五十二号 |
連載五百回おめでとうございます。 表紙に並ぶETUの主要メンバーを見て、ジャイキリはリーグジャパンの、ETUの物語なのだと思いました。村越さんや後藤さんは単に身長で表紙に選ばれたのではなく、今後活躍する場面があるのだと信じたいものです。 175cmの達海さんよりも、174cmの椿くんの方が背が高い気がするのは、私の目の錯覚でしょうか。まだ二十歳ですし、文字通り心身ともに成長しているのかもしれません。 花森さんが倒されたにも関わらず、ノーホイッスル。選手たちが日本語で抗議します。岩淵さんがイエローカードを出されたのは、言葉の壁があっても審判が「オイル」や「マネー」という単語を聞き取ったせいかもしれません。 いまいち存在感の薄かった江田さんが、この試合で「岩淵さんの宥め役」というポジションを確立しつつあります。岩淵さんについて、達海監督は「ゴール前で冷静」と評価していますが、彼のフォローに回っていたアレックさんや、後半戦が始まる前の円陣での八谷さんへの態度を思い返すと、実は岩淵さんはキレるとおっかないので(過去に何かやらかした経験あり)、自制しているのではないかとも思えてきます。 中東の笛と観客席と、暑さによるスタミナ切れ。おまけに一点リードされているという窮地ですが、それらを打ち破れるのがスターの条件であると思いますし、ブラン監督がどのような交替カードを切るのかにも注目したいものです。 |
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五十一号 |
騒ぎすぎてコーチにたしなめられてしまうマチュー監督。チームが落ち着いて守備に徹しているのとは対照的にマチュー監督がうるさいのは、単なる彼の個性なのか、UAE代表の弱点となるのか判断に迷うところです。 椿くんが感じた「一点差以上の余裕のような物」の正体が気になります。ジャイキリの世界では、いくら何でも審判にオイルマネーという事はないと思うのですが、「中東の笛」はありそうな気はします。 達海監督の「一仕事してもらいたい」という要望に応えるかのように、チャンスを作った椿くん。鹿島の江田さんともコミュニケーションが取れているようです。 シュートを撃とうとした花森さんが後ろから倒されました。これでPKを獲得できたならば、流れは大きく日本代表に傾くはずです。 椿くんはピッチでアイディアを見せましたが、黙って試合を観ている窪田くんも気になります。彼は周りの雰囲気に影響されるタイプではありませんし、ピッチの外にいるからこそ、気づける物事があるのかもしれません。 記念すべき連載五百回で、クボバキコンビの、それが無理なら椿くんの活躍が見たいものです。 |
五十号 |
俺はやるぜ。俺はやるぜ。 古谷さんに代わって後半から試合に出場することになった八谷さんの気合の入りっぷりに、獣医漫画に登場したハスキー犬を思い出してしまいました。代表で活躍して川崎にネルソン監督の銅像を建てるという、壮大な目標を持つ八谷さん。エースとして長く活躍したブラジル人選手の銅像を作ろうとしたものの、その選手が別のチームに移籍してしまったので計画が頓挫した川崎の話を思い出しました。 【朗報】有里ちゃんスカート確定。彼女が大人になってからスカートを履いていたのは、単行本一巻に収録されている第二話のみだったと記憶しています。問答無用で達海さんの引っ越しを手伝わされた苦い経験から、彼女は動きやすいズボンを履くように心がけていたのかもしれません。 ですが、あまり丈の短いスカートだと、ETU生活指導部の皆さんからチェックを受けそうです。学生の時から、有里ちゃんは制服の着方やメイクの事で色々と口を出されていたイメージがあります。 川崎の選手はこんなんばっか。八谷さんの熱い言葉に拍手を送る星野さんを見て、越後さんがものすごいイメージを持ちつつあります。近藤キャプテンはチームのまとめ役なので、比較的落ちついていると思うのですが、話している場面が少ない人物なので、思いこみは禁物です。 岩淵さんが八谷さんの言葉に怒りを示しています。アレックさんが大慌てで宥めていたシーンもあるので、実は喧嘩っ早くて、口数が少ないのも語彙が物騒な方向に偏っているという自覚があるからなのかもしれません。 合宿で調子が上がらなかった椿くんを「全然大したことない」と酷評した桐生さんが、「狙えそうなら迷わず打て」とアドバイスしています。椿くんを認めてくれる人が少しずつ増えていくのは嬉しいものです。 後半開始早々チャンスを作った日本代表。ピッチの椿くんはもちろん、窪田くんや夏木さんが投入されるタイミングも気になります。 |
