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うんちくパート
ハセガワ
ところで政治定期な混乱とかで東欧じゃ未だに栄養状態や |
「チーズの話」 第8話
お腹が空いた。
あれからずっと、手紙を書くか恥ずかしい部分をさすっているだけの毎日。
お腹が空いた。
パンが食べたい。
お母さんのピクルスが食べたい。おばあちゃんのスープが飲みたい。
お父さんが作ったハムが、ソーセージが食べたい。
でも我慢しなきゃだめだ。我慢するために恥ずかしい部分をさする。
何となく心地よくてやめられない。
でもそれはイケないことだった。
叔父様は今まで見たことのない目で私を見た。
わたしは泣きながら許しを得ようとしたけど、叔父様はドアを閉ざしてしまった。
神様。私を許して下さい。許していただけるのならこの身を差し出しても良いです。
お願いですから、許して下さい。