授 業 の 流 れ | 指導上の留意点 | ||
1.目の不自由な方への介助の仕方を練習する。 |
休み時間のうちに、点字ブロックを布ガムテープで固定しておく。 点字ブロックの上を歩いてもかまわない。 目隠していないときは、そんなに点字ブロックを意識しないことを感じ取らせる。 目隠しをさせて歩かせるが、教師はけがをしないように、 目を見張っておく。 目隠しを忘れたものには、目 をつぶらせる。 必要ならば、2人1組でやらせる。 障害物がどこにあるか分からない不安な体験をさせる。 目隠しをさせてから、マットを適当な位置に置く。 目隠ししていない子どもがスタート地点までは誘導する。 教師は、目隠ししていない子どもを誘導する。 写真資料提示 |
||
2人組になって、目の不自由な方への介助の仕方をもう一度練習します。体育館を1周ずつ回ってきなさい。 |
|||
・ペアで練習する。 2.点字ブロックの上を歩く経験をする。 |
|||
一度、点字ブロックの上を歩いてみます。歩いてくれば、今の場所にすわりなさい。 |
|||
・手で導かれ、体育館を1周する ・交代して、体育館を1周する 3.目隠しをして、点字ブロックの上を歩く経験 をする。 ・スタートからゴールまで歩いてみる。 |
|||
目隠しをして歩いて、気づいたこと、思ったこと、考えたことを発表しなさい。 |
|||
・怖かった ・目の不自由な方はたいへんだと思った。 ・点字ブロックがあれば、目の不自由な人も歩 けそう。 4.目の不自由な方が白杖をもって歩くのを疑似 体験する。 |
|||
今度は、目の不自由な方が白い杖をついて歩くようにやってみます。傘を杖代わりにします。 目隠しをする人は、傘で点字ブロックをたどって歩きます。ペアの人は、介助しないで、横についてあげます。「どう見ても危ない」というときだけ、手助けします。 1人が歩き終わったら、交代します。 |
|||
・順番に全員歩く。 5.点字ブロック上に障害物があったときの体験 をする。 |
|||
今度は、点字ブロックの上のどこかに、障害物・じゃまになる物を置きます。そして、歩いてもらいます。 先ほどと同じように、傘で点字ブロックをたどりながら歩きます。障害物のところまでいったら交代します。ペアの人は、横についてあげます。 では、目隠しをしなさい。 順番に歩きなさい。 |
|||
・1人ずつ点字ブロックの上を歩く。 6.点字ブロックの上に、自転車など、障害物が おかれていることがある現実を知り、自分はど うしていくかを考えさせる。 |
|||
目隠しをして歩いて、そして今、この写真を見て、気づいたこと、思ったこと、考えたことをノートに書きなさい。 |
|||
・各自の考えを書く。 |
Copyright (c)2005 TOSS Atsushi Hirata All Rights Reserved.
TOSS(登録商標第4324345号),インターネットランド(登録商標第4468327号)
このサイトおよびすべての登録コンテンツは著作権フリーではありません。
なお、このサイトはインターネットランドの一部です。リンクについてもご遠慮下さい。