カイロで健康

生活環境に着目

くりかえす腰痛・肩こりを「スパイラル痛 >>」と名付けました。
「スパイラル痛」を改善するため、生活環境に着目した経緯をまとめてみました。

●はじめに

臨床現場で、カイロプラクテックは、ギックリ腰などに劇的とも言える効果が出ます。
しかし、すべての症状に効果があるわけではありません。
内臓疾患、外傷性の損傷、精神的な問題は、問診で判別し、専門医におまかせします。
また、患者さんの何パーセントかに、関節障害が良くなっていかなかったり、一時的にしか安定しなくて、施療効果が出なかったり、続かない人がいます。

何パーセントかの患者さんに、施療効果が続かない。
この問題点は、どこにあるのか、検査が悪いのか、アジャスト(関節調整)が良くないのか、施療時期が悪いのか、違う場所に問題があるのか、他の疾患を見逃していないだろうか、暗中模索していました。

■電子カルテ

そんななか、カルテを電子化した時に、施療効果が続かない患者さんのカルテを時系列的に並べ替えてながめていると、アジャスト(関節調整)した場所が、毎回、同じように、同じだけズレて関節が安定していないことに気が付きました。帰る時には、関節位置は確認してあるので、帰ってから、次の来院までの間に、ズレを生じさせる原因があるのだと推測できました。

■関節位置の安定期間

ある腰痛の患者さんが協力的でしたので、どれくらい関節が安定しているかを、施療期間をいろいろ変えて調べたところ、3日間程は安定していることが分かりました。
この点から、3日毎に調整すれば、一時的に関節は安定します。
しかし、これは一時的で、根本原因は他にあるので、何度も繰り返し悪くなることになります。(3日毎の調整は、営業的には患者さんの回転が良くなりますが、私の目指す施療ではありません。)

3日間の関節位置が安定する意味は?
筋肉の疲労、靱帯の緊張、不良姿勢なのか、要因はいくつも考えられます。
疲労性なら、筋肉状態で把握できるし・・・靱帯の緊張も張りでわかるし・・・消去法で問題点を絞っていきました。
その中で、日常の生活環境の、不良姿勢などにより、関節にほんのわずかな無理が加わります。
その限界が3日程度であり、ズレが生じ固定化するためだと考えました。
それは、クリープ現象と言われ、関節を支える靱帯が、わずかな力でズレが生じて行く現象だと考えたのです。

サービーちゃん

■生活環境

そこで仙腸関節のズレで腰痛になっている患者さんの協力のもと、生活環境面の考えられる問題点を、1つずつ対策していったのです。
パソコン机、自動車、ソファー、キッチン、テレビ、衣類・・・なかなか仙腸関節の安定が、長続きしません。
もう、根負けしそうな時、話しのなかで、「足がだるいんで、寝る時、膝下に座布団を敷いているのですが・・・。」
「座布団は、そんなに厚くないし、影響なさそうですけど、外してみましょう。」
外して2回目、3回目、仙腸関節が安定しズレません。痛みの再発もありません。
たかが・・・座布団1枚!!!で仙腸関節がズレて腰痛が発生していたのです。

▼この改善症例が、きっかけになり
くりかえす痛み「スパイラル痛」の症状が出ていて、同じ関節のズレが同じように繰り返される時に、
カイロプラクティック施療に加え、生活環境の問題点を改善することで、痛みの再発を防止できる事が分かってきたのです。
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