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『おしいれのぼうけん』

 しゅんずさんの思い出の本

2000年1月6日掲示板より
あのね!8年ほど前に受け持った子なんだけど、
その子が私の読み聞かせで、とっても気に入ってくれた本があった事を思い出しました。

古田足日・田畑精一さんの作で「おしいれのぼうけん」です。

その子は、いわゆる「障害児」と呼ばれる子だったんだけど、放課後に、全然家に帰りたがらない子だったのね。
それで、仕方がないから、「この本読んだら、帰ろうね。」って読んであげたら、とっても気に入ってくれて、
お母さんと本屋さんへ行った時に、自分から選んできて「コレ買って!」って言ったそうなんだ。

その話をお母さんから聞いて、すっごく嬉しかったのを思い出したよ。

『おしいれのぼうけん』1974年
ふるたたるひ・
たばたせいいち作
童心社 1200円
ここは、さくらほいくえん。
お昼寝の時間にけんかして
こわ〜い押入れに入れられた
「あきらとさとし」・・・
おたがいにはげましあって恐ろしい
ねずみばあさんに、たちむかいます。
ドキドキ、はらはら、
最後はばんざ〜い

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