カイロで健康

キーボード (Fキー)

医療事務の仕事で、Fキーを多用して、首痛、肩こりと手首・肘痛になった症例を考察してみました。

●はじめに

20歳代、女性、医療事務(パソコン入力作業)
慢性首痛、肩こり、頭痛、手首、肘痛で来院

■症状と結果

首の骨1番5番、背中の骨3番のずれ。
大円筋など肩周辺筋肉の硬直、特に腕の筋肉群が硬直し、手首や肘の関節障害が発生していました。
15日後、2回目には、頭痛なし。肩、首は夕方張る程度に改善

▼あとがき

パソコン入力は、Fキーを多用しているため手を浮かす必要があり腕や肩周辺の筋肉が疲労し硬直したようです。
最近仕事量が多くなり、パソコン入力の作業が増えたのも、痛みが強くなった原因の一つです。


キーボードの手首移動距離

手首の移動距離を、計って見ました。

数字キーまでは30mmですが、Fキーまでは、3倍の90mmも必要です。
Fキーの多用によって、手首に負担が増える事がわかります。


手首に2センチのパットを使ってみました。

市販のパッド(厚さ2cm)を使ってみたところ、手首の動きが少なくなり改善しているのがわかります。
他に、手首や肘に動きを制限する保護サポータも有効だと思われます。


パソコン作業していると、30分ぐらいから手の感覚が落ちてきるのを、パソコン作業後に患者さんを触診した時に感じます。
手が命!!のカイロプラクティックの仕事でからですから、施療の合い間にキーをたたいたり、お休みの前日に、ホームページなどの作業をしています。

キーボードはキー衝撃の少ない、東プレ社キーボードを使用して、Fキーは多用せずパソコン作業しています。

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