
    立ち止まってもいい。今まで歩いてきた道を
    振り返ってみるのもいい。
    道端に腰掛けて空を見上げてその広さに心を
    うたれてみるのもいい。そうしたら、今まで目の前の
    ことに埋もれていた大切なことに気づくかもしれない。
    歩くペースを人に合わせることはない。
    自分のペースであるけばいい。
    顔がみんな違うように感じ方もみんなちがう。
    感じ方が違うようにある早さもみんなちがう。
    大切なのはみんなに自分を合わせれたか
    ではなく、最後まで自分を大切にできればそれでいい。
    最後まで、人に合わせるのではなく、やさしくできれば
    それでいい。最後に自分を誇りに思えれば、
     最後に笑えればなにより幸せ。


                        ○子○木




188

投稿(05.6.13)


               ふと夜を見上げて

     友達に会いたい自分に気付いた

       早く明日になればいいなあなんて

       ポツリと呟けた

       変わったね、いつの間にか

       あんなに明日が来る事に怯えていたのに

       明日が来るこの数時間を

       とてもとても長く感じている自分がいる

       明日は来る。

     どうしたって変わらせることはできない

      けれど来てしまうのか、と嘆くよりは
      ずっとずっと楽になれた

      夜に怯えて朝に怯(ひる)んで

      またそんなときは

      誰かの笑顔を思い出そう。

      少しでも、安心できるように。

 


   (初めまして、翼といいます。昔、こんな時期があって・・・。
    朝が来るのが恐くて、少しでも朝が来るのを遅らせようと、
    ずっと起きていたかったことがありました。その時と、
    今は、そういうのがないのでその違いを書いてみました。)

 


187

投稿(05.6.2)

      「何もない闇から声の聞こえる光へ」

    暗い暗いこの箱の中
    僕達は光を求めてもがいている
    太陽に似たあの光を
    僕達は自然と求めてる
    そして
    自然ともがく事を忘れていく
    光はどこへ行った?
    救いの光はどこへ消えた?
    僕達は何も知らぬまま
    何も気づかぬまま
    この暗闇の世界で息絶えるのだ
    そう思っているんだ
     「こっちだよ」
    誰かの声がする
    誰だろう
     「こっちだよ」
    とても暖かい
    優しい声
    君は誰なの?
     「ここにあるよ」
    何があるの?
     「ここに居るよ」
    何が居るの?
     「君の求めてたもの」
    その声を聞いた途端
    今まで求めてた
    今まで忘れてた
    あの太陽のような光が見えた
     「おいでよ」
    その光の隙間から手が見えた
    掴んでもいいの?
    その手を掴んだら
    光の世界に行けるの?
     「居場所はここにあるよ」
    あるの?
    僕たちの
    僕の
    私の
    俺の
    居場所は
    そこにあるの?
     「大丈夫」
    その言葉を待ってた
    僕達は その光の手を手
    離さないように
    しっかり
    掴んだ
    僕達は
    闇から光の世界に
    羽ばたけたんだ――・・


                     全 レナ


186

投稿(05.5.21)

ガラス製の心。
 
 
 
    ダイアモンドみたいにキラキラ輝くのに
    ダイアモンドより弱いガラス
    人の心も同じ
    本当にキラキラしてるときもあるのに
    人に何か言われたり
    自信をなくしただけで
    傷になったり割れたりしちゃう
    本当に強い人なんて居ない
    誰もが壊れやすい所をもってる
    だからダイアモンドに負けないくらい輝こうと
    一生懸命になるんだよ
    ダイアモンドみたいな価値はなくても
    きっとダイアモンドに近づける



                          YOU


185

投稿(05.5.16)

    時々感情が見えません
     たくさんの色が見えます
    その色を吐きそうになります
    のどの奥からのどを伝い
    息により口に達して口の中を這いまわります
 
    暴走したくは ないです
    きっと止められなくなるだろうから
 
    それでも時々 振り回されてしまいます
    このまま暴れればどんなに気持ちいいかと
 
    とにかく沈む この気持ち
    止めるすべを私は知りません


184

投稿5月14日)

              いろいろな人生

    国語が苦手だったのに、出版のお手伝いに携わる。
    社会が大嫌いだったのに、嬉々として法律の勉強をしてる。
    理科にアレルギーがあったのに、バリバリの製薬会社の営業マンになる。      
    英語が嫌いだったのに、スペイン語にのめりこんで留学する。
    体育が苦手だったのに、水泳で1000m泳げるようになった。
    誰も友達が居なかったのに、仲間が出来て、会合に行くようになった。
    人生、どうなるか分からない。
    最初から「出来ない」と思うと、余計に出来なくなる。
    それより「まずはやってみよう。ダメなら諦めよう。」
    その方が良い。
    可能性も選択肢も、いっぱいある。
    それは、何歳になっても、男性でも女性でも関係ない。
    可能性は、無限大にある。

     *******************

       いつも拝見させて頂いております。
       「社会が大嫌いだったのに」の部分は、私の事です。
       幼い頃から、ずっと苦手で大嫌いでした。
       でも、可能性は、どんな時にもあることで、
       最初から、出来ない事は無いんだ、
       やってみなければ、分からないんだ、
       という事を、痛感しました。
       私自身のHPにも載せた詩です。
       どうか、こちらのHPを訪れる皆様にも、
       是非、お読み頂ければと思い、メールいたしました。
       宜しくお願い申し上げます。

                                 けろけろ


183

投稿(05.5.2)

       私がほしいものはあたたかい家庭。
 
   小さな頃、私には与えて貰えなかったあたたかで平凡な家庭。
   自分で作ればよかった?
   でも私はいつまでも子供のままで
   大人になれなかったからできなかった。
 
  やさしいお父さんとお母さんがいて私はその家の長女。
  おもしろい弟もいる。
  お父さんはサラリーマン、趣味はカメラ。
  時々「早く片付けなさい!」って怒るお母さんは裁縫が得意。
 
  みんな冗談好きで笑ってばっかりだから楽しくて、
  お父さんとお母さんが愛情をくれるから
  私は穏やかな気持ちになる。暖かい気持ちになる。
 
  今度生まれ変わったらこんな家族といつも笑って暮らしたい。
  
  そしたら私は心の強いの人になれるから。
 
                  たかこ


182

投稿(05.4.30)

             
     〜いい子だね。〜

 

何時も、「いい子だね。」「将来が楽しみ」とか・・・

そんな言で、僕で僕の人生は決められちゃうの?

本当は、辛くて、苦しくて・・・

誰も僕の『痛み』に気付いてはくれなかった。

だから、何時も独りでいた。

怖かったから。誰かに押し潰されちゃうんじゃないかって。

ココロが「パリン!」って音を立てて割れちゃいそうな気がした。

硝子みたいにもろいのに、重たいものいっぱい・・・

何時も独りで泣いていた。

そしたら、君が言ってくれたね。

「泣いてもいいんだよ。辛かったら逃げてもいいんだよ。」

それから、安心感が僕の中に広がった。

「泣いてもいいんだよね?逃げてもいいんだよね?」

・・・・・・あの言葉は僕が10歳の時の言葉。

あのコロ、僕は硝子色の子供だった。

でも、今でもあの言葉は心に残っている。

「泣いてもいいんだよ・・・」

 

            by CHICA☆




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