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赤い靴さんおすすめ本「ももちゃんとあかねちゃん」

2000年2月22日掲示板より

ここに来ると、昔読んだ本が次々によみがえってきてとっても懐かしいです。
好きな本、いっぱいあるんですよ〜。
「エルマーと竜」も大好きだし、「ごんぎつね」は読むたびに泣いてしまう。
「おおきなおおきなおいも」も好きでした。
あと、のんたんのシリーズも!
「ももちゃんとあかねちゃん」も、寝る前に母がよく読んでくれた思い出の本です。


シリーズは6巻、すべて「松谷みよ子作 講談社児童文学創作シリーズ」に収められています。

生活の中で、子どもにせがまれてお話を作りはじめたら、
連続大河ドラマになっちゃったって感じの本です。
実際子どもって、自分が主人公のお話 大好きなんですよね!

働くお母さん、離婚、親の死など、今では重いテーマもよく扱われるようになりましたが、
この作品の頃はあまりありませんでした。
でも、作者に実際起こったことです。そこだけごまかすわけにはいかなくて、
どうやって子どもに伝えようか、きっと悩んだでしょうね。
それが実を結んで、あたたかいお話になっています。

幼年連続ドラマ完結編ともいえる
 『あかねちゃんのなみだのうみ』の存在を、今回はじめて知りました。
まだ読んでない方も多いんじゃないかな〜?ぜひ読んでみてね!

ちいさいももちゃん
モモちゃんとアカネちゃんの本1  (1964)
 162P  1000円
野間児童文芸賞受賞
ももちゃんとプー
同2  (1974年)  210P  1000円


ももちゃんとアカネちゃん
同3  (1974年)190P  1000円
赤い鳥文学賞受賞
ちいさいアカネちゃん
同4  (1978年)  218P  1000円
アカネちゃんとお客さんのパパ
同5  (1983年)  218P  1000円
アカネちゃんのなみだの海
同6  (1992年)  204P  1200円
野間児童文芸賞受賞