幸せの魔法の時間はおしまい。 おじさまに連れられて、私はその対価を支払いにいく。
お屋敷を出る日。 晴れていた。 風は冷たかったけど気持ちよかった。 一歩一歩、一分一秒。 義務は私からおじさまを引きはがしていった。
そして突然に私は疑心を抱き、暗鬼を生み出した。 私は考える。 あのときのおじさまの瞳の意味を。
<< Back || Next >>