=周遊・周航のまちロマン=

“千秋と太郎出会い”

赤い椿の森影に、初恋を思う


近江坂の山深く、
ブナやシャクナゲが生い茂り、
麓にも、実りをもたらします

流れ来る石田川源流のめぐみは
田畑を潤し、

小川に、湖沼にそそぎ、
母なる琵琶湖の葦深く、
鯉や鮒が跳ねて、
清流を鮎が泳ぎます

その昔、
多くの丸子船が帆走し、
湖上や街道を多くの 人々が、
行き交います







   今津から長浜へ、
     竹生島に立ち寄り、長浜へ
       周航の渡り、最大の難所である



自然と人と文化


八丁田 倫

琵琶湖、古き良き時代、
湖西から
、ロマンを語る

=今月の情報(新着)=
http://www.oideyasu-kosei.com/
















 

「琵琶湖周航の歌」ルーツ
     21世紀に語りかける、歌のこころ・・・ 

太郎・千秋の運命的な出会いを探る=

昨日は 猛烈な順風で殆ど漕ぐことなしに・・・
・・・今夜は この今津に宿る」

友人に宛てた太郎のハガキ
(大正6年6月28日今津郵便局消印)


 

大正4年音楽雑誌「音楽界」へ、
千秋の「ひつじ草」投稿メモ

近日、更新予定!
「太郎と千秋の人物像」
この歌が生まれる瞬間に物語は生まれた・・・

平成5年春、歌が生まれて75年目に行われた「琵琶湖周航の歌開示記念事業」 において、
新潟県中蒲原小鹿村字大鹿(現・新津市)、歴史地理学者、吉田東伍次男、
吉田千秋の投稿メモは、安田歴史地理研究会の旗野氏らによって世に出た。

このことによって「琵琶湖周航の歌」が、 小口太郎の歌と吉田千秋の曲の
必然とも思われる偶然に、

大正6年夏、琵琶湖で太郎の手によって合体したものであることが物的証明された。

赤い泊まり火(旧制三高寄贈)


周航記念碑(今津港)

この歌が誕生して75年もの歳月を経て、
今津の浜辺で太郎は漸く千秋に巡り会った。
今津では二人の巡り会いに、
少し役立てたことを、喜びました。

=新着コラム記事= 
平成12年6月25日付け
盛況の内に「琵琶湖周航合唱祭」
終わる!
全国から合唱グループ33団体(約1000名)が参加、延べ参加人数約2000名が、
今津文化会館終日コンクールを楽しみました。
自由なアレンジで歌う
「琵琶湖周航の歌」
持ち歌
「自由曲」の2曲を歌いました。
コンクールでは今年初めて200人参加の
今津中学校が金賞を受賞しました。
審査員特別賞に高島手話サークル「Te To Te」が選ばれるなど、
厳しいコンクールと楽しい歌声を評価した、
ユニークな合唱祭として今後に期待したいところです。


=トピックス=
当日は三高OB会から海堀事務局長や野呂氏など数名がお見えになり、小口太郎の甥に当たる長男太郎の三男秀雄の長男「小口博義(ひろよし)」さんが東京から来られ、ルーツ研究家飯田忠義氏と共に一日を過ごされました。
以下に、記事報告いたます。

左から、飯田忠義氏、管理人、小口博義氏
   (前日「丁子屋」にて歓談)


<初めての金賞受賞に大喜びの
           今津中学校三年生>


審査員特別賞 手話の歌グループ 「Te To Te」

から、飯田氏、海堀氏、野呂氏、小口博義氏
『琵琶湖周航の歌』そして「琵琶湖にまつわる想い出」日々の暮らしの中で経験したこと、
伝えたいこと、聞かせたい物語、環境や自然、歴史や文化、
暮らしにまつわる思いや想い出をお聞かせ下さい!

いずれ掲示板を作成しますが、
今のところ
質問、発言は管理人まで、お問い合わせ下さい。

<ホットニュース>

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☆ヴォーリズが描いた、夢のまち湖西!

    =ヴォレスさんの抱いた夢、キリスト教実践的布教の歩みを知りたい=


近江八幡をその拠点にした布教活動は多岐にわたり、
ウイリアム・メレル・ヴォーリズの人格的、能力的内容から、建築設計技術を持ってして琵琶湖周辺県下だけでも、
約90件の建築に関わってきた。

一方ではメンソレータム(現、メンターム)の販売にも
精力的に取り組み、一般の住民との接点を保ちながら、
教会建設にも努力し、
現存する県下のキリスト教教会の
多くを残した。

 今津教会はもちろん、彼が最も意欲的に活動していた
頃の建築であり、今津ではその後、
深清水の託児所(清心保育園の前身)から
愛隣保育園などの幼児教育分野、また現在の今津病院
近江愛隣園(前、結核病院)の設立にも寄与し、
ヴォーリズは今津で、その夢の実現を実感したのではないだろうか。
湖西にはそのほか旧朽木郵便局、大溝協会などの建築があり、彼の湖西での歩みだけでも誠に夢おおきものである。

 
何よりは、彼が伝えようとしたキリストの精神が湖西の住民の意識の中に、今も息づいていることではないだろうか。




 百三十三銀行(旧滋賀銀行)

 今津教会(今津幼稚園)

  旧今津郵便局


  (旧今津郵便局長)前川利平邸

今津の四つのヴォーリズ建築は、
ある意味では彼の実践的布教活動の
証 しとも言えるのではないか?
幾つかの証明を必要とするものの、
彼の建築設計の素晴らしさとともに、

今一度思い起こすべきは、
彼が抱いたロマンであり、
夢ではないだろうか?

