てる爺の つれづれ日記(2022年5月) No.211 ■ 珈琲の淹れ方を思案しました 私が腹を割って話せる某グループのメンバーは、いずれも珈琲の淹れ方に一家言をもっ ています。私も10年くらい前にドリッパーと焙煎用具(陶器)を作ったり、ミルを買っ たりしたのですが、焙煎用具とミルはお蔵入りのままです。 今年4月には傘寿を迎えたので、(...誰からもお祝いはなかったけど)年寄りらし くゆったりした生活をしようと思い立ちました。 それは、珈琲の生豆を買ってきて自家焙煎から手がけることでした。我が家に比較的近い珈琲豆専門店で相談して みたところ、年配のマスターが曰く、 「焙煎から手がけるのは、実際のところ大変で す。正直なところ、あまりお勧めできません」 素直な私はマスターの忠告をすぐに受け入れ ることにしました。 マスターの気さくな人柄に惹かれ、これから はこちらで焙煎をお願いすることにしました。 ↑古い集落の中にある珈琲店 ■「3年振りの懇親会・初日」近江八幡の水郷巡りを楽しみました 関東と関西の友人と久しぶりの懇親会を楽しみました。 今回は私が幹事で、近江の東部に2泊してゆったりと語り合うことにしました。 観光目的で集まったのではないのですが、翌日と翌々日の天気が崩れそうな予報だった ので、急遽近江八幡市の水郷巡りをしました。手漕ぎ船を3人で借り切り、ゆったりと1 時間ほどの船旅を楽しみました。 近江八幡市の水郷は、重要文化的景観の第1号として平成17年に選定されています。 水路は葦で囲まれています。葦は4メートルほどに成長します。 「人間は考える葦である」という言葉がありますが、この地域では葦を「あし(悪し)」 とは呼ばず、「よし(良し)」と呼ぶのが習わしです。
←左手前の低い山が安土城址 のある安土山 ↓葦の茂る水路
■「3年振りの懇親会・2日目」彦根城を見学しました 二日目は彦根城を見学しました。 玄宮園の広い庭園から彦根城を眺めました。秋には玄宮園で虫の音を楽しみながらライト アップされた彦根城を見ることができます。観月の夜には雅楽を奏でる小舟が池を巡りま す。
←玄宮園から仰ぐ彦根城 ↓結婚式を終えた花嫁の撮影
駐車場で群馬Noを見かけました。 声をかけてみると、60歳くらいの男性が一人で運転してきたそうです。 その男性は、今回の懇親会に参加しなかった仲間と同じ市に住んでいるということでした。 この後、安土城址を訪ね、永源寺に向かいました。 この日も何とか天気がもちました。 ■「3年振りの懇親会・3日目」近江日野商人館を見学しました 近江の湖東には代表的な近江商人の郷として、近江八幡、五箇荘、日野があります。 このうち、最も展示内容が充実している日野町の「近江日野商人館」を訪ねました。 日野からは全国各地に商人が出かけましたが、関東方面がひときわ多かったようで、家 を守る奥方は関東後家と呼ばれたようです。日野商人の代表的な商品は、日野椀と薬でし た。日野椀は木地師がろくろで加工した木の椀に漆を塗ったものです。日野町から比較的 近い永源寺の山奥には木地師の郷があります。 ご参考:木地師のふるさと
←近江日野商人館 ↓日本最古の国産ワイン
展示品は多数ありますが、私が今回初めて見たのは驚きの一品でした。 この商人館の庭には白壁の大きな蔵が2棟建っていますが、蔵の中を整理したときに古い 国産ワインが見つかったそうです。そのワインは茨城県牛久のワイン醸造所で作られたも のを、日野商人が販売していたようです。およそ100年前に製造されたもので、日本最 古の国産ワインとして展示されていました。 私が驚いたのは、今回の懇親会に参加しなかったメンバーの一人が牛久に住んでおり、 彼は葡萄の栽培に凝っているという不思議な因縁を感じたことでした。 ■ ネパールの話を聞きました 野洲市の国際協会は年に2回ほど国際理解講演会を行っています。 日本に在住している外国人から出身国の紹介をしてもらうものです。 今回はネパールについて、日本の大学院を出てから野洲市内の企業に勤務している来日 13年の人から話を聞きました。 ネパールの概略: ・人口は約2千8百万人 ・国土は日本の3分の1 ・東西に長い南側はインド、北側は中国に接している ・標高はインド側の70mから中国側の山岳部(エベレストなど)8千m以上 ・月収は5万円位 ・赤ん坊は生まれたときを1歳と数える(0歳はいない)
紹介内容は・天候・家・教育制度・観光地 ・ネパール料理など多岐に亘りましたが、私 が特に興味をもったのは、義務教育の教科に ヨガが加えられていることでした。 社会人になってからどの程度ヨガを実践し ているのか、ヨガを推奨している効果につい ての詳細は不明でしたが、国民の健康維持に 役立っているようです。 ←家族を紹介する講師 ■ 5月の花(5月末)
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(2022−05−31) ------------------------------------------------------------------ 日記メニューへ トップページへ