カイロで健康

高い枕はよくないんですよね?


年配の方で背中が丸くなっている、円背の患者さんや
猫背でC字湾曲の若い患者さんは、立った状態から見ると、高いまくらが必要に思われます。
しかし、背骨を調整し、仰向き状態で診てみると、高いまくらの患者さんだけでなく、低いまくらの方が合うこともあります。
立った状態で、まくらを決めると、合わないまくらを選んでしまう可能性があり、気をつけなくてはいけないパターンです。
C字湾曲・円背

立っているときのC字湾曲が、仰向きでも背骨が伸びきらず、首と頭が後ろに反返ります。
この場合は、高くて沈み込まないまくらが必要になります。
また、このような症状の患者さんは、横向きで寝るのもおすすめできます。

低いまくらで、背中を何とか伸ばそうと、無理して上向きで寝て、肩や首痛、背中や腰痛を引き起こしている症例パターンです。
まくらが必要なC字湾曲

立っているときは、C字湾曲ですが、仰向きになると、背骨は伸びて、首の湾曲も少なくなり頭は前向きの自然な状態になります。
そのため、低いまくらか、まくらなしが良い状態です。
背骨の柔軟性がよい、姿勢筋の筋力低下、背骨の形状などの理由で、立ったときにC字湾曲に見えていると考えられます。
まくらがいらないC字湾曲

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