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地域と住まいにあった断熱性能

断熱材は性能が足りないと光熱費が高くなりますし、無駄なエネルギーを使うことで地球温暖化に拍車をかけたりもします。  また、断熱をしすぎても実際の生活に光熱費の差が余り出ないのであれば、解体時のコストアップにもなるでしょうし、断熱材で被いきった住宅になり「木」の本来持つ特徴ある木造住宅の特徴を無くしかねません。  住まいの形状や間取りによっても最適な断熱方法は変わってきます。例えば、西日のよく当たる家と西日の当たらない家とでは西日対策も変わって当然です。 窓の位置を考えるだけででも断熱性能は変わってきます。 この断熱材の厚みが・・・と言われる場合は「業者の趣味の世界」に付き合わされている以外の何者でもないと感じます。


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木の厚み5センチと同じ断熱性を出すのにコンクリートなら55センチ必要です。なんと11倍の厚みが必要なんですね。

暖房について

暖房しても寒い!

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暖房しても寒いのは、室温が低いのではなく、床・壁・天井の表面温度が低いので、暖房した熱や人が放熱する熱が周囲に奪われていくからです。 そのため、室内暖房を高めても一向に暖かさを感じず、足下が冷えたり、 ゾクゾクと寒気を感じてしまいます。 これでは暖房費がかさむだけで、その上「快適感」を感じることもできません。


輻射暖房(床暖房やパネルヒーターなど)は室温は低くても快適

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輻射熱(床・壁・天井の表面温度)が高ければ室温は低くても身体で感じる温度は高くなります。 輻射熱が高ければ、室温は20度でも十分暖かさを感じることができるので、暖房はさほど強いものを必要としないのです。 壁や天井が「木」のようなものであると実際の温度より冷暖房の設定を押さえることができるのです。 結果、低室温で「心地よい快適感」を得ることができます。 だから、高気密高断熱住宅では24時間冷暖房をした方が光熱費が下がるのです。