四十九号 |
日本が攻めるもゴールは生まれず前半終了。ホイッスルが鳴る前にピッチに倒れた花森さんが心配です。 アジアのトップを目指すという情熱と、ホームなので環境に慣れているUAE。中東の温度がロッカールームにもたらしたのはサービスシーンでした。 監督であるブラン監督が上着を脱いでいる上に、選手たちも半裸だったりシャツ姿だったりと、鍛えられたアスリートの体を見せつけています。 乳首が隠れている人と隠れていない人の差が気になって仕方がありません。東京ダービーに勝利した後、ロッカールームで荒ぶっていた村越さんは、タオルで巧妙にガードしていましたが、モーニングの編集部やツジトモ先生的に「見せていい人と駄目な人」がいたりするのでしょうか。 荒れる星野さんを宥めるブラン監督。口調や表情で、言いたいことが伝わっているのだと思いますが、実はブラン監督は通訳さんに内緒で日本語を習得しているのかもしれません。 一方、UAEのロッカールームでは、ブラン監督の過去が明らかにされていました。攻撃的なサッカーで人気を集め、下位クラブを上位することはできても、ヨーロッパではタイトルに恵まれなかった。「ヨーロッパでは」ということは、例えばアジアやアフリカではタイトルを獲得したことがあるのかもしれません。 百獣の王はいざという時、鋭く獲物に飛びかかる。試合開始前の発言といい、この試合のキーワードは獣なのでしょうか。 |
四十八号 |
巡ってきたチャンスは逃さない。椿くんが起点となって日本代表が攻めますがゴールには至りません。 マチュー監督が「2度の決定機を防いだことは流れはコチラにある……といえなくもない」と考えています。「流れはコチラにある」と断言できないところが、彼の監督経験や、決してUAEが優位には立てていない証のように思えます。 城島さんのファウルがきっかけでUAEにフリーキックが与えられました。キッカーのイスマイールさんは「俺に王位を明け渡す儀式」とまで花森さんを意識しまくっています。 イスマイールさんは国の英雄で、UAEに対するサッカーのイメージ(中東のスポーツと言われても、馬の代わりにラクダに乗るポロぐらいしか思い浮かびません。大富豪の家にはプールがありそうですが)を変えたいという野心もあります。ただ、日本代表は花森さんだけのチームではありませんから、ノーマークの日本人選手、クボバキコンビや夏木さんに足元をすくわれる可能性もあります。 イスマイールさんのゴールでUAE先制。ブラン監督の険しい表情を初めて見たような気がします。 |
四十七号 |
スタメン出場したにも関わらず、椿くんが「消えている」現状に憤る有里ちゃん。達海監督はUAEが予想外だった古谷さんのボランチ起用に短時間で対策していることと、監督と選手が強い信頼関係で結ばれていることを指摘します。 花森さんと志村さんを抑え込む。イスマイールさんが花森さんに勝てばアジアのナンバーワンプレイヤー。UAEの選手にとっては分かりやすいので、モチベーションも高まっているのでしょう。 マチュー監督にボールが鳩尾に直撃。ゴール裏のサポーターが肋骨を骨折したという話を聞いたことがあるので、サッカー選手が蹴ったボールには注意が必要です。近くにいたにもかかわらず、試合に集中していた椿くんには、この惨劇は見えていなかったようです。 越後ちゃんのバカ! パスミスしたチームメイトに文句を言いたくなるのは分かりますが、秋森さんの発言が小学生レベルです。ですが秋森さんは、持田さんを「持田テメー、コノ野郎!」と罵っても、バカやアホとは口に出さないと思います。 日本代表の黄金世代と呼ばれる同年代の選手たちの人間関係が個人的に気になるので、椿くんにはアジアカップ中にそのあたりを追及してもらいたいものです。 花森さんを「寝ぼけたツラ」と言う城島さんと、椿くんを「猫かぶり」と評する達海監督。犬だったり猫だったりと椿くんは忙しいですが、その足でピッチを存分に、よそのクラブの代理人に見つからない程度に駆け回って欲しいです。 |
