ヒメサユリ咲く越後の守門岳浅草岳

【日 時】 2009年7月4日(土)
【行き先】 越後守門岳
【天 気】 曇り
【メンバー】 Keyさん、まささん、DKさん、シャラ

【コース・タイム】
 保久礼小屋駐車場   7:20  
  (スタート)
 大岳           9:30
 青雲岳         11:05   
 守門岳頂上   11:35  12:10  
 大岳          13:25
 保久礼小屋駐車場 15:20
  (ゴール)
今回歩いたトラックログ
保久礼小屋駐車場で準備
保久礼小屋駐車場出発
 囲炉裏村のkeyさんが、ヒメサユリの咲く越後の名山守門岳、浅草岳の計画をアップされた。募集人員は3名で運転を代わってもらえる人が良いとのこと。ヒメサユリは、家で鉢植えで育てていて、存在は知っていたが、まさか自然に咲いているのを見に行く企画があるとは・・・ということで、日程もなんとか大丈夫なので、取りあえず参加申込をした。守門岳、浅草岳が何処にあるのか知らなかったが、関西からはかなり遠く、新潟県と福島県の県境の山のようだ。
保久礼小屋横通過
登行開始
 すぐにメンバーは決定したようで、かつて北八に一緒に行った事のあるまささん、と今回初めてのDKさんという4人のメンバーになった。コースはKeyさんが大阪を前夜の21時に出発とのことで、名神、北陸、磐越の高速を行くとのことで、私は昔よくやった多賀SAから乗せていただくことにしていただいた。
小休止の風景
ぬかるんだ赤土の登り道1
 まず最初の山、守門岳への登山口、保久礼の小屋駐車場に着いたのは真夜中を過ぎていたが、小屋で少しでも仮眠をということで、なんとか1.5時間眠る事ができた。そして6時に起床、出発準備に手間取り、スタートは7時20分となった。
ぬかるんだ赤土の登り道2
大岳到着
 最初の目標は大岳、そこまでの道のりは長く、しかも赤土のぬかるんだ道だった。この時期この山域はどうしてもこんな状態になるようだ。まだ天気が曇っていて、カッパを着なくていいだけましなようだ。大岳まで2時間余の登りはつらかった。花もそれほど目立ったものはなく、大岳手前になってやっと咲いているヒメサユリに出会うことができた。
稜線歩き開始
ヒメサユリを撮りながら1
 そして大岳から守門岳頂上に至る尾根道は、一端大下りのあと登り返しがあったが、苦にならないほどいろいろな花に出会うことができた。ヒメサユリもコース脇にたくさん咲いていてくれた。後で気がつくのだが、浅草岳と比べるとちょっと色が淡いようだった。みんな花を撮りながら進むのでどうしてもペースは落ちた。
ヒメサユリを撮りながら2
ヒメサユリを撮りながら3
 それにしても、こんな綺麗な百合を見ながらの山歩きはなんて贅沢なんだろうと思った。この百合は新潟県、福島県、山形県でしか見られないようだ。遠くまで見に来た甲斐があったというものだ。
ニッコウキスゲの下り道1
ニッコウキスゲの下り道2
 さらに進むと、今度はニッコウキスゲの群落に出会った。ピンクのヒメサユリに、黄色のニッコウキスゲ。天気はかなりガスってきて視界も悪くなってきたが、まったく気にならない素晴らしい稜線歩きのコースだと思った。
ニッコウキスゲの下り道3
青雲岳到着
 視界の悪い中、到着したところに、青雲岳という標識があった。何名かがベンチで休憩されていた。こちらも小休止して一時傘を出したが、すぐにやんでくれた。このあたりから、守門岳頂上にかけては、湿地となっているようで、木道が施してあった。これもなかなかいい雰囲気だ。
守門岳手前の湿原地へ
守門岳手前の湿原地の観察
 湿地の中で、Keyさんが探しておられたトキソウを見つけることができた。頂上でお昼にした。あいにくの天気なので眺望は良くない。単独で記念写真を撮ってもらった。標高は1,500mを超えている。それは私の滋賀県の最高峰の高さをかなり超えている。
守門岳頂上
保久礼小屋駐車場帰着
 帰りは同じ道をピストン。それが一番の近道らしい。ただ、大岳から駐車場までのぬかるんだ赤土道は良く滑った。どうしても踏ん張って歩くため、足や膝に負担がかかった。登りよりも厳しい長い下り道だった。それでも3時過ぎには下山でき、風呂に入って、明日の浅草岳登山口の駐車場にテントを張ってKeyさんが準備してくれて、焼き肉宴会をした。最高に美味しかった。
守門岳で出会った花の記録
翌日浅草岳の記録へ