3835d1b9a5-1253536940.png うんちくパート

 ハセガワ
  「もし病気献体からレンネットが採取する事が出来たところで、
  伝統に縛られて動物性のレンネットを求めるような人間が
  病気の子供から採取したレンネットを求めるものかしらね?
   たとえばイリーガルな方法で入手するなら、
  アフリカやアジアとかの発展途上国から採取するのが
  楽な方法でしょうけど白人至上主義で宗教上の縛りが強い人々が
  白人以外の人間の分泌物が混ざった物を口にするかしら?
   東欧の混乱もEUからの資本が投入されれば、
  少なくとも今よりも成年前死亡率は増えるはずよ?
   ガスや石油のパイプラインをロシアに握られているから
  EUがうかつに手を出せないのは分かるけどね。


「チーズの話」  第9話


 それから長い間、叔父様は帰ってこなかった。
 おばさんも口をきいてくれないし、食事も2日に一度位しかもらえなくなった。
 誰も来ない部屋。

 私は寂しさと空腹を紛らわすために、また一人遊びを始めてしまった。
 誰も来ないことをいいことに、私は体中をまさぐって色々試した。
 そして感覚の波に乗ることと、絶頂を覚えた。
 それからはまるで虜になったようにそればかりした。
 おそらく私は悪魔に取り憑かれてしまったのだろう。
 絶頂を迎えるたびに、襲ってくる罪悪感。
 それでも一人遊びをやめられなかった。私は自分の心の弱さを呪う。

 ある日、夜におばさんに身体を拭いてもらって、下着を替える時…
 おばさんが「まるで犬ね」と言った。

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