カイロで健康

ものほし
(洗濯かご)

物干しが、高くて、肩首を痛める患者さんが、よく来院されます。
その時、お話していると、洗濯かごから干すまでで、腰が痛いと話される事が、多くあります。
そこで、自宅で洗濯かごを高くすることで腰が楽になったのを、考察してみました。


洗濯かごを、床置き

洗濯かごを、床置きして洗濯物を干す動作を見てみました。

かなり腰を、かがめては、伸ばす動作に、なっていることがわかります。

かがむ動作を、減らそうと、腕に何枚も持って干すと、手や肩に負担がかかります。


洗濯かごに台を使用

洗濯かごを、台(椅子)の上に置いて洗濯物を干す動作を見てみました。

床置きに比べ、腰の曲げが、かなり減っているのが、わかります。
洗濯干しが、楽になったと、体感します。


腰を曲げる角度の比較

腰を曲げる角度を見てみました。

床置きでは、垂直から40度前かがみになっており、90度曲げの64%の負荷がかかっています。
台を置いた場合は、25度前かがみになっており、90度曲げの25%の負荷がかかっています。
比較すると、2.5倍ほど腰への負荷が、変ってきます。

洗濯かごを、高くして、作業姿勢を改善することで、楽に早く洗濯干しが、できます。

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「環境 首・肩」