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「でも、いきなり外国の学校になんて…」 「お父さんは私とお母さんが一緒にいると、みんながダメになると思ったみたいです。色々な所に預けられました。でも、すぐにお母さんがむかえにきました。」 「お母さんもよく居場所がわかったわね。」 「お母さんは学校の先生だったから、顔が広かったみたいです。だから、お父さんは隣のおじいちゃんに頼んだんだと思います。元々アメリカの人だったから…」 「でも、そんなことに貴女は納得したの？」 「お父さんが…、最後に分かれた時に、きっとお母さんと迎えに来るって。だから、私はそこで必死で頑張ろうと思いました。」 「よく年がバレなかったわね。」 「えっと、すぐにバレました。」 少し笑う。おばちゃんは呆れたように笑った。 「あの時、私に助け船を出してくれた人がいました。その人の紹介で私は同じ学校のガールスカウトに入りました。」
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