四十九巻 |
描き下ろしのオマケ漫画を読む前に、謎の生き物の正体に気づいていた人はどれくらいいるのでしょうか。
私は「アジアカップの舞台は中東→砂漠→ターバンを巻いたおじさん→レッドスネークカモン」と「アジアカップの舞台は中東→砂漠→神様になるぐらい猫が偉い(バステトはエジプトの女神ですが)」という連想を頭の中で合体させた結果、あの不思議な生き物は、日本代表が対戦した国、あるいは中東のクラブチームのオフィシャルマスコットではないのかと予想していました。 グーグル先生は有能でした。タッツェルブルムは猫のような上半身を持つ個体と、上半身もヘビの形をした個体が目撃されているそうです。 窪田くんのUMA好きがきっかけで、ジャイキリが老舗のオカルト雑誌とコラボする可能性がでてきました。パンダの恰好をしてもパッカ君は河童ですし、単行本十二巻の持田さん(モーニング掲載時はカラーでした)の笑顔はサッカー漫画の登場人物とは思えませんでした。しかし自分で書いてはみたものの、コラボ内容がまるで想像がつかないので、ツジトモ先生個人のお仕事(UMAのイラストやインタビューの掲載)なのかもしれません。 岩淵さんは歌が上手で綿谷くんの彼女は人気女優で、桐生さんはゲーム狂。遠征に携帯機ではなく据え置き機(コントローラーの形を見るに、プレイしているのはPS3だと思われます)を持ちこんでいるあたり、かなりのガチゲーマーだと思われます。 スポーツ紙の見出しっぽい帯に「ETU広報」ではなく「有里ちゃん」と書かれる有里ちゃん。日本からブラン監督にプレッシャーをかけることに成功した彼女ですが、ヨルダン戦での「あのキーパーウチで獲るか」発言は、GMである後藤さんが現地入りしていたからこそ出てきたものなのかもしれません。 「後藤さんUAE行くんだ。良さそうな選手がいないか探してきてよ」「お使いのついでみたいに言われても……」というようなやりとりがあったのかもしれません。 |
四十六号 |
ブラン監督とマチュー監督はフランス人監督ということは共通しているものの、直接の関わりはなかったようです。 育成年代で結果を出してきたものの、リーグ・アンでは二クラブ続けて一シーズンに満たずに解任されていたマチュー監督。監督をクビになり、新しい仕事を探さなければならない状況でも、あるいはそんな状況だからこそ、ビーチでバカンスをしている彼の姿にフランスの文化や国民性を感じます。フランスはカップル文化が強い国だと聞きますが、この時点でのマチュー監督は「お一人様」だったようです。 ETUと契約を切られた選手時代の後藤さんや、イングランドで選手生命を断ち切られた達海さんは「海に行こう」とは考えつかないでしょうし、仮に誰かに海に連れていってもらったとしても、水着は持って行かないと思います。もしかしたら、山奥の温泉旅館には行くかもしれませんが。 UAEのクラブからオファーがかかったマチュー監督。中東でも育成年代を指導する手腕は評価されていたようです。 日本の育成年代は、学校の部活や文武両道(テストの成績が悪いと練習に参加できない)を求めるクラブユースのように、教育と切り離せない部分がありますが、外国の育成年代はどのようなものなのか、私には分かりません。UAEという習慣も文化もフランスとは全く異なる国で結果を出せたマチュー監督は「本物の才能」を持つ監督だったのでしょう。 イスマイールさんは二十一歳。育成年代からマチュー監督の指導を受けたと思われますが、あの特徴的すぎる髪型が気になります。地毛なのか、それともファッションなのでしょうか。 |
四十五号 |