そしてまた彼の湖西での足跡に、
多く関わった湖西の人々、前川利平、半田牧師、その周辺の人々はじめ、岸本清夫氏はじめ今津病院設立に至るまでの多くの人々の献身的な関わり、
今後、すべての真実を解きながら、
ウイリアム・メレル・ヴォーリズの
側面的な人物像を解き明かしたい。

「旧今津郵便局の造り!」近日公開

 

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☆鯖街道・湖上の往来!
  =丸子船から太湖汽船、塩の道、税の道、道の駅「今津港」を通う人々=


   今津港桟橋に停泊するの太湖汽船


昭和11年、広告に掲載された航路地図
西岸には江若鉄道
湖上には航路が 描かれています。

岸田釣具店裏、
今はもう石垣だけになった今津港の桟橋

琵琶湖汽船、江若鉄道史は関係者のご協力により、
 今後詳しくご紹介して参ります!

江戸時代初期から明治初期にいたる丸子船の繁栄は、今津港に於いては大津港に次ぐ  船舶保有数を誇り、古来の鯖街道は明らかに近代、今津港を経由した。

明治十四年頃、琵琶湖上での汽船の発達はめざましく、多くの汽船会社が存在し、 明治十五年の太湖汽船会社創立、明治十九年の南湖汽船会社の創立以来、 昭和二年の琵琶湖鉄道汽船株式会社の設立に至る歴史とともに、 湖上交通は華やぎました。
以後、大正9年2月に江若鉄道(株)創立以来、昭和6年1月に近江今津駅にまで達した。江戸の終わりから昭和にかけての今津町の街並みの形成は、交通網の発展と共にその繁栄をもたらしたと言えるでしょう。

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☆古代仏教の足跡「日置前廃寺」!
  古墳時代、大和政権、万葉の香り漂う「葦海の郷いまづ」=



            平成11年4月現地見学



      金堂のものと思われている「礎石」




              「乱石積基壇」

                    「軒丸瓦」



      天女の飛天の一部と見られる「彩色壁画片」



白鳳時代(七世紀末頃)に創建されたとみられる古代寺の発掘が始まりました。


「日置前廃寺」遺跡から出た彩色壁画片には、天女の飛天の一部と見られる彩色が鮮やかです。


      


 

 近日その後の発掘経緯をお知らせします!

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☆自然と人が住み分けるまち!
    =近江坂、ブナの山々、街道の自然=


    ブナの大木


全行程11キロのハイキングコース


手前は私の息子

自然観察会や冬2月の「ざぜん草」の様子もお知らせします!

今津町はじめ、湖西の自然を観察し、ご案内します。
ご希望あれば、管理人までお知らせ下さい!

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2001.12.8  「日本の第九」は
            第10回を終えました!

     2003.1月
    リニューアルする第九演奏会が始ます!

    「第九のベンさん」は、 
     今津町
「ベンちゃん」
     小浜市
「ベン吉」をつなぐ東員町の兄貴分です。
                         これからも、よろしくね・・・


   第九のベンさん



大阪音大・松尾昌美教授指揮

「わがぁ〜ぁ、ともぉ〜よ〜!」
 
=葦海の郷合唱団よ永遠に=


「日本の第九」に集う友よ、
21世紀は、日本語で歌いましょう。
新しい世紀2001年に希望と期待を胸に、多くの人々に呼びかけます!



湖西の第九は、
今年で第11回の「日本の第九」です!

誰でも歌えます。
口パクでもいい。
一度は歌ってみたいと思っている人なら、
何処からでも参加しましょう。

世代、性別、地域などは問いません。


2003.1月に11回を開催します!

「日本の第九」の作詞、なかにし礼のコメントから!
「日本語で歌うことで、
必ずやその歌声は「炎」(ほむら)となって、
新しい世紀、日本人の「第九」とならんことを!」


(葦海の郷合唱団への入団、お申し込み先)
今津東コミセン  (0740-22-3222 or 22-1764)
メールアドレス   k-hirobe@mx.biwa.ne.jp 詳しくご案内致します!

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☆管理人の気まぐれページ!

*八丁田湿原のご案内


         八丁田湿原の自然観察


        羊の刻にそっと開く「ひつじ草」

琵琶湖周航の歌の誕生にまつわる
太郎と千秋の運命的で奇跡的な出会いに魅せられて、
私のペンネームは、千秋の原曲「ひつじ草」(睡蓮)をキー ワードにしました。
琵琶湖周辺では今やもう殆ど見られなくなった原種に近い睡蓮の一種「ひつじ草」は、
今津では饗庭野、俵山の裏の湿原「八丁田」に だけ原生しています。
名前の由来から、毎年六月から十月にかけて、
決まって羊の刻に咲くと言うこの花に、思いを込めて、
八丁田湿原に人知れず可憐に、それでも凛と咲 く一輪の<羊草>に文字って、
ちょっと格好を付けて
・・・・・「八丁田 倫」 (はっちょうだ りん)・・・・を頂きました。

このページでは、時折更新しながら「ひつじ草 」の様子をお届けします!
古き良き時代の水環境、自然環境を思い、絶滅しようとする植物や小動物を探り、
21世紀に生きながらえさせ、育てることも大切ですね!

<ご意見お聞かせ下さい>
(E-mail) 
     k-hirobe@mx.biwa.ne.jp  <管理人>  八丁田 倫(弘部健次)

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付録だ・・・っせ!

今津町まちづくり情報聞かせます!
「今津町第四次総合発展計画」に関わる、
まちづくり研究会の住民座談会の意見集約です。
一人一人の地域住民が、今何を考え、何を望んでいるかが聞こえます!

 まちづくりアンケート

ミニ座談会

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