アメリカ歴史散策(その7) ニュー・オーリーンズニュー・オーリーンズと聞けば ジャズを思い浮かべる人が多いに違いない 観光拠点となっているフレンチ・クオーターでは 夜毎にジャズの音が通りに 溢れ 観光客を楽しませているこの一角はフランス風の2階建て建物 が並んでいる ニュー・オーリーンズの あるルイジアナ州は 1803年にフラ ンスから売却された フランスの植民地として出発したルイジ アナの州名は ルイ14世の名前にちな んで付けられたそうである ↑朝のフレンチ・クオーター ニュー・オーリーンズの名物料理はジャンバラヤだと聞いたので 客が列を 作っていた評判のいい店で食べてみた 米と魚貝を一緒に煮てトマト風味の味 付けをしたものである 食べた感想は 日本のようにふっくらと炊き上げた米を味わうとか かつおと 昆布のダシを使うというような繊細さに欠けとるでー ということだった ま 味の好みは習慣によるものだろうけど 泊まった宿は一般の民家をゲストハウスとして使っていた 2階に上がる階段は緩やかな曲線で 広い吹き抜けの中にあった 天井の高さ は3メートル近かった 裏庭には小さなプールがあり プールサイドで蚊に出 会った ニュー・オーリーンズは湿度が高い 私がアメリカへ行ったのは夏が 多いが 蚊に出会ったのはニュー・オーリーンズだけである アメリカでは日本のように昆虫を見かけることがない 日本に来たアメリカ人 にとって 蝉の声は騒音に過ぎないようである
←欲望という名の(?)電車 ミシシッピ川の対岸から見た ダウンタウン↓
ニュー・オーリーンズは 北米最大のミシシッピ川の河口に広がっている 今年(2005年)8月30日 ニュー・オーリーンズは強力なハリケーン・ カトリーナの直撃を受け 広い範囲で浸水した グーグルは 浸水前と浸水後が比較できるような衛星写真を インターネット 上に公開した フレンチ・クオーターは比較的浸水が軽かったようである 私の泊まったゲストハウスの名前を入力してみると すぐに矢印で場所が表示 された ミシシッピ川に近い比較的被害が少なそうな地域だったが 浸水して いた この稿を書いている今日(9月30日)現在 丁度1ヵ月経ったが ニュー・ オーリーンズの復興はほとんど進んでいないようである ------------------------------------------------------------------
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