建築確認申請

多大な影響を受けた建築基準法の改定

伝統軸組み工法の家は昔から建てられている家なのに特殊な建物(?)として扱われていて、申請の要らない地域で建てられたり、在来工法とまぜこぜになって建てられていたり・・
梓では、この伝統軸組み工法の家を建てる為に 『限界耐力計算』 という軸組みの耐震構造計算を用いて設計し、確認申請をしていました。
アネハ事件後、建築基準法が改定され、確認申請受付機関がストップした為に建築業界は多大な影響を今もなお受けています。改定後、『適合判定機関(通称ピアチェック)』 という機関ができ、この限界耐力計算による構造計算がこの機関で判定されることとなりました。
民間もしくは役所に申請した後、適合判定がいる建築物はピアチェックへと送られます。この機関には、プロの方々の判定であるので安心なのですが、そこに行くまでの民間・役所での申請書類が地域ごとでバラバラで、申請書類の作成と申請期間や国土交通省の方との問答等・・多大な時間と労力を使いました。
申請が下りてきたことで、これからは、もう少し楽に確認申請が出来ることと思います。

                                                           2007/12/18

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