カイロで健康

まくら (4、横向き、どう?)

横向きの時にまくらはどうしたらいいか考察してみました。

鉤椎関節(ルシュカ関節)

背骨の形状

・首の背骨(首の骨3番から7番)だけに、鉤椎関節(ルシュカ関節)といわれる横向きを制限する関節があります。
この関節の使いすぎ、老化などで変形し神経圧迫をひきおこし首痛や手のしびれを引き起こすことがあります。

・横向きで寝るときは、鉤椎関節(ルシュカ関節)にダメージを与えないようにすることが、重要だと考えます。


側屈は45度で、肩から出る

首の側屈角度

・首の側屈角度は45度で、鉤椎関節(ルシュカ関節)でも可動限界であるといえます。

・首の側屈角度が45度では、首は肩のラインから外に飛び出します。
つまり、横向きで寝るときは、まくらがなくても、、鉤椎関節(ルシュカ関節)には、強い負担はかかりません。


うでまくら・まくら

横向きの時に、まくらは

・まくらなしでも、うでまくらでも、仰向きまくらそのままでも、横に置いたまくらをひきよせても問題ありません。
横向き時は、あまり高さに神経質にならず、首や肩に張りが感じられず楽な体勢でいいと考えられます。

・仰向きと同じように、首元(頚椎部)には、腕やまくらを入れないで頭部を支えるように気をつける必要があります。

首が後ろぞり(後屈)のむち打ち状態にならないようにも気をつける必要があります。

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