銚子ガ口岳 1991年5月23日

 

今回は、永源寺の奥、神崎橋に車をおいて、近くの登山口から、銚子が口岳を 目指しました。 
前の2回が、沢に沿った登山道であったため、今度の登りは、あえて、尾根道 (北尾根と言われているようです)
の方を選びました。 

沢の場合は、ルートを失わないよう目印のマークや、テープを捜すのにものす ごい神経を使うため、肉体のみなら
ず精神的にもかなり疲れるのですが、(読図に自信があればそんなこともない のでしょうが・・・)今回は、
比較的歩き易い一本道をひたすら登って行くということで、気分的には非常に 楽なものがありました。  

何種類かの小さな花を見ながら、今日も気分は最高です。

銚子が口岳(1076.8m)に到着したのは、登り始めて3時間後。どうも 、ガイド地図にあるコースタイム
より確実に1時間は余分にかかるようです。うう・・・、情けない。

ここではともに男性1人女性3人という組合せの2つのパーティーに会いまし た。
1組は、名古屋から、わざわざこのあたりのシャクナゲを見にきたといことで した。5年に一度しか花が咲かない
とおっしゃっていましたが・・・。
もう一組もやはりシャクナゲがお目当てのようでしたが、こちらは滋賀県の草 津から。 

言われてみるとなるほど、シャクナゲの花があちこちにみられ、群生していれ ばさぞかし美しいだろうと思います。
小生の住む日野町鎌掛には、本シャクナゲの群生地があり、天然記念物になっ ています。  

頂上を少し下った所からの眺めが良く、東側から北にかけてはかなり奥まで見 通すことができました。
霞がかかったような天気が少し残念でした。  

しばらく昼寝をして下山。帰りは、別のルートで須谷川に沿って紅葉尾に出る 道を選んだのですが、正解と思った
のは、たくさんのシャクナゲが目を楽しませてくれたうちだけで、1時間余り 歩いたところで、それ以上下ること
が出来なくなってしまいました。 

途中から目印がなくなり、おかしいなと思いながらあるいていたのですが・・ ・。

仕方なく登りに使った道へ戻ることにして、予定より2時間あまり遅れて下へ 着きました。  
思いがけず7時間余りの歩行時間になり、ややグロッキー。  

しかし、この山は、道標がしっかりしている方で、危ないところもなく見晴ら しも良いので、結構おすすめだと
思います。  


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