連載再開。単行本作業に加えて、コラボグッズの作成が二週間休載の原因だったのでしょうか。 マリナーズの古谷さんがボランチの位置にいます。監督交代の影響か、最近の古谷さんは チームでもボランチとして試合に出ていたそうです。 中国戦での古谷さんのCB起用はダミーだったのではないかと議論するメディアの皆さん。代表監督とクラブ監督とでは、やはり選手起用の方法も違うようです。 UAEの監督はフランス人のフランソワ・マチューさん。日本のシステムを「予想通り」と豪語する彼ですが「俺を子供扱いしていると足元をすくわれる」というモノローグから察するに、ブラン監督とは因縁があるようです。指導者としてのキャリアが長いと、このような関係ができるものなのでしょうか。達海監督も指導者を続けていけば、いずれはブラン監督のような人間関係を作ることになるのかもしれません。 日本はイスマイールをマークし、UAEは花森さんをマークする。今のところゲームに絡めていない自覚がある椿くんがどのような動きを見せるのかが楽しみです。 |
四十二号 |
散々犬呼ばわりされていた椿くんですが、物の考え方まで犬っぽいことが判明しました。「監督に誉めてもらいたい」という気持ちは大事ですが、人間の役に立ち、褒められる事を喜びとする「働く犬」のようです。 椿くんを最初に犬呼ばりしたのは王子ですが、持田さんはプレシーズンマッチで椿くんのことを「動物みたい」だと評価しています。それと同時に「この世界は厳しい」という忠告もしていましたから、この時の持田さんの意識の中では、自分は食う側(肉食動物)で、椿くんは食われる側(草食動物)だったのかもしれません。 犬は雑食であるという説と肉食であるという説がありますが、肉を食べる獣であることは間違いありません。椿くんは瞬く間に成長したのですが、ブラン監督の「獣」という表現に志村さんが疑問を唱えました。 達海さんのミーティングを蟹に例えたり、日本代表をトリケラトプスに例えたりと、志村さんは窪田くんとは別の方向で生き物が好きなのかもしれません。大分のマスコットを前にした時、彼がどんな対応をするのか楽しみです。トリプンは間違いなくリアクションに困っていると思うのですが。 椿くんのスタメン出場に沸く日本の皆さん。コータ君には夜更かしのお許しが出たようです。時差と眠気に負けてロシアW杯をほとんどリフルタイム視聴できなかった私は、彼の爪の垢を煎じて飲んだ方がいいのかもしれません。 A代表のスタメンを勝ち取れる選手と、歴史が変わる瞬間に居合わせるスターは違う。藤澤さんはETUでの実績から、椿くんがスターになれると信じているようですが、今までに彼を見守ってきた人々の期待通りに、椿くんは成長できるのでしょうか。 UAEの十番はスーバースターのイスマイール・アブドゥルラッザーク選手。多分フルネームは覚えられないだろうと思うのですが、中東の人々も日本人選手の名前を覚えるのが苦手なので、歌舞伎役者のツイッターがサッカー選手のツイッターと勘違いされるという事態が発生するのかもしれません。外国語の名前は難しいものです。 |
四十一号 |
モーニングの表紙がクボバキコンビに花森さんと非常に豪華です。「ライバルよりも、仲間よりも、強くなりたい。」というキャッチコピーも素敵です。 達海監督は椿くんを高く評価しているようです。「椿は俺が育てた」と言えるだけの実績はありますし、達海監督が椿大介という選手を最も理解していることは間違いありません。 椿くんは中東のスタジアムに緊張していました。中東のアウェーでは、ピッチに爆竹を投げ込まれて客席で発煙筒が焚かれそうなイメージ(管理人個人のイメージです)があるので、日本とは規模が違うという椿くんの発言は正しいような気がします。 花森さんの言葉は心にひっかかるものが多い気がする。心に「残る」や「響く」ではなく「ひっかかる」というのが、花森さんと椿くんの距離と関係性を示しているような気がします。前回では天然を発揮して隣に寝転がってはいましたが、今の椿くんにとって、花森さんは「無条件に尊敬できる先輩」ではないようです。 フットボーラーは勝負に取り憑かれた獣のような人間。ブラン監督の言葉で真っ先に思い浮かぶのは持田さんなのですが、犬呼ばわりされた椿くんや達海監督、そして選手や監督以外の人々も含まれているのだと思います。 負ければ終わりのトーナメントに、椿くんがスタメン出場。彼が達海監督の言葉通りに成長できるのか、そして夏木さんに試合出場の機会があるのか非常に楽しみです。 |
三十九号 |
