カイロで健康

草むしり

草むしりで母指痛の症例を考察してみました。

草むしり

●はじめに
2015年6月から7月にかけて、草むしりをしていて右手母指が痛い患者さんが続きました。
みなさん、ベテランさんで、軍手など保護具も使用していました。
毎年の作業では問題ないのに、今年はどうしたのか原因を考察してみました。


指先つかみとつかみ

お話ししていると、毎年、草をつまんで抜けるのに、今年は、天候のためでしょう、つる草が多く、根もがっちり生えているので、つまんでは抜けず、手で握って引き抜いていたそうですです。

ペンを持って再現してみると、つまむより握ることで親指の角度が10度も減少し、母指の筋肉や関節に負担が多くかかっています。


短母指屈筋と母指対立筋

症状として、短母指屈筋と母指対立筋には、スジ状の硬結が生じていました。
また、親指の付け根、大菱形骨と舟状骨のズレで痛みが出ていました。

そこで、短母指屈筋と母指対立筋は、手を握るのに働きますので、筋疲労してスジ状の硬結が生じて痛みが出ていたと考えられます。

また、手首側の筋肉付着ポイントは、短母指屈筋は大菱形骨・小菱形骨・有鉤骨です。母指対立筋は、大菱形骨に付着しており、繰り返し筋肉が引っ張るため、隣の舟状骨との境目にズレが生じ痛みが出たと考えられます。

つる草→手を握る→筋疲労+舟状骨のズレのパターンだったようです。
つる草むしりは、母指の疲労に注意しましょう。
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