カイロで健康

座椅子

座椅子で寝てしまい、起きたら、首痛・頭痛の症例を考察してみました。

●来院

50歳前半、女性、2年ぶりに、来院。
座椅子にもたれて、うとうとしてから頭痛、はきけが、2日続いている。

■症状と結果

首の骨(一番上と付け根)が大きくずれていました。
首の骨を調整。肩、首に低周波を使用。
帰りには、頭痛、消失。

▼あとがき

後屈で寝るのは、鞭打ちと同じ!!

メルマガ55号より

座椅子の上部で首を痛める

座椅子をリクライニングする場合。角部に首がひっかかった状態になります。

そのまま、寝てしまい、首がコクリと後屈になると頚椎が、ずれてしまいます。
(肘掛けに首をもたれかけて寝てしまった患者さんもいます。)

症状として
首が回せない、頭痛が取れない、耳鳴りがしてきた、咳が止まらない、食事が飲み込みにくい などあります。


座椅子の下部で腰を痛める

腰が流れる恰好で座った場合。腰の骨と背中の骨の境目付近が大きく曲がり、ストレスが加わりズレが生じます。

テレビを見たり、新聞、雑誌を見たりパソコンをしたりして長い時間同じ姿勢で悪くなったり、だるくなって上で反りかえったり、体操したりして悪くなることもあります。

症状として
腰が痛い、足が痛い、膝が伸びない、腰の上が痛い、歩行時や車の乗り降りで足が上がりにくくなってきたなどがあります。


座椅子の症状は、男性に多く、ひじかけをまくらに寝てしまった。
とか、飲んで寝ていてガクリと首が反ってから頭痛がする、などなどあります。

冬場にこたつ+座椅子でうたた寝のパターンも、よく来院されます。
こたつは、座椅子を使わず、疲れたら横にゴロンとなるのがおすすめです。

座椅子は、倒さない、寝ない、使わない、の3ないですね。

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「環境 首・肩」