古谷さんが蒸し暑いアブダビではしゃぐクボバキコンビを何とも言えない表情で見つめています。他の選手にも「お前らこのクソ暑いのにイチャついてんじゃねぇ!」と叱られそうです。 公式ツイッターで予告に使われていたのが、8ページ1コマ目だったので、椿くんと窪田くんに何があったのかと思ったのですが、二人は花森さんの秘密に辿りついていました。 花森けいご選手はサッカー日本代表で活やくするすごい選手です。ぼくと椿くんは、花森選手がなぜあんなに活躍できるのか、調べてみました……。小学生の夏休みの自由研究のようですが、椿くんの観察をして二重人格の研究をしたいと話していた窪田くんならば、試合中とそれ以外でギャップがある花森さんの秘密を解き明かしてくれると思います。 花森さんの両隣に寝転がる椿くんと窪田くん。どこかのスポーツ紙にこのスリーショットが掲載されて、日本の関係者が驚く顔が目に浮かびます。 秋森さんは一歳年上の(はずの)城西さんにタメ口。持田さんがきちんと敬語が使える礼儀正しい青年のように思えてきました。花森さんとクボバキコンビは、先輩と歳の離れた後輩というよりも、大切な人を失った悲しみと孤独を抱えた青年と、成り行きで面倒を見ることになった生き物たち(椿くんは間違いなく足の速い犬ですが、窪田くんはもっと立体的で変則的な動きができる生き物だと思います)に見えます。 後藤さんの過去を知る男久堂さん。時代を考えれば、写真は画像データではなくフィルムなのでしょうが、若いころの後藤さんの写真が見たいです。 ETUのGMとして、椿くんの移籍には否定的な後藤さんと、移籍に肯定的な達海監督。選手の人生だから、チャンスは多い方が良いと考えているのかもしれませんが、選手の移籍に対する考え方の違いもまた、やがて後藤GMと達海監督が道を分かつ要因になるのかもしれません。 UAEの十番のモジャモジャした頭がものすごく印象的でした。日本代表である夏木さんとのモジャモジャ対決はあるのでしょうか。 |
三十八号 |
中国戦翌日のETU。花森さんのゴールばかり取り上げる大手メディアの報道に有里ちゃんはご不満のようです。 クラブハウスのオフィスに眼鏡をかけた営業担当がいます。この人の登場は、スポンサー問題がテーマとなったホーム川崎戦以来かもしれません。 有里ちゃんに「佐藤君の癖に正論言うな」と叱られた佐藤君。チームのエースが試合で活躍したというのは、サッカーを知らない人にとっても、確かに分かりやすいニュースです。 私は有里ちゃんに将来、ETUの会長になって欲しいと思っているのですが、肉親である会長や副会長はともかく、後藤さんや佐藤君、そして達海さん(彼の場合は寝坊などの自業自得の部分もありますが)への態度や、最近のスポーツ界の動きを思うと、パワハラで告発されてしまうのではないかと気が気ではありません。 広報部長がパソコンを使ってネットの記事を検索している……! この人こそがETUの「スタッフの成長」を最も体現しているのかもしれません。 ゴットンGM。王子のニックネーム一覧が更新されましたが、後藤という名字を可愛く、あるいは女性名っぽくアレンジすることは彼でも難しかったようです。王子はUAEの富豪の知り合いに加えて、アラビアンナイトから出てきたようなエキゾチックなガールフレンドがいるようなイメージがあります。 すごい、頑張れ。でも少し悔しい。そんな世良君の思いを否定せず、良い刺激だと語る杉江キャプテン。国を背負う代表というものは、選ばれた選手だけではなく、選ばれなかった選手にも影響を与えるものです。 緑川さんがランニングに参加しています。もしかしたら、ランニング後はまだ別メニューなのかもしれませんが、怪我は順調に回復しているようで良かったです。また試合で彼が活躍する姿が見たいです。 笠野さんは会長就任に向けて挨拶回りなどを行っていた模様。それを知った達海監督は「そのうちまた」と前置きしたうえで「安心してこのクラブからいなくなれる」と発言します。達海監督はすでに、近いうちにETUを離れて新天地に向かう決意を固めているのでしょう。自分がETUを離れても、十年前のようなことにはならないとクラブやその周辺の人々を信頼しているからなのかもしれませんが、頭で理解していても別れは辛いものです。 相変わらずリチャードへの態度が冷たい達海さん。ETUの人々の目を誤魔化すために演技をしているとか、契約を結んでいる代理人が他にいるとかは思えないのですが、実際の所はどうなのでしょうか。 |