民家


■■■ 平成14年3月着工・・・・・・平成15年3月完成 ■■■

壁は荒壁、屋根はベタ葺きの現代民家です。

 民家に

  住みたい

 とお施主様からの

   強い希望・・・
 桧の土台

      桧の柱
 
  地松の梁

      杉の床

 土壁を塗り

     瓦をのせて・・
  家族の声が家のあちらこちらに聞こえて、

     子供達が遊ぶ、お嫁さんが家事をする、



そんな姿がいつも目にとびこんでくる。 いつも季節を感じていたい-----
お日様・風・雨・雪・地震・台風 ---みんないつもめぐってくる
断熱と気密で閉めきって、息をひそめて 家の中にじっと引きこもるのでなく 自然の中に生きていることを楽しみたい。
精魂込めた家は親の偉業として、


後世に必ず受け継がれます。

これはやっぱり


カッコイイことだと思います。

基礎では地覆石を据えた上に構造用の柱を直接落とし込むことによって、

土台がその構造体の重みで圧迫されるのを防いでいます。



門架構と一組として組み


クレーンで吊り上げて


組みます。


□■折置組と門架構との組合せ■□

大きな吹き抜けを造ったために、丸太を十文字に組合せ、水平と剛性を高め、

それを木組みの意匠として魅せています。
差指鴨居(丁物)の上に一本もの

胴差しを丸太で組み隅柱を通し、柱型式にして三重の門架構を構成しています。




2本の地棟に天秤梁をかけわたし、真の地棟をその上に入れた後、

煙出しの梁をかけわたした所。




シュロ縄で竹を一つ一つ

編んでいきます
  土とわらをまぜて、


  半年ねかせて発酵させ


  粘りを出します。




  その土で瓦を葺き、


  壁を塗ります。


     建物を御覧になられたい方

     御相談・御質問のある方は

     こちらまで御連絡下さい。
   

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